9月22日、「東京ゲームショウ2017 プレイステーション メディアセッション」にて行われたPSVR『KILL X』のカンファレンスに参加してきました。
カンファレンスの冒頭、『KILL X』のキービジュアルとコンセプトアートが紹介されました。本作は、神秘的な島に辿り着いた主人公が、未知のモンスターを撃退しながら島の秘密に迫っていく、VR型のアクションゲームです。
本作の大きな特徴は3つあり、その1つ目はプレイヤーが前後左右自由にキャラクターを動かせること。一部のVRコンテンツは指定した方向に少しづつ瞬間移動する、テレポート式の移動方法を取り入れていますが、本作は一般的なアクションゲームのように任意の移動が可能です。ステージ上には木箱のような遮蔽物もあり、それらを利用して戦闘を有利に運ぶこともできます。
2つ目は、プレイヤーの脳を大いに刺激するパズル要素。島に隠されたダンジョンや生物を探知する「風水コンパス」を使うことで、立ちはだかる敵を倒していく単純なシューティングにとどまらず、多くの謎解きも楽しめるようになっています。
3つ目は、人間だけでなく未知のモンスターも襲いかかってくる緊迫の戦闘シーン。ハイクオリティなグラフィックで表現されたモンスターがプレイヤーに掴みかかってくるなど、VRならではの仕掛けも用意されており、「やるか、やられるか」という緊張感が味わえます。
続いて、本作に登場するキャラクターが公開されました。
主人公のタイヤは、元軍人の屈強な男性。見た目は30代ですが、実は見た目からは信じられないほど長く生きており、そのため年齢の設定も「???」となっています。彼がなぜそんな寿命を持っているのかは彼自身も分かっておらず、これが本作のストーリーに深く関わってきます。
本カンファレンスにて初出しとなったのが、クシャナです。彼女もタイヤ同様、非常に長生き。タイヤはクシャナと共に島へ向かうのですが、飛行機のトラブルによって離れ離れに。彼女との合流が、プレイヤーの最初の目的となっていきます。
人気ライブストリーマーのクキは、動画投稿の素材探しで無人島にやってきたところ、主人公たちの事件に巻き込まれます。彼女は長生きの特性を持たず、ごく普通の一般女性。そんな彼女がストーリーにどんな影響を与えるかも注目です。ゲーム本編では、危険な山道を一緒に登るといったシーンもあるそう。時には、極限の状況下で生まれるラブロマンスも……?
よりキャラクターが自然に見えるよう、本作にはモーション&フェイシャルキャプチャーが導入されています。この点が、本作のクリエイターがもっとも力を入れているポイントで、ストーリーに没頭できるよう、様々な工夫が取り入れられていると強くアピールされていました。
『KILL X』は年内、発売予定です。
Youtube URL:https://youtu.be/CHgI6QC0Yu8
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