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【特集】マフィア梶田がフリーライターになるまでの軌跡、エヴァと杉田智和との出会いが人生を変えた

 

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◆ついに訪れた青春とデビュー



――続いて専門学校時代の話に移りますが、実際に勉強されてライター業に対するイメージは変りましたか?

マフィア梶田:大きく変わりましたね。ライターって作家みたいに黙々と原稿だけ書く仕事だと思っていたんですが、実際は足で稼ぐ取材が多いですし、インタビューなんかもしなければいけないのでコミュニケーション能力が必須だったんですよ。

ただ、むしろこれは“変われるチャンス”だと思い、「まともになろう」「人間を拒絶していたら道は開けない」と意識改革をしました。入学に備えてギャルゲーの主人公にアテレコすることで対話の練習をして、登校初日からクラスメイトの誰に対しても愛想良く、話しかけたり遊びに誘うことから始めました。いきなりグレるのが高校デビューなら、これは“いい人”になろうとした「専門学校デビュー」でしょうか(笑)。

そのおかげで、初めてモニタ越しではないオタク友達ができまして。やっと青春ってやつを味わうことができました。ゲームやアニメの話で盛り上がったり、長期休暇には旅行してみたり……本当に楽しかったです。

――その頃もこのビジュアルって事ですよね……警戒とかされませんでしたか?

マフィア梶田:まぁ……されますよね。学校側も「やべぇのが来たぞ」とザワついていたそうです。ただ、そこで何とか上手くやっていこうと振る舞っているうちに、「マイナスは大きなプラスへと転じやすい」ということを学びまして。俺みたいなのがちゃんと“オタク”であることを示すと、皆さん面白がって仲良くしてくださるんですよね。

―― 一種のギャップ萌えですね(笑)。そしてライターになるための勉強が本格的に開始したと。

マフィア梶田:はい。中高のように何のためにやっているのかイマイチ分からないものじゃなくて、学ぶものすべてがリアルで実践的でした。「これから仕事で使っていく技術だ」と明確に意識できたんです。だからどの授業も真面目に受けていましたし、成績も良い方でした。作品の審査会でも優秀賞を頂いたりして、自信に繋がっていきましたね。

ちなみにウチの学校は、2年生からデビューが認められるんです。自分も早い段階から現場へ出るようになりまして、記事を書いたり攻略本を作ったり、珍しいものでは老年層向けの散歩ガイド誌まで手掛けました。なので、2年になってからはほとんど学校に行ってなかった。学校生活を楽しめたのは実質1年だけでしたが、濃ゆい青春を過ごせたと思っています。

◆そして4Gamerへ


――では4Gamerさんとはどの様に出会ったのでしょうか。

マフィア梶田:2年生に進級して間もない時期に、4Gamerの小野さんという編集者が特別講師として学校にやってきたんです。そして休み時間に小野さんが喫煙所へ向かったのを追いかけて行き、「4Gamerで書かせてください」と営業をかけたところ、トントン拍子に話が進みまして……。数日後には、編集長と面接する事になったんです。

――面接には凄い服装で行かれたと聞きましたが……。

マフィア梶田:恥ずかしながら……(笑)。チンピラが着るような白いジャージ上下で、よく追い返されなかったなと。服装の規定がユルい業界とはいえ、常識無さすぎですよね。心の広い編集長で良かったです。

そこで編集者の皆さんにも御挨拶したんですが、中でも特に俺を気に入ってくれた方が居まして。青山さんというんですが……まぁ、その人も口ピアスでちょっとアレな人だったという(笑)。元フリーライターということでコチラの気持ちをよく理解してくれましたし、サンプルとして送った原稿を「色気のある文章だ」と褒めてくれて、とても嬉しかったのを今でも覚えています。

――4Gamerさんの著者別ページを見ると、2007年に公開された『真・女神転生IMAGINE』の取材記事が最初のようです。

マフィア梶田:懐かしいですね、小野さんがくれた仕事です。それが4Gamerにおける最初の記事でした。当時はハリキリすぎちゃって、取材記事としてはありえないボリュームになっていましたね(笑)。「長すぎる」と言われてもおかしくなかったんですが、「こんなにもしっかり書いてくれるなんて」とメーカーさんはとても喜んでくれまして、幸先の良いスタートでした。

――そして4Gamerさんで経験を積まれて行ったんですね。

マフィア梶田:学校を卒業してからも、4Gamerからは継続的に仕事をいただいていました。その一方でファミ通WaveDVDとか、他媒体でもちょくちょく書いてましたね。ムックや攻略本も作りました。そして2008年、ゲームに関してはPC向け専門だった4Gamerがコンシューマーも手がけることになりまして、そのタイミングで青山さんから「専属にならないか」というお誘いがあったんです。デビューしたての若いライターからすると、収入が安定するのは魅力的でしたし、それまでの付き合いで4Gamerが自分の“個性”を大事にしてくれる媒体だということは分かっていましたので、お引き受けすることにしました。ただ、生意気にも仕事の幅を狭めたくはなかったので、「ゲーム以外の仕事は自由にやらせてもらう」という特例まで認めていただきまして……。幸いにもそれが声優業界や、自分の人生を大きく変えた杉田智和さんとの出会いに繋がっていきます。

◆まさにそれは、運命の出会いだった



謎の電話ボックスも

――“人生を変えた出会い”とのことですが、杉田さんとはどのようにして出会ったのでしょうか。

マフィア梶田:俺が19か20歳の時、先輩ライターから人狼ゲームの集会に誘われまして。そこが初遭遇でした。ただ、その時は特に紹介もされませんでしたし、自分が声優に詳しくなかったものですから、何者なのか分からなかったんです。大変失礼なことに“若本規夫さんのモノマネが上手い人”ぐらいの認識だったんですが、ひょんなことから当時好きだったアニメ『ローゼンメイデン』の話になりまして。お互い「水銀燈」が好きだったことから、意気投合しました(笑)。それから妙に気に入られたようで、よく遊びに誘ってくれるようになったんです。

1年ほど経ったある日、ラジオ「杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン」(以下、アニゲラ)を4Gamerで取材する事になったんですが、なぜか杉田さんが「お前も出ろよ」と言い出しまして、ドラマパートに出演する事になったんです。どういうわけか、それからズルズルと毎週出る事になり、気が付いたら「アニゲラ」は2人のラジオになっていました。今ではもっと人が増えていますが(笑)。

当時、ライターとして名前は売れ始めていたんですが、ラジオのおかげで爆発的に広がったのは間違いないですね。記事を読んでくれた人がラジオを聴く、ラジオを聴いてくれた人が記事を読む、という相乗効果のおかげ、ひいては杉田さんのおかげで今の自分があると思っています。
《栗本 浩大》

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