アンケート調査は6月16日から27日の期間、朝日小学生新聞読者に対するインターネット調査にて実施。全国の小学1年生から6年生の男女723人、およびその親723人から回答を得た。
ゲーム好きがどうかを聞くと、55.7%が「好き」、31.0%が「まぁ好き」と、あわせて86.7%がゲームが好きと回答。家庭でのゲームに対するルールについては、「ゲームで遊んでいいが、ルールや決まりがある」が88.5%を占めた。具体的には、「ゲームをする前に、宿題や勉強をすませないといけない」61.7%、「1か月または1週間や1日に何時間までゲームをしてもいいか決められている」47.9%、「夜遅くにゲームをしてはいけない」43.5%など。ゲームで遊ぶ頻度は1週間のうち平均で3.1日、1日(1回)のゲーム時間は平均55.9分だった。
勉強については、30.7%が「好き」、50.3%が「まぁ好き」と、あわせて81.1%が好きと答えた。宿題や勉強をする時間を聞くと、ゲームを禁止されている子(27人)は平均92.2分、ゲームで遊んでいい子(575人)は平均80.3分だった。子どもの成績については、ゲーム禁止の子で92.6%、ゲームOKの子で92.5%の親が「成績がよい」と回答。ゲームを禁止している子もOKな子も、ほぼ変わらない結果となった。また、子どもの44.0%がゲームが勉強に役立つことがあったと答えており、ゲームプレイ頻度が高い子ほど「役に立つことがあった」と答える傾向にある。
家族との1日の会話時間に関しては、ゲーム禁止の子が71.4分、OKの子が80.5分と、ゲームOKの子の方が時間が長い。小学生のコミュニケーションツールとなっている一面も見られ、友だちや仲間の多さについて「多い方」と回答した割合は、ゲームOKの子が80.7%だったのに対し、禁止の子は74.1%だった。
親にゲームのルールについての考えを聞くと、88.9%が「ルールや決まりは必要だと思うし、実際に作っている」と答え、「ルールや決まりを作るべきだと思うができていない」9.1%とあわせると、ほとんどの親がルールが必要という考えを示している。
朝日学生新聞社Webサイトでは、このアンケート調査結果を閲覧できる。ゲーム研究の第一人者である東京大学大学院の馬場章教授による解説も掲載しており、親子で話し合ってお互い納得してルールを決めることの重要性、ゲームと勉強は対立せず、勉強前のゲームは勉強の能率アップにつながることといった専門家の見解を述べている。
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