あのリアル脱出ゲームが3DSで楽しめる!「リアル脱出ゲーム」を運営するSCRAPと任天堂の共同制作の『リアル脱出ゲーム×ニンテンドー3DS 超破壊計画からの脱出』。9/9現在、第2話まで配信されました。
筆者は「リアル脱出」ゲームは何度か参加したことがあり、そのたびに脱出できず涙を呑んできました。本作では一定時間で貯るゲームコインによるヒントと、オンラインでランダムに組んだ仲間から得られるシェアヒントを使い謎解きをすることが可能です。会場に行かずとも「仲間と解いている」感覚を味わうことができるのです。
それにしても今回ばかりは傍若無人プレイは不可能。しかしこれまでの失敗のリベンジはしたい。というわけで筆者は考えました。「解けないなら人の力を借りればいいじゃない」。マリー・アントワネットの声が天から聞こえる。これだ。他力本願、なんと素敵な言葉の響きでしょう。それでは以下、筆者が行った他力本願プレイをご紹介します。
(1)開始前から他力本願
予約時間の10分前に起動するとランダムで自分を含む6人のプレイヤーにより「ヒント協力隊」が確定します。開始時間まで定型文を使ってチャットできるのですが、ここで筆者は「シェアヒント期待しています!」と他力本願な定型文を連発。「こいつは戦力外である」ことを強烈に印象付けます。
(2)わからないところは放置してシェアヒント待ち
クリア時間を競うのではなくクリアすることを目的と定めれば心穏やかにプレイできるというもの。筆者はわからない謎はとりあえず放置。その間に仲間が謎を解き、シェアヒントが得られるまで待ちます。開始時は出遅れていた筆者でしたが、中盤以降は仲間より先に…。マラソン大会でこんなやつよく見かけたなぁ…
これなら他力本願で傍若無人できる!と思いきや、最終問題でまさかのロス。レベルが上がれば上がるほどシェアヒントではヒラメキを得られなくなってきたのです。脳をフル稼働させて、ギリギリ、ほんとうにギリギリですべての謎を解きました。
筆者が参加した回の成功率は30.4%。3DSのあらゆる機能を使って解く歯ごたえ十分の謎。シェアヒントによる仲間との一体感。リアル脱出ゲームの面白さプラス、ゲーマーとしての直観も試される本作。配信日過ぎたものもオフラインで遊べるのでチャレンジしてみてはいかがでしょう?
ホンネ君「最後まで他力本願できるほど人生甘くない 」 はい、その通り…。
3DS『超破壊計画からの脱出』は好評配信中。
・第1話 9月2日~9月30日まで無料、10月1日以降は100円(税込)。
『第2話』以降の価格は各450円(税込)で、配信スケジュールは以下の通りです。
・第2話 2015年9月5日
・第3話 2015年9月12日
・第4話 2015年9月19日
・第5話 2015年9月26日
■著者紹介
みかめ ゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。ゲームはジャンル問わず下手の横好きでなんにでも手を出す。歴史マンガ、コラム、イラストなど雑多に活動中。
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