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【特集】今さら聞けない『ダークソウル』シリーズ―最新作に向けて振り返る

今回、Game*Spark/インサイドでは、同シリーズを振り返るために、第1作目『ダークソウル』をメインに解説。加えて、これから死地に足を踏み入れる初見プレイヤーに向けて、心が折れないための攻略のコツも紹介します。

ソニー PS4
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フロム・ソフトウェアが送るアクションRPG『ダークソウル(DARK SOULS)』シリーズ。同シリーズは、ダークファンタジーの陰鬱な世界観と、失敗を重ねながらも再挑戦したくなる絶妙な難易度が世界中のゲームユーザーを魅了し、Golden Joystick Awardsをはじめ、各ゲームメディアのアワードを総なめにしてきた、日本を代表するアクションRPGです。その最新作となるPS4/Xbox One/Windows PC向けソフト『DARK SOULS III』がいよいよ2016年3月24日(Windows PC版は4月12日)に発売されます。今回、Game*Spark/インサイドでは、同シリーズを振り返るために、第1作目『ダークソウル』をメインに解説。加えて、これから死地に足を踏み入れる初見プレイヤーに向けて、心が折れないための攻略のコツも紹介します。

■第1作目『ダークソウル』とは……


SCEジャパンスタジオとフロム・ソフトウェア共同開発の『Demon's Souls』

シリーズ第1作目『ダークソウル』を語る上で欠かせないのが、2009年に発売されたPS3専用ソフト『Demon’s Souls』(発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント)です。同作は、ダークソウルシリーズの原点ともいえる存在で、他のプレイヤーの世界に入り込み、協力・敵対するオンラインマルチプレイシステムや、「死」を通じて不特定のプレイヤーと繋がる非同期型オンラインシステムなどの独自の要素を搭載し、PlayStation Awards2010をはじめ、各メディアのゲーム・オブ・ザ・イヤーを多数受賞しました。


前述したとおり『ダークソウル』は、一瞬も気を抜けない緊張感の中、「死」を幾度となく繰り返しながら、数多の敵が跋扈するダンジョンの奥深くに突き進み、最深部で待ち構えているボスを倒していく“死に覚えゲー”ですが、なにも難易度が理不尽に高く設定されているわけではありません。プレイヤーキャラクターを強化しつつ、ダンジョンの地形や敵の行動パターンを観察・考察していけば、攻略の糸口を必ず見つけ出せます。そして、最初は手も足もでなかったボスを自分なりの攻略方法を見つけて倒した時の達成感こそ、何ものにも代え難い本作最大の魅力と言えるでしょう。

また、本作の物語や世界観は、必要最低限の説明しかされておらず、あえて余白を持たせています。プレイヤーは、ダンジョンの成り立ちや拾ったアイテムの説明文、登場人物が話す台詞などを照らし合わせて、世界の全体像を考察していく事になります。主人公であると同時に傍観者であるプレイヤーもその世界の1人でしかないというわけです。このように『ダークソウル』は、他のゲーム作品と比較して一線を画している事がわかります。

■初見プレイヤーにワンポイントアドバイス

ここでは、今から『ダークソウル』の世界に足を踏み入れる初見プレイヤーに向けて、攻略に役立つ知識をいくつか紹介していきます。

【1】 敵は一体ずつ撃破しよう


敵を各個撃破していくのがソウルシリーズの基本です。敵が雑魚だからと油断していると、
すぐに囲まれて袋叩きにされてしまいます。どんな敵であれ慎重に戦いましょう。

【2】ダンジョンの地形を把握しよう


ダンジョンにはトラップが仕掛けられていたり、敵が待ち伏せしていたりと数々の危険が潜んでいます。
また、有益なアイテムが意外なトコロに隠されているので、隅々まで目を光らせておきましょう。

【3】ボスの弱点を見つけよう


序盤で登場する鐘のガーゴイルは、初見プレイヤーを泣かせてきたボス。
一定のダメージを与えると、さらにもう一体登場してプレイヤーを翻弄します。
相手との間合いに気を配りつつ、攻撃の隙を突いていきたいところです。


貪食ドラゴンは、攻撃力と攻撃範囲が広いボス。その代わりに、
攻撃後には大きな隙が生じるので一気に叩き込みましょう。


アイアンゴーレムは、プレイヤーを転落死させるべく豪快な攻撃を繰り出すボス。
しかし、足を攻撃し転倒させることで、こちらも転落死を狙うことができます。

【4】キャラクターを強化しよう


当然ですが、プレイヤーキャラクターを強化していく事も大切です。篝火でレベルを上げたり、
体力を回復させるエスト瓶の上限数を増やしたり、武器や防具などの装備を鍛えましょう。

【5】血痕・メッセージをチェックしよう


他のプレイヤーが書き記したヒントメッセージを読みましょう。ただし、メッセージの中には嘘も混じっているので注意が必要です。また、他のプレイヤーの死に様が見られる血痕も参考になるはずです。

【6】困った時は仲間に頼ろう


心が折れそうになった時は、他のプレイヤーを召喚して一緒に戦ってみるのもひとつの手です。
逆に、協力プレイに参加して、他のプレイヤーの攻略方法を学んでみてはいかがでしょうか?

■拡張DLC「ARTORIAS OF THE ABYSS」はプレイ必須?


「ARTORIAS OF THE ABYSS」は、新たなダンジョンや屈強なボス、強力な装備をはじめとした拡張要素が多数追加された『ダークソウル』のダウンロードコンテンツ。『DARK SOULS III』との共通点を見つけたいなら、ぜひともプレイしておきたいところです。(PS3向けソフト『DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION』には、「ARTORIAS OF THE ABYSS」が収録されています)

■『ダークソウル』の次は……


数多の「死」を乗り越えて『ダークソウル』のエンディングを堪能したら、次は『DARK SOULS II』です。同作では、シリーズの醍醐味である「達成感」「プレイヤー同士のゆるい繋がり」はそのままに、グラフィックやモーションを刷新。プレイヤーは、失われた国「ドラングレイグ」を舞台に冒険を進めていき、新たな困難に立ち向かいます。ストーリーでは前作との繋がりが明言されていないものの、キャラクターの台詞、アイテムやその説明文などから繋がりを考察することができ、それも『DARK SOULS II』の楽しみのひとつといえるでしょう。


『DARK SOULS II』では3つのDLCが配信され、現在では全てのDLCが収録された完全版『DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN』がPS3/PS4/Xbox 360/Xbox One/PC向けに発売されていますが、PS3/Xbox 360版とPS4/Xbox One/PC版では仕様が異なります。PS4/Xbox One/PC版は1080p/60fpsに対応し、オンラインマルチプレイ人数を4人から6人に拡大。敵やアイテムの配置も大幅に変更されており、プレイヤーを追跡する神出鬼没の敵「喪失者」も新登場します。PS3/Xbox 360でも十分に本作を楽しめますが、そろそろ現行機・ゲーミングPCの新調を検討してみるのもいいかも?

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

多くのプレイヤーを何度も死に追いやってきた『ダークソウル』シリーズ。これから体験するであろう幾多の死を受け入れる覚悟ができた初心者はもちろんのこと、ダークファンタジーの世界観に惹かれ、ダークソウルシリーズのみならず、『キングスフィールド』シリーズをもクリアしてきたヘビーユーザーも、最新作に触れる前に“死に覚えゲー”の系譜を辿ってみてはいかがでしょうか。
《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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