4月25日から4月27日までの3日間、ネクソンの連結子会社であるNexon Korea Corporationが、同社のオフィスおよび近隣施設にてゲーム開発者の祭典、ネクソン開発者カンファレンス(Nexon Developers Conference、以下NDC)を開催しています。
本イベントは今年で11年目を迎える、韓国最大級のゲーム開発者向けカンファレンスです。ゲーム開発のセッションだけでなく、アートやマーケティングなど多岐にわたるテーマで121の講演が開催されます。韓国内だけでなく、日本をはじめ様々な国からゲーム業界のキーマンが訪れ講演をおこなうということもあり、昨年は3日間でゲーム業界関係者が2万人が来場。本イベントの注目度の高さがうかがえます。
イベント初日にはネクソンの代表取締社長であるオーウェン・マホニー氏のウェルカムスピーチが実施され、ゲーム業界での「挑戦」について述べられました。
オーウェン氏が過去1年間の挑戦の事例として挙げたのが『オーバーウォッチ』と『ポケモンGO』。『オーバーウォッチ』は確率したジャンルに革新を起こし、『ポケモンGO』は全く新しいジャンルを形成したとし、ゲーム業界の歴史において今も愛されているゲームは熱狂的な挑戦から生まれている、と語ります。挑戦や革新を起こすことは困難かつリスクも非常に高いとし、失敗する可能性もあるが、その挑戦が成果を生み出しゲーム業界全体と世界を進歩させることができるとも話しました。
同氏は、NDCの目的は「開発者に力を与えること」であり、本イベントを通じアイディアの共有とサポートができればと想いを語る一方で、新たしいアイディアをもたらすのはイベントに参加した皆さんの想像力である、と強調しました。加えて、「最高のゲームは、まだ創られていない、ということを忘れないでください。最高のゲームを創り上げるのが、この部屋にいる皆さんであることを強く願っています。」と自身の強い想いを口にし、ウェルカムスピーチを締めくくりました。
取材協力:ネクソン
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