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ゲームは趣味ではなく“遊び”だった!?高橋名人の趣味に迫る

ファミコンの「16連射」で一世を風靡した高橋名人。ゲームのイメージが強いが、無類のバイク好きとしても知られている。鈴鹿サーキットでのイベント中に、バイクとの出会いや魅力、楽しみ方についてインタビューを行った。

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バイクは“趣味”でゲームは“遊び”・・・16連射でお馴染み高橋名人のバイク哲学に迫る
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ファミコン全盛期にゲーム名人として一世を風靡した高橋名人。コントローラーのボタンを1秒間16回押す「16連射」は氏の代名詞にもなり、ゲームをしない人達からもその名を知られるようになった。
そんな名人が無類のバイク好きであることはあまり知られていないのではないだろうか?4月30日に鈴鹿サーキットで開催されたバイクイベント「BIKE! BIKE! BIKE!」にゲストで参加した名人は、なんと東京から愛車のゴールドウィングで駆けつけたという。一般の来場者とともにサーキットでツーリングを楽しんだ名人に、バイクの魅力や楽しみ方についてお話を伺った。

◆名人時代はバイク禁止令・・・ある夜に見た夢がきっかけで再び

----:初めての鈴鹿ということですが、実際にサーキットを走ってみていかがでしたか

高橋名人(以下、名人):気持ちよかったですね。イベント登壇の声がかかった時には、代車をどうするか聞かれたのですが、自分ので走りますって。せっかくの鈴鹿ですし、たった400キロですからね。

----:ということは東京からご自身で!?

名人:そうですね。伊勢湾岸道は風があると結構辛いんだけど、今回はなかったし、快適でしたよ。

----:ではバイクとの出会いから教えて頂けますか

名人:16歳で原付の免許を取って、ホンダの「TL50」に乗りはじめたのが最初ですね。上京するときには同じくホンダのHAWK-IIに乗ってたかな。ハドソンの入社後はご存知の通り名人として活動するようになって、ちょうど芸能人のバイク事故も多かったから会社からバイク禁止令が出されたんです。

ただ、1999年ぐらいにツーリングの夢を見たんですよね。これはもう絶対乗んなきゃいけないやと思って自分で解禁して乗り始めてから今に至ります。しばらく乗ってなかったからその当時はフォーサイトを買って乗ってたんですが、バイク屋のツーリングに参加したら、女性がリッターバイク乗ってるんですよ。僕が乗っていた頃は一発試験だったのに、教習所でも教えているというのを聞いて、急いで通うことにして。大型の免許を受け取った後、その足でバイク屋に行きました。

----:その足でですか?

名人:うん。X4くださいって。(笑) 3ヶ月で7,500キロくらい走ったのかな。仕事ももちろんしていたので、真夜中しか乗っていないですけどね。

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◆バイクは“趣味” 今では夫婦の会話のもとに

----:名人が考えるバイクの魅力を教えて下さい

名人:やっぱり風ですね。今乗っているゴールドウィングで風を楽しんでるかっていわれると説得力ないんですけど、やっぱり自然を生身で受けるっていうのが楽しい。東京は交通網が発達してるけど、どこそこのラーメン屋に行くっていうと、やっぱり面倒だけど、バイクだったら一発で行けるじゃないですか。近場でも色々なところに行くようになったし、大型乗り換えてからは、遠出が楽しくなりましたね。

----:やはりゲームとバイクは、それぞれ名人の趣味ということになるんでしょうか

名人:いや、ゲームは趣味じゃなくて、遊びであり仕事でもあるんです。でも趣味はバイク。映画だったり、漫画だったり趣味というのは他にもいっぱいあるんですけど、バイクは“趣味”、ゲームは“遊び”ですね。やっぱり“遊び”と“趣味”は違うというのが持論です。

----:言葉にするのは難しいかもしれないですけど、どこらへんが違うのでしょう

名人:空き時間にやることというのが遊びか趣味なんですけど、遊びっていうのは、与えられたものを楽しむというイメージ。テレビゲームは基本的には与えられたものを遊ぶしかない。例えばレースゲームでも、鈴鹿サーキットを走るというのはあるけれど、移動するまでを楽しむとか、はたまた行くまでに別の場所に行って、違うことをするという内容のものはないですよね。
一方で、趣味というのは、そこまでの移動だったり、例えば目的地に行くまでにキャンプをしてみたりと、本来の目的にない自分の楽しみを加えていくことができる。それが趣味だと思います。もともとは自分の趣味だったのですが、今は夫婦の会話のもとにもなってますね。

----:奥様を後ろに乗せて走るのでしょうか?

名人:たいていは二人で食事しに行くんですが、ナビに目的地を入力したら、全体の地図を眺めるんです。面白そうな道があれば帰りにそっちに行ってみることもありますね。もし道に迷ったら、ナビにうちまで送ってねって案内してもらえばいいですから。食事も楽しみ、道中も楽しみ、すごくお得ですよ。帰ってきてからの会話にも困らないですが、今はヘッドセット使えば普通に運転中も会話できますからね。小さなお子さんがいれば必然的に車になるんでしょうけど、そうじゃなければタンデムして二人の時間を楽しむというのは本当にいいですよ。

----:ゴールドウィングということで、どなたとタンデムしているかも伺いたかったんです

名人:最近は会社の若い女性社員からも乗りたいって言われることもありますね。男の憧れじゃないですか、タンデムって。本当はしがみつかないと乗れないようなバイクが良いんでしょうけど、自分のゴールドウィングに乗せるとたいていは安定しすぎて後ろにのけぞってますね。奥さんは乗ってる間、8割くらい喋っているんですけど、急に黙ると「あ、寝たな」って。(笑)

----:寝られちゃうんですね

名人:そうなんですよね。今のゴールドウィングは3台目なんですけど、一度別のバイクに乗り換えたくなったんです。凄くかっこよくて気に入ったのですが、奥さんを後ろに乗せたら「寝られなさそう」とNGがになってしまって。

----:そういう意味ではゴールドウィング以上というバイクもなかなかないですよね

名人:今はないですね。本当に乗りやすいしすごくいいですよ。皆さんもぜひ。(笑)

バイクは“趣味”でゲームは“遊び”・・・16連射でお馴染み高橋名人のバイク哲学に迫る

《宮崎 紘輔@レスポンス》

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