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【特集】インサイド編集部が選ぶ「2015年のおすすめゲーム・アニメ・漫画」

2016年もいよいよ幕を明けました。任天堂の「NX」をはじめ、多くの方が注目するゲームハード・ソフトの動きが予定されています。また今月から始まる新たなTVアニメも多く、更なる刺激を心待ちにしている方も多いことと思います。

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2016年もいよいよ幕を明けました。任天堂の「NX」をはじめ、多くの方が注目するゲームハード・ソフトの動きが予定されています。また今月から始まる新たなTVアニメも多く、更なる刺激を心待ちにしている方も多いことと思います。

新年に相応しい作品の登場にも期待が集まりますが、2015年も実に多彩なタイトルがリリースされた一年となりました。2016年はまだスタートしたばかりなので、新展開の本格始動前に昨年を振り返り、見落としていた作品をチェックするのも一興かもしれません。

今回は、良作・名作を見逃したくない読者の方々に向け、インサイド関係者の面々による2015年お薦めのゲーム・アニメ・漫画作品をピックアップしてみました。いずれも、作品の面白さや自身の好みに合わせてチョイスしたものなので、新たな発見が埋もれていることでしょう。2015年に心残りのある方から、次に楽しむタイトルを探している人まで、こちらをじっくりとご覧ください。

◆2015年 お薦めゲーム


■幻影異聞録#FE(Wii U)
ライター:臥待弦



数多くのRPGシリーズを展開しているアトラスと、名作SRPG『ファイアーエムブレム』シリーズのコラボ。この組み合わせだけでも驚きと好奇心を刺激されますが、少年少女の成長を紡ぐ物語や、敵の急所を見極める戦闘システムなど、各所に近年の『ペルソナ』シリーズの息吹を感じることができ、実に良質なJRPGとしての仕上がりをみせてくれました。

また見た目も含め、本編ではあり得ない形で登場する『FE』キャラクターたちの活躍も、シリーズファンにとって感慨溢れるばかり。登場キャラ数こそ控えめですが、本作の物語面にも関連性があるため、決して客寄せの飾り物では終わりません。双方の魅力を継承しただけでなく融合も見事に果たした『幻影異聞録#FE』は、それぞれのファンにお薦めできるのはもちろん、JRPG好きにとっても見逃せない一作としてイチオシです。本作における最大の欠点を挙げるとすれば、認知度の低さかもしれません。続編が出るくらい盛り上がって欲しいのに!

■Star Wars: X-Wing Miniatures Game ? The Force Awakens Core Set(アナログゲーム)
ライター:傭兵ペンギン

『フロストグレイブ』も最高に面白いのですが、やはり今年のベストはこれ。映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に登場する新型XウィングとTIEファイターのミニチュアを使って宇宙戦闘機戦を楽しむミニチュアゲーム。これ単体で遊ぶことも出来ますが、別売りの戦闘機を追加して、より大きな戦いを再現することも出来ます。ミニチュアは彩色済みで小さいながら、かなり精巧で、ゲームではなくコレクション目的としてもオススメ。ポーやBB-8のデータ(どちらもかなり優秀)が入っているのもファンとしては嬉しいところ。

ちなみに、完全新作ではなく2012年に発売された同名の旧三部作がテーマのゲームの新セットと言う位置づけなので旧三部作の機体と混ぜてもそのまま遊べます。ルールは公式サイトで無料公開中。現在公式の日本語版はなく、有志訳のみが存在します。全国のミニチュアゲーム取扱店で販売中。『バトルフロント』に宇宙戦が無いってことで不満な人はこのゲームで楽しんでみてはいかがでしょうか。

■ALIEN: ISOLATION(PS4/Xbox One)
ライター:ううたん



映画「エイリアン」1作目の雰囲気・恐怖感を完全再現した主観視点のアクションアドベンチャーゲーム。エイリアンの造形はもちろんレトロな近未来感がばっちりな背景美術に動体センサー等の各種小道具たち。ビジュアルだけでなくそれらがうまくゲームに落とし込まているのがステキ!そしてエイリアンが超怖い!ダクトを這いずりながら執拗にプレイヤーを探し、どんな些細な音でも敏感に反応しまさしく獣のように襲い迫るその姿はトラウマ級の恐ろしさ。出会ったらほぼ死なゲーム性もあって緊張感半端ない。

死にゲーだけど待ち時間ほぼゼロなリトライやプレイヤーの行動に合わせて変化するエイリアンのAIのおかげでホラーゲームにありがちなパターン覚えちゃって怖くなくなる感がない!最後まで恐怖感が持続する最恐ホラーゲームです。

■スーパーロボット大戦BX(3DS)
ライター:津久井箇人 a.k.a. そそそ

ずっとシリーズファンですが、最近の『スパロボ』はどうも話が長かったり、内容が複雑だったり、好きな作品が参戦してくれなかったりと、イマイチ乗りきれませんでした。しかし『BX』は久々にその期待の全てに応えてくれた作品です。話が簡潔!しかも明快!参戦作品も自分好み!

基本「ガンダム」好きなので「UC」「AGE」参戦だけで満足なのに、おっさん的には「SDガンダム外伝」の登場がとにかくヤバイです。「騎士ガンダム」世代はプレイするしかないですよ!もちろんほかの作品たちも渋くてかなり好み。更に本作は音楽も際立っています。曲のチョイスはもちろん、その再現度が携帯ゲーム機向けソフトかと耳を疑うほど。オススメの『スパロボ』です!

■ゼノブレイドクロス(Wii U)
ライター:ひびき



モノリスソフトの高橋哲哉氏が総監督を務めるWii Uソフト。Wii/New3DS『ゼノブレイド』の流れを汲むRPGで、今作ではシームレスのオープンワールドが舞台となっている。前作の数倍はあろうかという、超広大なフィールドをプレイヤーの思うままに冒険することが可能。また本作では、可変人型ロボットである「ドール」の存在が大きな特徴の一つとなっており、これに搭乗可能になれば移動はもちろん、戦闘に至るまでさらに自由度が広がり、広大な惑星を隅々まで探索可能となる。巨大ロボットが日常に存在し、なおかつオープンワールドで自由に乗り回せるという、その手のファンにはたまらない要素が満載の作品。

■スプラトゥーン(Wii U)
ライター:すしし



ヒトの姿になれるイカたちがインクを塗りあう対戦アクションゲーム、と説明するまでもないほど2015年に輝いたゲームです。面白い設定やとっつきやすさを持つ一方、対戦シューターとしての奥深さはゆずらないという、これまで遊んできたゲームの中で最も理想的とすら言えるタイトルでした。

私は『スプラトゥーン』を既に700時間ほど遊んでいますが、まだまだ遊びたりないくらいです。継続的で適切なアップデート、意図が感じ取れるゲームバランス、プレイヤーに負担をかけすぎないやりこみ要素など、本当に隙が見えません。本作が出てから本当に毎日が楽しかったです。2016年1月でアップデートが終わってしまうのは、寂しくもありますが……。十二分に楽しませてもらいましたし、年末年始もたくさん遊びます!

◆2015年 お薦めアニメ


■Peeping Life TV シーズン1 ??
ライター:臥待弦



世界を救うのもいい。日常系学園モノも楽しい。恋愛模様を描くのも悪くない。けれど、肩肘張らないすら通り越し、全身をソファーに投げ出しゴロゴロしながら、張られた伏線や先週の展開などにまったく頭を働かせる必要のない、何ひとつ“ちゃんとしなくていい”感じで見るアニメだって悪いもんじゃない。それがまさに「Peeping Life TV シーズン1 ??」です。

ゆるさあり、萌えはなし、グダり感あり。相性の合う合わないはありますが、“人間”をちょっとサボりたい時にはぜひ思い出してみてください。つい口に出してしまいたくなる作中の台詞も実に魅力です。個人的には、“バカップル”の要領を得ないやり取りがお気に入り。

■スター・ウォーズ:反乱者たち
ライター:傭兵ペンギン

新たな公式設定の元描かれる『スター・ウォーズ』エピソード3と4の間の物語。反乱軍が誕生する前の時代に、帝国に立ち向かった反乱分子たちの活躍をアクションたっぷりに描く。エピソード3で描かれたジェダイ狩りで師を失いながらも生き延びたパダワンがマスターとなり、フォースの強い少年をジェダイとしてなんとか育てようとするという、若い師弟の関係が見どころ。

旧三部作のおなじみのキャラクターたちがゲスト出演するのも楽しいし、エピソード4のコンセプトアートを元に作られたキャラクターや装備のデザインもファンにはたまらないはず。現在テレビ東京系列で放送中。

■怪獣酒場 かんぱーい
ライター:津久井箇人 a.k.a. そそそ



「秘密結社鷹の爪」シリーズのDLEが贈る「ウルトラマン」シリーズの怪獣たちが集う「怪獣酒場」を舞台にしたショートアニメ。“バルタン店長”と店員の“カネゴン”“ダダ”を中心にゆるーい13話が展開。しかしナレーションは、初代「ウルトラマン」でナレーションを務めた石坂浩二氏が担当と急に豪華!

原作のパロディがあったり、きわどい時事ネタがあったりと、ギャグの手は一切緩めず。個人的には第4話「偽装はふたたび」が好き過ぎて、もう何度も見て、何度も笑っています(笑)。huluなどではデジタル配信も行われているので、DLEのアニメ好き、「ウルトラマン」好きは要チェック!

■純潔のマリア
ライター:ううたん



中世ヨーロッパの百年戦争を舞台に戦争嫌いの魔女「マリア」と戦いを生きる糧とする人々、そしてそれを傍観する神の戦争と信仰、そして純潔の物語。世を惑わす魔女なのに「処女」なマリアの純朴さをからかう下ネタ多めの掛け合いに知ったかぶって恥じらう姿がとにかくかわいい!

何者にも染まらないマリアだからこそ、世の常を知りすぎてしまった大人や神たちになんでも言い放つ姿を応援したくなっちゃうんです!そして泥臭く汚れながら無様だろうが生き抜く傭兵ガルファをはじめとするサブキャラたちの生きざまがマリアの「純潔さ」を際立たせます。だれにも理解されなくても「世界の純潔」を信じるマリアがたどり着く物語の結末に胸が熱くなるそんなアニメです。

■戦姫絶唱シンフォギアGX
ライター:ひびき



2015年7月から9月まで放送された、TVアニメシリーズ「戦姫絶唱シンフォギア」の三作目。今作では、錬金術師キャロルと彼女率いるオートスコアラーとの戦い「魔法少女事変」を描く。「G」のメインストーリーである「フロンテイア事変」後の物語で、前作で敵対していたシンフォギア装者であるマリア、調、切歌らが今回は主人公サイドとして活躍。また、これまでは謎に包まれていた主人公・響の過去と家族の関係にも迫っており、シリーズを追いかけてきたファンにとっては集大成的な作品となっている。熱血モノ、王道の変身ヒーローモノが好きなら間違いなしの1本。

◆2015年 お薦め漫画


■Landreaall
ライター:臥待弦



今年「第一巻が出た漫画」とするなら「ダンジョン飯」ですが、こちらは【ゲーマーにもお勧めしたい「ダンジョン飯」はなぜ面白い?】でたっぷりと語らせていただいたので、「2015年にも新刊が出た漫画」と解釈し、「Landreaall」を推させていただきます。「コミックZERO-SUM」での連載作品なので男性にはあまり聞き馴染みのない作品かもしれませんが、地に足のついたファンタジー世界の描写や、それぞれ個性が確立されたキャラクターたちなど、魅力を上げればキリがありません。

父の背中からは人々の盾となる騎士道を学び、目的のためには手段を選ばない傭兵のやり口を母から教わった主人公を中心に、少年少女たちがさまざまな出来事を通し、「自分たちの小ささ」を知って大きくなっていく。そんな成長物語を、多彩な伏線と丁寧な積み重ねで描いていく「Landreaall」は、これまでもこれからもお勧めしたい一作です。

■スター・ウォーズ:スカイウォーカーの衝撃
ライター:傭兵ペンギン



新たな公式設定として『スター・ウォーズ』のエピソード4と5の間の物語を描くマーベルのアメコミの邦訳版。ルーク、ハン、レイアたちが帝国相手に繰り広げる戦いを描くと同時に、ジェダイの騎士となる手がかりを探そうとするルークや、ベイダーがルークを自分の子であると知る過程など、映画では語られなかったストーリーを、絶妙な魅せ方で補完している作品。

ボバ・フェットのアクションなど熱いシーンの連続で、『スター・ウォーズ』ファンにはとにかくオススメ。ちなみに、来年邦訳版が発売予定のアメコミ『スター・ウォーズ:ダース・ベイダー』と対になっている作品なので合わせて読むと更に楽しめることでしょう。

■ダンジョン飯
ライター:ううたんううたん



ファンタジー世界で描かれる異色グルメ漫画。料理されるものはRPGでおなじみのモンスターたち。えー!モンスター食べるの?ってどこを?調理法は?っていうかおいしいの?と毎回作者のユニークな発想がとにかく楽しい漫画。しかもわざわざ「動く鎧」とかどう食べるんだよこれっていうチョイスが素晴らしい。次はどんなモンスターがおいしくいただかれるのかと興味は尽きない。ほのぼのした雰囲気、絵柄だけど「ドラゴンに食べられた主人公の妹を消化される前に救出する」とわりと緊張感ある冒険だったりするのもどこを切り取ってもセンスのごちそうが楽しめる漫画です。

■ゆうべはお楽しみでしたね
ライター:津久井箇人 a.k.a. そそそ


『ドラクエX』をカワイイ女の子キャラ・プクリポの「パウダー」でプレイしていたオタクな主人公・たくみ。ふとしたきっかけで、ゲームで知り合ったごついオーガの男キャラ「ゴローさん」とシェアハウスすることに。しかし「ゴローさん」の中の人は、たくみが苦手なギャル系女子!お互いに中の人の性別を把握していなかったがために、男女2人のシェアハウスがスタート。

ネット×現実、『ドラクエ』×「ラブコメ」。こんなのあり?と思いつつも、ドキドキさせるラブコメの王道を突き進み、「みゆき」「めぞん一刻」「YAWARA!」などなどを読みあさってきた青年ラブコメ漫画好きの私のハートに会心の一撃。『ドラクエX』を知らなくてもしっかり楽しめる超良作ラブコメです。

■弟の夫
ライター:すしし


「弟の夫」は月刊アクションで連載中のマンガ作品です。ある日、父と娘がふたりで暮らしている家にマイクというカナダ人がやってきます。その人は“死んだ弟の夫”であり……、つまりゲイカルチャーについて描いた作品になっているわけです。作者はゲイアートで有名な田亀源五郎氏ですが、そのあたりの話がさっぱりな私のような人に向けられた一般作品になっています。

本作には、主人公である弥一が持つ同性愛者に対する偏見や無理解、そしてその気付きが描かれています。その様子はまさに、ゲイカルチャーに詳しい著者から読者へ伝えたいことそのもの。自分がどれほど同性愛のことを理解していないのか、コミカルに教えてくれるマンガとなっています。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

2015年を代表してもおかしくないタイトルや、名前は聞くけど手を出しかねているものなど、多彩な作品をピックアップしてみました。本格的に忙しくなる前に、また期待作が発売されるまでの間に、よければ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。既に全部チェック済みという方は……じ、次回もっと頑張るのでご容赦を!
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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