人生にゲームをプラスするメディア

英大手紙などが『フォートナイト』を批判―「子供たちをモンスターに変えている」

イギリスの複数大手メディアは、Epic Gamesの人気バトルロイヤルシューター『フォートナイト』への批判を展開しています。

ソニー PS4
英大手紙などが『フォートナイト』を批判―「子供たちをモンスターに変えている」
  • 英大手紙などが『フォートナイト』を批判―「子供たちをモンスターに変えている」
  • 英大手紙などが『フォートナイト』を批判―「子供たちをモンスターに変えている」
イギリスの複数大手メディアは、Epic Gamesの人気バトルロイヤルシューター『フォートナイト』(Fortnite)への批判を展開しています。

これは、英国文化大臣Matt Hancock氏が、Daily Telegraph紙に対し、同作への若年者プレイヤーの親からもたらされた懸念に対し、「長時間のゲームは悪影響となります。SNSかビデオゲームかにかかわらず、子供たちは現実の運動や社交を含む、ライフスタイルの一部として安全に同作を楽しむべきです」と反応したことを受けてのもの。

Daily Mail紙はそれに加え、児童委員Anne Longfield氏の意見を掲載。両親へのゲーム時間制限の要請だけでなく、ゲーム会社に対しては、若年者に対する中毒的な要素の削除などを提言しています。また、国家犯罪庁は、『フォートナイト』が児童性愛者の温床となるおそれを述べ、実際に息子が被害にあったという母親の話を取り上げています。

大衆紙であるThe Sunは更に、同作をプレイしTVを破壊した子供の話や、スキンやエモートに3ヶ月で約6万円を使用した親の話などをケースとして取材。Eurogamerによれば、The Sun紙面の見出しは「『フォートナイト』は私達の子供をモンスターに変えている」と非常に扇動的な内容となっています(電子版の見出しとは異なっている)。

人気ゲームタイトルとなれば、大なり小なり避けられない親などからの批判。基本無料のオンラインタイトルという点が更にその批判の気勢を強めてしまっているようです。これらの批判が一時的なものであるかはわかりませんが、ゲーマーとしては重大な事態へと発展しないことを祈るばかりではないでしょうか。
《Arkblade》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ソニー アクセスランキング

  1. “日本最後のイタコ”が語る『鬼ノ哭ク邦』のリアリティ―ゲームでも迷える魂を救済!?

    “日本最後のイタコ”が語る『鬼ノ哭ク邦』のリアリティ―ゲームでも迷える魂を救済!?

  2. 尖りすぎた名作はなぜ今、リロードされたのか? 『END OF ETERNITY 4K/HD EDITION』のキーマンを直撃【インタビュー】

    尖りすぎた名作はなぜ今、リロードされたのか? 『END OF ETERNITY 4K/HD EDITION』のキーマンを直撃【インタビュー】

  3. 激ムズな『ELDEN RING』が楽になる装備・アイテム5選!「心が折れそうだ……」な時の打開策

    激ムズな『ELDEN RING』が楽になる装備・アイテム5選!「心が折れそうだ……」な時の打開策

  4. 『原神』稲妻には“自力で”行けるのか?ガイアやボートを駆使し、大海原を進んでみた

  5. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  6. 偉大すぎる『テイルズ オブ』シリーズの初期3作品!やれやれ系の元祖から中二病まで…

  7. 『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず

  8. 『パワプロ2022』のパワフェスは難しい!? 「達人モード」をクリアするために、“全一プロ”にコツを聞いてみた

  9. 『モンスターハンター:ワールド』製品概要公開―“ネルギガンテ”フィギュア付き限定版も

  10. 『ELDEN RING』「魔術師セレン」の素顔はホントに可憐だったのか?そのヒントが、学院の「討論室」にあった

アクセスランキングをもっと見る