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5つの視点から見る『Sdorica』の魅力―“Rayark=リズムゲー”を覆すハイクオリティRPG

『Sdorica』をプレイしたライター3名+インサイド編集部員2名が本作をそれぞれの視点からレビュー。プレイを通して改めて感じたその魅力から、大好きなキャラクターの話まで、5つのカテゴリに分けて紹介していきます。

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5つの視点から見る『Sdorica』の魅力―“Rayark=リズムゲー”を覆すハイクオリティRPG
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今春、国内にてリリースされたスマホ向けRPG『Sdorica(スドリカ)』(以下、Sdorica)。デベロッパーは台湾に拠点を置くRayark。『Cytus』や『インプロージョン』などではサイバーでオシャレな世界観を作り上げている他、リズムゲーム『DEEMO』『VOEZ』ではその淡く切ない世界観と、ハイクォリティで独創的なゲーム内容で高評価を得ています。

そんなRayark初となる“ファンタジーRPG”タイトルが『Sdorica』です。全世界での事前登録は200万を超え、多くのプレイヤーが期待に胸を膨らませていた本作。RPGになっても、美しいビジュアルやゲームそのもののクォリティ、独創的なゲーム性は健在で、いままでのRayarkには無かった新たな一面を開拓し、同時にその開発力の高さを改めて認識することとなりました。

本稿では、『Sdorica』をプレイしたライター3名+インサイド編集部員2名が本作をそれぞれの視点からレビュー。プレイを通して改めて感じたその魅力から、大好きなキャラクターの話まで、5つのカテゴリに分けて紹介していきます。


◆メインキャラ全員が主人公!多角的な視点から紡がれる物語がパズルのピースのようにハマる爽快感が味わえる


本作の最大の魅力は30体以上のキャラクターが織りなす壮大な物語。巨大な龍Sdoricaによって支配されていたものの、勇者ヴァンダクティの手によって解放された世界でプレイヤーは“観察者”として、立場、背景、思いを持ったそれぞれのキャラクターの物語を紡ぐことで世界を変えていきます。


例えるなら、重厚な百科事典に書かれた一つ一つの物語を切り取って眺めているようなもの。獣人パンと、ナーヤ、ティカの出会いから始まった物語は、章が変われば物語の中心となるキャラクターも変わります。第2章では熊族の刃(やいば)の視点から、人類と熊族の争いの歴史に終止符を打つために、和平交渉でやってきた「太陽王国」の王女アンジェリアとの出会いを描く、といったように目まぐるしく移り変わります。

シーズン1の流れとしては、広大な太陽王国を背景に、「使命を持つ王女」アンジェリアと周囲の人物との友情、複雑な絡まり合い、忠誠と陰謀、悲しみと希望の物語が描かれていきます。しかし、アンジェリアだけが主役ではないことから、各物語が交差して織りなされることで何が見えるのか、プレイヤーがパズルを完成させた時にやっと分かるわけです。


さらに、メインストーリーのほかにキャラクターを掘り下げたストーリーも用意。キャラクターストーリーもメインストーリーに関係しているため、物語の重要なピースです。壮大な物語の完成に至るまでの絵図を、観察者という特等席で見られるのはプレイヤー冥利に尽きます。(乃木章)


◆全員個性が強い!見た目も中身も魅力的なキャラクターたち


物語は少しずつ異変が広がっていくため、始まりから大きな動きがあるわけじゃない。ともすれば、スロースタートに感じられるはずがのめり込むのは、淡い色彩で描かれた美しいデザインが絵本を読んでいるような没入感が与えてくれること、そして、キャラクターの個性の強さです。


保安官の少女ナーヤと獣人パンは出会い頭からケンカしたかと思えば、助けを求めたルーン学院の女生徒ティカのお使いを手伝う羽目になり、ちゃっかり隊員扱いされる始末。ティカは助けに来た2人に対して「ちょうどいいところに!」と言ったかと思えば、危なくなると「パン隊員!私を守って!」と泰然自若を極めたマイペースを貫き通します。かといって、2人のピンチに「隊長である私が何もしないなんて!」と責任感を持つところもあり、最後は「これにて解散です!みんなありがとう!」と感極まります。これは憎めない。


そんなパンとナーヤはティカを生温かく見守る善人の鏡のようで、ナーヤなどは「あなたの隊員だった覚えはないけどね……」とビシッと言ったかと思えば、「でも、今日はあなたの魔法に助けられたわ。ありがとう!」と感謝します。いやいや、2人がティカのお使いに付き合わされた形ですよね?どれだけいい人なんですか!


キャラクターの個性の強さは、続く第2章の主人公である熊族の刃(やいば)でも変わらず。太陽王国王女・アンジェリアの案内役を命じられたのをほっぽり出して、盗掘にやってきた探鉱者を捕縛しに行きます。結果的にアンジェリアたちを待たせてしまうのですが、「やっと来たか!自分から来ると言っておいて遅刻するとは」と、ちょっと違うんじゃないかな?みたいな出迎えをします。


だというのに、アンジェリアは「もしご気分を害してしまったのなら、謝罪いたします。どうかお許しを。」と頭を下げるのですから、どれだけ物腰低いんですか!と言いたい。刃はとにかく短気でぶっきらぼうな口調ですが、熊族と人類の和平を望むアンジェリアを甘いと叱るものの、「まだガキなんだし、時間と共に成長していけばいいさ。俺もそうだったしな!」と度量の広さを感じさせるところも。しかし、アンジェリア王女は19歳で、刃は13歳という…本当にそれぞれの個性が振り切っていて、見ていて清々しいんです。


ここまで最初の3人やアンジェリアたちを紹介してきましたが、筆者的に一番のお気に入りはシェリーです。純白の輝きを放つ神秘的な翼と髪。憂いを帯びたこの表情がたまらんのですわ。アンジェリアの叔父・セオドアとの関係も見逃せません。性能的にもかなり特異(特にSSR時のパッシブスキル)なキャラなので、仲間にしたらぜひ使ってみてください。(編集部すえなが)


◆シンプルかつ戦略性に富んだバトルシステムを、ぜひご堪能あれ!



『Sdorica』のバトルシステムは、 “ソウル”と呼ばれる3種類のコマの中で、同色のものをつなぎ合わせる」━━基本的にはこれだけを覚えておけばOKという大変シンプルなものです。

それプラス、よりゲームを楽しむために理解しておきたいのが、キャラ固有のスキル。
たとえば前回の魂賦与(ガチャ)の目玉キャラ「アンジェリアSP」の場合、“盾変換”がひとつのキーワードとなっていました。このとは、HPと別で相手の攻撃を防げるパラメーターです。


アンジェリアSPは、まずはソウルを1つ消すことで味方に(攻撃されることで盾を獲得できる)盾変換を付与。次にソウル2つを消すことで盾を持つ仲間のスキルを発動させることができたり、ソウル4つを消すことで盾変換を持つ仲間のスキルを発動できたたりと、非常に連動性のとれた性能のキャラでした。

また、この盾が付与されることで性能を発揮できるキャラもいるので、バトル前のパーティ編成から頭を悩ませてしまうわけですが、それがまた楽しいんです。組み合わせ次第で、育成が進んでいないキャラでもコンボを絡めて活躍できますよ。

シンプルだけどやり応えも十分な戦略性を持つ『Sdorica』。そのバトルシステムを、ぜひ体験してみてください。(哲太)


◆オーケストラサウンドとリッチなグラフィックで、幻想的で美しいファンタジー世界が描かれる!



本作では、Rayarkがこれまで『Cytus』や『Deemo』といったリズムアクションゲームで培ってきたこだわりの音楽とグラフィックも魅力です。音楽は『Deemo』のストーリーBGMを手がけたスタッフにより、フルオーケストラで収録されています。静かな旋律に力強い重低音が合わさったオーケストラらしい多彩な音に満ちており、小さなスマホの中に壮大なファンタジー世界を豊かに演出しています。バトル音楽は躍動感がありテンションが上がる雰囲気、メニュー画面はこれから始まる冒険をわくわくさせるような徐々に盛り上がるメロディになっているなど、聴かせる音楽が多いことも特徴ですね。筆者もしばしばゲームをプレイする手を止めてじっくり聴いてしまいました。


グラフィックは絵本のようなタッチです。キャラクターの頭身はやや低めでかわいらしい印象ですが、服の柄や装飾品など細かな部分まで丁寧に描かれているので、思わず見入ってしまうデザインとなっています。背景は2Dですが、美しい風景を組み合わせてまるで奥行きがあるように表現されているのが特徴。遠くの木々や風にそよぐ草木など、オブジェクトが柔らかく動くとともに、降りしきる雨などの演出が入ることで、季節感や温度感を表現しています。


物語で足を踏み入れるのは、明るく爽やかな平原だけではありません。水晶がきらめく暗い洞窟や、荒れ果てたスラム街にも訪れることがあります。暗く不気味な場所ですが、エフェクトや巧みな色使いにより、妖しい魅力や独特の寂寥感を醸し出しされています。プレイヤーは様々な物語を通し、幻想的で美しく、時に恐ろしい、生き生きとした世界を冒険していくのです。(カミヤマ)


◆各キャラの多彩なアニメーションや、その魅力を引き出す声優陣の演技力を見逃すな!



『Sdorica』は、プレイアブルキャラ全てに3種類以上のデザインが存在します。また、立ち絵姿とバトル中ではそれぞれ違った味のグラフィックを堪能できるほか、キャラたちはストーリー進行中も内容に合わせて軽快に動いてくれます。待機・攻撃・移動モーションなどは、キャラクターごと個別に設定。そのため、ぱっと見ただけでも個性がわかり、すぐにお気に入りのキャラクターに出会えるでしょう。


さらに本作の美術ディレクター・TEE氏らの力による、レアリティや衣装ごとに異なるキャラのデザインはぜひ注目してほしい一作となっていますね。

そんな見ているだけでも楽しめる本作。さらにさらに、彼ら彼女らの魅力を引き出しているのがCVを担当している声優陣の皆さんの演技力の高さであることも忘れてはいけません。


経験と実績の両方を積み重ねてきたベテラン・中田譲治氏演じる熊族の族長・砕牙、幅広い役どころを見事にこなす悠木碧さん演じる天真爛漫で元気一杯な女の子・ティカ、福山潤氏と新たに事務所を設立し、さらなる活躍が期待されている立花慎之介氏演じるルーン学院の学院長・シエルなど、その演技力や注目度の高いキャスト陣がずらりと顔を並べています。

キャラの個性をあらゆる角度から楽しめる『Sdorica』は、一度始めると大きな愛着を抱かずにはいられない作品となっていますよ。(編集部やまさき)




と言うように、様々な魅力で構成されている『Sdorica』ですが、この度、新モード「アンサンブル」が追加されました。このモードでは他のプレイヤーと協力し、クエストに挑むことができます(こちらの記事もご参考ください)。つまり、『Sdorica』を“マルチプレイ”で遊べるということです!


「アンサンブル」では、クエストの開始前に、まず3人で分担して3つのチームを編成します。1人で担当する範囲は、3チームすべてのいずれかの属性(金、黒、白)と、いずれかのチームのアドバイザーです。他の属性及びアドバイザーは、他プレイヤーが選びます(鍵マークをタップして選択するキャラをおすすめすることも可能)。選択可能なキャラは、3人が所有する全てのキャラです。所持キャラが重複する場合は、レア度と共鳴レベルが高いキャラが使われます。



チーム編成が終了すると、完成したチームがそれぞれのプレイヤーにランダムで振り分けられ、バトル中はそのチームを操作してクエストを進めることになります。バトル中はメンバーとチャットを通して会話が可能です。


3人全員がクリアすると、ボーナスとして「エンブレム」を受け取れます。「エンブレム」は、イベント期間中に各種アイテムと交換が可能です。他にも、毎日1回・初回クリア時に「カケラ」を取得できます。なお、「アンサンブル」初回開放は、6月28日午後12時から7月6日午前5時まで。推奨レベルはLv60~になります。キャラをガッツリ強化して挑みましょう!


また、6月27日にはメインストーリー第12章「愛しの我が子」が開放されました。

第12章あらすじ
セオドアの徴兵を受けて、ルーン学院はてんてこまい
自由な学風を重んじてきたが故に、シエルは学生を引き止めることもできない
そんな中、忙しそうな父の背中を見つめるエリオも、ある決断を下していた…

全17章構成と明かされているメインストーリーも、そろそろ後半に差し掛かって来ました。どのような結末を迎えるのか、気になるところですね。

各種イベントの開催や新キャラの登場など、スマホゲームとしてのアップデートはもちろん、結構なスピードで追加されていく新章、そして大胆な要素となるマルチプレイの実装など、『Sdorica』の楽しさは今後もどんどん増えていくでしょう。ぜひ、この美しく魅力にあふれた世界に飛び込んでみてください。


《編集部》

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