博報堂DYメディアパートナーズと博報堂の共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」は、全国を対象とした「コンテンツファン消費行動調査」を今年も実施し、「リーチ力・支出喚起力ランキング」を発表しました。
このランキングは、コンテンツビジネスラボが開発した独自指標となる「リーチ力」と「支出喚起力」を元に、各コンテンツに関心を寄せる人数や市場規模を算出し、その結果を現したものとなります。今回の調査では、最新の全11カテゴリ・計1007のコンテンツが対象となりました。
「リーチ力」で1位を獲得したのは、2016年にヒットし、テレビ放送やセル販売、コミカライズなど多方面に渡る発信が影響を与えた「君の名は。」。また、原作となる漫画だけでなく、劇場映画や多彩なコラボレーションなども評判となった「名探偵コナン」が2位に輝きました。
ゲームとの関連が色濃いコンテンツとしては、「ポケットモンスター」が10位にランクイン。また、複数本のゲーム化を実現している「ONE PIECE」(4位)、「進撃の巨人」(9位)、「ドラゴンボール」(11位)なども顔を見せています。
続いて「支出喚起力」では、アイドルグループの「嵐」が堂々の1位。また、ジャニーズ枠では4位に「関ジャニ∞」も入っていますが、その「関ジャニ∞」を抜き、3位に「ラブライブ!」、2位に「アイドルマスターシリーズ」が食い込みました。
続いて、5位に「刀剣乱舞」、6位に「ドラゴンクエストシリーズ」、7位に「Fateシリーズ」と立て続いており、更に17位には「モンスターハンターシリーズ」も。ゲーム関連のコンテンツが、幅広く強さを見せています。
「リーチ力」で10位だった「ポケットモンスター」は、「支出喚起力」でも存在感を醸し出しており、13位に登場。両ランキングで20位入りを果たす結果となりました。詳細なデータも公開されているので、より深く知りたい方はそちらもチェックしてみてください。
■コンテンツビジネスラボ「リーチ力・支出喚起力ランキング」(pdf)
http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2018/10/20181025.pdf
※リーチ力
そのコンテンツが一年間に到達できる人数を表す指標。コンテンツの力を活かして幅広い生活者に自社商品やサービスを知らせる際に参照。この指標が高いと、キャラクタータイアップ・CMへの起用・PRなどの活用に向いている。
※支出喚起力
コアファンによる、年間の関連市場規模の指標。自社の商品やサービスそのものにコンテンツを組み込んだオリジナルの企画を開発し、コンテンツファンの実際の購買を目的とする際に、どのくらいの売上規模が見込めるかを推計することができる。
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