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【特集】『ペルソナ』シリーズの魅力を継承した『幻影異聞録 #FE』のポイントに迫る! 『ペルソナ5』が待てない方にもお勧め

海外では『ウルティマ』『ウィザードリィ』が、国内では『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』がきっかけとなり、コンピュータゲームにおけるRPGというジャンルに火が点きました。

任天堂 Wii U
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海外では『ウルティマ』『ウィザードリィ』が、国内では『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』がきっかけとなり、コンピュータゲームにおけるRPGというジャンルに火が点きました。

以後もRPGは更なる躍進を遂げ、多彩な展開を遂げていきます。また続編が出たものも数多く、その中には今も最新作がリリースされている人気シリーズもあるほど。その方向性も拡がりを見せ、今日においても新たな進化を遂げているジャンルと言えるでしょう。


そんなRPGを力強く牽引するメーカーのひとつとして存在感を放つアトラスは、現代を舞台に神や悪魔の台頭を盛り込んだ『真・女神転生』シリーズや、戦略性を高めた『グローランサー』シリーズ、歯応えのあるバランスと手書きによるマップ作成が好評を博した『世界樹の迷宮』シリーズなど、数多くのRPGシリーズを展開。

特に『真・女神転生』シリーズは、ナンバリングを重ねるだけでなく、『デビルサマナー』や『デビルサバイバー』といった派生作を生み出すほどの活躍を遂げ、特に『ペルソナ』シリーズは一際高い注目度と人気を誇っています。


多くのユーザーが長らく待ち望んでいたシリーズ最新作『ペルソナ5』ですが、念願の発売日が先日明らかになりました。9月15日を、今から待ち遠しく思う方も多いことでしょう。シリーズ最新作という点だけでなく、RPGとしての『ペルソナ』シリーズ初となるPS4/PS3進出に期待が膨らむばかりです。

同社のHDタイトルと言えば、『キャサリン』が思い起こされます。『キャサリン』はアクションパズルなので、ゲームシステムの面ではかけ離れており、また主人公たちの年齢層も『ペルソナ』シリーズと比べるとひとつ上の世代。ですが、現代を舞台にポップな明るさと深刻な内面を融合させて描く手法には共通点も感じられ、進化した演出なども含め『キャサリン』を通して新たな『ペルソナ』に想いを馳せた方もいることと思います。

そんな『キャサリン』が登場したのは2011年。あれから5年の月日が流れ、アトラスは『ペルソナ5』に向けていかなる進化をどのように遂げたのか。その全てを正確に把握することは今の時点ではできませんが、その片鱗を伺わせるタイトルが昨年末に登場しました。


同社が開発を手がけ、2015年12月26日に任天堂から発売されたWii Uソフト『幻影異聞録 #FE』は、シリーズ初代の『女神異聞録ペルソナ』を連想させるタイトルとなっており、ゲームそのものも随所に『ペルソナ』らしさを感じさせる出来映えです。

また内容も、RPGとしての進化などをしっかりと感じる手応えに満ちていました。そんな『幻影異聞録 #FE』の魅力に触れると共に『ペルソナ』らしさにも踏み込み、アトラスが生み出す「今」と「未来」のRPGに想いを馳せたいと思います。

◆『幻影異聞録 #FE』に至るまでの道のり



本作の初報は、2013年1月に登場。『キャサリン』リリースから1年以上が経過していますが、今から3年以上も前。「真・女神転生 meets ファイアーエムブレム」として発表され、この時点では『真・女神転生』の色合いが強いような印象を受けましたが、2015年4月に正式タイトルとして『幻影異聞録 #FE』が明らかに。

またこの時に、現代を舞台に少年少女たちが活躍することや、コマンドバトルでのRPGといった要素の数々を感じ取れる映像がお披露目。異質な存在を相手にしながらも、その雰囲気はポップで華やかさがあり、『ペルソナ3』以降で見られるような彩り豊かなデザインが早くも感じられます。

『ファイアーエムブレム』(以下、FE)とのコラボレーションなので、一部のユーザーからは「数多くのキャラクターが登場するシミュレーションRPGになるのでは」といった予測もありましたが、『FE』のキャラクター達のほとんどは、主人公・樹やその仲間たちに力を与える「ミラージュ」として登場。その姿も原作とは違って異形の様相を呈しており、人ならざる存在が主人公たちの傍に立つ様子も、『ペルソナ』を思わせます。

しかし『幻影異聞録 #FE』に盛り込まれた「ペルソナ」らしさは、決して見た目だけの話ではなく、もちろん中身にも及んでいました。そちらに関しても後ほど迫ります。

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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