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『アンジェリーク ルトゥール』キャスト10人にインタビュー!魅力や感想を訊いた

コーエーテクモゲームスは、PS Vita/PSPソフト『アンジェリーク ルトゥール』のキャストインタビューを公開しました。

ソニー PSV
『アンジェリーク ルトゥール』キャスト10人にインタビュー!魅力や感想を訊いた
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コーエーテクモゲームスは、PS Vita/PSPソフト『アンジェリーク ルトゥール』のキャストインタビューを公開しました。

『アンジェリーク ルトゥール』は、20周年を迎えた女性向け恋愛ゲーム「ネオロマンスシリーズ」第1作『アンジェリーク』のリメイク作品です。宇宙を統べる女王の後継者候補に選ばれた主人公(アンジェリーク)は、課題の惑星育成に取り組む中で、女王を補佐する守護聖たちと出会います。本作からの新キャラクターも登場し、ドラマや恋模様は更なる広がりを見せていきます。

◆ジュリアス役:速水奨




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

久しぶりにゲームでジュリアスを演じたのですが、やっぱり『アンジェリーク』という作品は、乙女の恋する心にすごく寄り添った作品なんだな、と改めて感じましたね。非常にツボを押さえています。各キャラクターにすごくバリエーションがあって、絶対この中に好きな人がいると思います。僕は「ブライアン」が気になってます。ジュリアスとブライアンの絡みもあるかも…?(笑)
あと、このゲームを収録するにあたって、キャラクターの根本をまとめた設定資料をいただきました。その根本を大事に演じてほしいというオーダーがあったので、一番最初に『アンジェリーク』という作品に出会い、ジュリアスを演じた時ととても近くなっていると思います。

――ご自身の演じられているキャラクター「ジュリアス」の魅力を教えてください。

コミックス(※コミック小学館ブックス連載)で少年時代のジュリアスのお話がありましたよね。 あれを読んで、とっても納得する部分がありました。物心ついたときから守護聖になるべく育てられて、ジュリアスはジュリアスであらねばならなかったんですね。 親の愛情とかも肌身で受けていないというか…。義務とか宿命とかにがんじがらめにされた少年期を過ごしてきたんですね。そんな、ストイックすぎる彼が、アンジェリークに出会い想いを寄せる。その想いの寄せ方もまた不器用なんですよ。 女王を支えなければいけない守護聖なんだけれど、その職務と、アンジェリークに対する想いとの間で悩み苦しむその辺の感じが見ていてちょっとおもしろかったかな。

――「ジュリアス」とご自身との共通点はありますか?

ほとんど無いですね。でも、幼き頃は私も優等生だったので、そこが似ているかな。自分を律する強さというのは、忘れちゃいけないと思うんですよ。世の中「これもいいんじゃないの」「あれもいいんじゃないの」と全てを許してしまうと、まとまりがなくなってくるというのかな。それは色んな国際情勢を見てもそうなんですけど。基本的な、生きていくうえでの倫理観が必要なんじゃないかな。だから僕もジュリアスの生き方から、「もう一度おのれを律して、背筋を伸ばして生きていかなければ」と、勉強させられました。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

僕は使命を選ぶと思います。だって恋はいつでもできるじゃないですか。引退してから恋すればいいじゃないですか。女王は今しかできないんですよ!今ですよ、今!

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

恋愛シミュレーション・女性向けゲームの元祖である『アンジェリーク』がこういう形で新しく生まれ変わって、きっと皆さんのハートにストライクだと思うんですよ。思いっきりときめいて、思いっきり恋に落ちてほしいな。男子もやったらどうだろう?(笑)それぞれの守護聖のバックボーンや生い立ちなど、色んな事がどんどん明らかになってきて、それぞれのキャラクターに、より深みと広がりがでてきていて、魅力が増していると思います。これはぜひ皆さん、プレイをして体感してほしいと思います。

◆クラヴィス役:田中秀幸




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

今回相当台詞の量が多いので、たっぷりと喋らせてもらいました。私はこの作品に途中からの参加なもので、『アンジェリーク』の初めの作品・物語である本作は、新鮮な気分で演じさせていただきました。

――ご自身の演じられているキャラクター「クラヴィス」の魅力を教えてください。

「安らぎをもたらす闇の守護聖」というのが全てを物語っています。優しさというよりは安らぎ。優しさも勿論あるんですけど、ストレートな優しさじゃないんです。一緒に居ると落ち着くところですかね。

――「クラヴィス」とご自身との共通点はありますか?

自分で言うの恥ずかしいな(笑)クラヴィスは気持ちを全部内に秘めてしまう所があって、僕もそこは割と似ていると思っています。思った事を言わないからクラヴィスはストレスためてしまっているんじゃないかな。(笑)あとは出不精なところも似ていると思います。外に出よう、と決めるまでが時間掛かります。 クラヴィスも、パーティーとかに出るまでは「面倒臭い、行きたくない」と思っていても、行くと「来て良かったな」って思っていそうなところがあるしね。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

難しい質問ですねぇ。両方手に入れたいと思うけど状況によっては恋を選んでしまうかもね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

今回は『アンジェリーク』の原点のお話ということで、クラヴィスもこれまで僕が演じてきたクラヴィスとはちょっと雰囲気が違うかと思います。今まで以上にみんなと馴染みきっていないというか、恋の痛手を引きずっているというか…。 そんなちょっと変わったクラヴィスを見ていただけるかなと思います。台詞の数もものすごく多くて、いろんなシーンがあるので、皆さんには楽しんでいただけると思います。

◆ランディ役:神奈延年




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

懐かしさと責任感と時間経過と…いろいろな物が相まって、最終的にその全てをプレッシャーとしてではなく、楽しんで演じられたことが一番良かったと思います。ランディの役に入るのは意外とすんなりいけました。さすがにずっと長いこと演じているキャラクターですし、スムーズに演じることができました。

――ご自身の演じられているキャラクター「ランディ」の魅力を教えてください。

一番の魅力はまっすぐで素直な所かな。やっぱり自分が言いたいことはしっかりと言う。ランディ自身が「俺はハッキリと言ってもらわないと分からないんだ!」と言っているくらいですし。それって気持ちが良いことだと思います。素直に感情を出す、素直に思う、素直に感じる、それが自然にできるのは人間としての根幹、基本に当たる事ですし、そういう所が彼の魅力なんでしょうね。特にそれができる人は日本人には少ないですよね。

――「ランディ」とご自身との共通点はありますか?

年齢も違うし、彼との共通点は少ないと思うけど、やっぱりランディに出会えて良かったなと思います。共通点というとなかなか難しいですけど、憧れは感じますね。年取ってくると素直じゃなくなってくるところもあるし、素直に言いたくても言えなくなってくるところもあるので、憧れますね。少しでも彼に近づきたいですね。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

究極の選択だな~!でも…性格的には使命を取ってしまうんじゃないかな。気持ち的には恋を取りたいんだけど…、性格的には使命の方を取ってしまうと思うね。女王候補ってことは周りから選んでいただいたわけで、途中でほっぽり出して逃げるのはちょっとね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

ずっとずっと待ち続けてくださった皆さんの愛や気持ちがものすごくありがたいですね。待ち続けるというのはとても難しいですよ。それを貫いてくれたファンの皆さんに答えられるように、一生懸命頑張りました。
当時のキャラクターの声のままでいけるかな、と心配していたんですが、心で一生懸命頑張ったので、楽しんでプレイいただければ僕には何よりも嬉しいことですね。告白のシーンは聞きどころなので、ぜひとも何度もプレイして聞いていただきたいと思います。

◆リュミエール役:飛田展男




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

愛のくだりや告白とか、そういう恋愛モードのところはエネルギーを使うというか、集中力がいりますね。わかっていたことではありますが、改めてそれを実感しました。あと、新しいデザインについてですが、これまでのリュミエールは足が見えるデザインではなかったので、今回はいくぶんアクティブになったかな、という印象を受けました。とても新鮮ですよね。ただ、特に振る舞いや中身が変わるわけではありませんでした。初めにデザインを見た時は、演技面でも変わるのかな?と思ったのですが、基本的には同じでした。すんなり入り込めましたね。

――ご自身の演じられているキャラクター「リュミエール」の魅力を教えてください。

想いはあるし、確固たる考えもあるんだけれど、それを露骨に前面にはださない。ただ、あまりにも色々気にし過ぎて、勝手に自分で背負っちゃう、というタイプかなと。大人ですよね。もっと地を出してもいいんじゃない?とは思いますけどね。きっと、それを唯一出すのがオスカーやアンジェリークに対してだったりするのでしょうね。逆にいえば他の守護聖達には絶対見られたくないような物言いや会話を、彼女たちとするんですね。

今作は、本当に最初の、アンジェとロザリアが聖地にやってきたところからスタートしているお話なので、初めにスタッフの方から、シビアな関係性をもって臨んでほしいという要望をいただきました。 新鮮でしたね。プレイする皆さんも、ちょっと違う…何か新しい…、というところを感じていただけるのではないかな、と思います。

――「リュミエール」とご自身との共通点はありますか?

あまりストレートに物事を言えない、というところかな。思っちゃいるんだけど言えない、みたいな。そういうところや、あまり主張しないっていう点も似ているかもしれませんね。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

聖地を治める方を取る…かな。女王になったら、大陸はあまり変えずに、いろんな問題が起きた時にそれを受け止めて、これまでの聖地を継続して守っていきたいですね。でも、聖地のありようが自分の思うところと繋がるようであれば受けて、もしこの聖地では自分は女王になれないなと思ったら、恋をとるかな。(笑)

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

単なる続きを作るのではなく、ここであえて「リメイク」という形をとるのは、新たにゲームを作るよりも大変だと思うんですね。異論や違和感もあるかもしれませんが、絶対そこには何かがあると思うので、それを是非皆さんでプレイして感じて味わっていただきたいなと思います。

◆オスカー役:堀内賢雄




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

またアンジェリークのオスカーを演じられるのは非常に嬉しいと共に、まさか実現すると思っていなかったのでスタッフの皆さん、そしてファンの皆さんに感謝ですね。正直な話、収録までは間隔が空いているので自分の中で「オスカー」というキャラクターが老けてしまうのでは、とかいろんなことを考えての収録でした。終わってしまうともう一度演じられたことの喜びでいっぱいです。

自分なりの昔のオスカーに戻ってやったつもりだけど、最初演じた時から年数がたっているので、僕自身も人間的に成長して、その影響でオスカーのメッセージも熟成されているかもしれないですね。
若いときはあまり恥ずかしくなかったんだけど、不思議なもんで最近は少し照れちゃって。昔に戻る気持ちで演じましたね。

――ご自身の演じられているキャラクター「オスカー」の魅力を教えてください。

優しいくせに上から目線で突き放した所かなぁ。本当は超心が優しいのに、女性と接すると上から目線になってしまう所、もしかしたら計算尽くなのかもしれないけどね。あと守護聖として仕事に真剣に向き合っている所、その辺のバランスが取れていて格好いいよね。女性には優しくて上から目線だけど仕事に関しては超マジメって。凄く大人だね。

――「オスカー」とご自身との共通点はありますか?

ないない(笑)一つだけあるとしたら、僕も声優業界に後輩がたくさんいるけど、オスカーも守護聖の後輩達には口では悪く言いながらも可愛がっている所があるじゃないですか。そういうところが似ているかなと思いますね。厳しく接する所はあるけど、そこに愛情がある、その辺が良いと思いますね。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

恋ですね。人生一度しかないから、どちらか選べと言われれば恋を選ぶんじゃないかな。男は仕事とか言うけれど僕はそうは思わないな。この人だ、と思った人と人生一緒に居られた方が良いと思うよ。仕事は恋に落ちた後でも一生懸命できるけれど、この人だ、っていう本物の恋はそうそうできないもんね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

僕自身も待ちに待った作品です。僕たちも一生懸命頑張りますので、ファンの皆さんのお力を貸していただき、更に「アンジェリーク」を盛り上げてもらいたいなと。「アンジェリーク」は演じていてとても楽しいし、みんなの仲もチームワークも抜群なので、もう一度みんなで集まっていろんなことをやりたいなと思っています。

◆マルセル役:優希比呂




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

果てしなく緊張しました。マルセルは相変わらず良い子ですが、自分自身は経験によって良くも悪くも感覚が彼から離れていきますので・・。あと、見るたびに可愛くなっていくので、イメージを壊さないようにと緊張してます。でも気持ちとしては、今のほうがより彼のことがわかるような気がします。喜怒哀楽の明快な子ではあるんですが、彼なりの複雑な気持ちや心境の変化は今の方がよくわかるような気がしますね。

――ご自身の演じられているキャラクター「マルセル」の魅力を教えてください。

喜怒哀楽を本当に素直に表に出して人と接していけるところが彼の魅力だと思います。喜びや悩みもそのまま受け止め誠実に考えるところ、そこが一番の魅力だと思いますね。あとはこのルックスですからね。この可愛いさで正論を言ったら・・僕は負けます(笑)他のキャラクターもそうなんですが、色々な面で浮世離れしているようなところも大きな魅力なんじゃないかな、と思います。

――「マルセル」とご自身との共通点はありますか?

マルセルは本当に良い子なんですね。台詞や人との接し方をみても、本当に学ぶところばっかりで…。そんなマルセルと、共通点を作ろうとしていたっていうほうが近いかもしれませんね。何か一緒のところが生まれるといいなぁ、とずっと思ってました。リスク覚悟で喧嘩しているところに飛び込んで行って「やめなよ!」みたいな風に、絶対行きませんから、僕は(笑)こんな風になれたらいいなぁ~ってずっと考えていましたね。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

絶対恋をとると思います。役目をとると最終的に孤独になるんで。(笑)一人は嫌です(笑)。恋をとって、幸せな家庭を作って、一生寂しくないように過ごします!・・あれ???

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

ずっとずっと応援してくださっている方には原点回帰となる作品です。真新しいものと、”伝説”がその中に入っておりますので、色んな方々が一緒になって楽しめる作品なんじゃないかなと、思います。キャラクターもそうですし、声優もそうですけど、この新しさと伝説が入った作品を色んな世代の方々に楽しんでいただけるといいな、と思います。

◆ゼフェル役:岩田光央




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

前に「ゼフェル」としてアフレコしてから10年以上経ちますが、台詞を言えば言うほど、色んなものを思い出していき、その感じがとても気持ち良く、素敵な時間でした。すごく楽しかったです。今の僕の色んな活動があるのも、「アンジェリーク」という作品がコアになっているところがあるのですが、「ここから始まったんだな~」と感じ、改めてゼフェルが好きだなと思いました。最初はさぐりながら演じていたのですが、すぐに理想としているゼフェルに到達することができたので、体に染み付いているものがあるのかな?と感じさせてもらいました。

――ご自身の演じられているキャラクター「ゼフェル」の魅力を教えてください。

なんといっても「元祖ツンデレ」ですよね(笑)
心の距離が近くないと、こんなにひどい奴なんだ!?と(笑)「相変わらず冷たいな」と思いながら演じました。ツンは酷いのですが、デレになると「ここまでいくのか!こーゆーことをやっちゃうんだ!?」と驚くような凄いパートがあります。詳しくは言えないですが、デレの極致です!僕も照れちゃいました。

――「ゼフェル」とご自身との共通点はありますか?

共通点は、自分でいうのもおこがましいのですが、ゼフェルはピュアな人で、1本筋の通ったまっすぐな人なので、そういうところは僕も「見習っていきたいな。持ち続けていけたらな」と思います。また、「持っているところもあるのかな?」という自負と願いがあります。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

始めたころは使命だったと思うんですよ。けど、この歳になると恋かな(笑)。今でも恋心を持っていきたいですから。自分の中で培ってきたものや完成してきたものもありますが、やっぱり最後まで持ち続けていきたいのは、恋だったり人を想うことだったり、愛することだったり。そういうのを持ち続ける自分でいたいですね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

おかげ様で『アンジェリーク』というタイトルがこういう形でまた皆さまの前にお披露目する機会をいただけました。本当に嬉しいです。キャストも変わることなく、20年前のキャラクターの声をあてさせていただけましたので、往年の『アンジェリーク』ファンの方には100%楽しんでいただけるものになると思います。

そして、『アンジェリーク』を知らないユーザーさんにも、「これが恋愛シミュレーションゲーム!」「乙女ゲーの元祖!」というものをぜひ味わっていただきたいと思います。ここから始まっているんだ、というところがありますので。

今は女性向けゲームでも本当に色んなタイトルがありますが、その根っこを改めてプレイしていただければと。『アンジェリーク』の底力を感じていただければと思います。ぜひ、楽しんでください。

◆オリヴィエ役:子安武人




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

いろんな要因で大変だったなぁと。特に苦労したのは、やっぱり年月が経っていることが第一。今作は、「アンジェリーク」第一作目のリメイクで、中身が変わっていないけどビジュアルが全面的に新しくリニューアルされています。 ビジュアルに合わせた演技をしつつも、元々のオリジナルである台詞は何一つ変わっていない。 その辺りの兼ね合いを上手く付けていく作業が非常に難しかったですね。そのまま同じようにトレースしたお芝居はせず、みんながよく知っているオリヴィエとは少し違う、ちょっとビジュアルに寄せてお芝居を付けています。そのお芝居と、元々の台詞との違和感を無くしていく作業が難しかったです。

――ご自身の演じられているキャラクター「オリヴィエ」の魅力を教えてください。

魅力はと聞かれると困っちゃうんだよね。人ってそれぞれ好きなところが違うじゃないですか。僕1人とっても見た目が好きとか、話し方が好きとか。僕がどうこうっていうよりも、皆さんがオリヴィエのここが好き!と感じるところが彼の魅力かなと思いますね。僕自身はここが魅力だ、と思って演じているわけじゃない。そう思って演じると、少しあざとくなって嫌な人間になってしまうからね。なので、人それぞれ「あ、ここがいい」と感じ取って思ってもらえた部分が魅力だと思いますね。

好きなポイントを挙げるとすれば、表面的に見えていない所が彼の良いところじゃないですかね。表面に出てきている言葉は甘ったるい言葉だけど、その表現じゃなくて、その裏に隠れた部分が凄く素敵だと思います。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

難しいなぁ(笑)どっちの比重が強いかじゃないかな。 仕事をしているよりも恋を優先したい!と思ってしまえるような人がいたらそっちにいくと思うし、そうじゃなければ仕事にいくんじゃない?絶対にその2つはイコールじゃないので、どこかで天秤に掛けると思いますよ。恋人が守護聖たちの中だったら……演じている声優さんたちのイメージが強いからねぇ(笑)誰か1人を選ぶのは難しいですね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

前作をプレイされた方は、懐かしく感じてプレイしてくださると思いますが、心地よい違和感を覚えつつ、ニコニコしながらプレイしていただけると嬉しく思います。作品自体は20年前のものですが、デザインやシステムなどは新しく今風となっています。そして、作品と一緒で、役者さんにも同じだけの時が流れているので……、色々思うところがあると思いますけど、そこは絶対に言っちゃダメ(笑)

初めてプレイされる方は、単純にプレイを楽しめると思います。王道をいくゲームですので。最近の作品だと割とツンデレ系で辛辣なことを言うキャラとかありなんでしょうけど、『アンジェリーク』は全員が甘々になる本当に王道の感じですので。そういうのをちょっと照れくさそうにプレイしてもらえればと思います。男の人は耐えられないと思いますけど(笑)女性の方は照れながら恥ずかしそうにプレイしてもらえるのが一番合っていると思います。ぜひともプレイして自分のご贔屓のキャラクターを作ってください。

◆ルヴァ役:関俊彦




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

文量が凄かったので大変でしたね。一人でこもって喋りっぱなしというのはなかなか大変なもんですね。前回のアンジェリークの収録からずいぶん久々の収録だったけど、今までの続きじゃ無くて守護聖たちがお互いに対して完全に心を許しあっていない、初期の緊張感のある関係としての守護聖を演じられるよう気を付けました。終わってみれば大半はアンジェリークとのコミュニケーションでしたが。上手くいったと思います。

――ご自身の演じられているキャラクター「ルヴァ」の魅力を教えてください。

イラストを見るとイメージが随分変わったような気がしています。先ほども言ったように、初期の”緊張感のある守護聖同士の関係”を出すためかもしれないけれど、だいぶ変わったなぁと僕らの間では言っていました。基本的に、ルヴァは今までのルヴァと変わりない、おっとりとした、もの柔らかな安らぎを持ってもらえるキャラクターとして今回も踏襲して演じたつもりです。

――「ルヴァ」とご自身との共通点はありますか?

僕はこんな立派な人じゃないんで(笑) 芝居で役を演じるときは、自分以上に優れた”現実に生きる人間”と思って演じています。似てる部分を見つけようとはするんだけれどね。ルヴァは周りへの気遣い、上下関係無く気遣いを持つタイプのキャラクターなので、そういった点が支持していただけるのではないでしょうか。ちょっと優柔不断だったりしますけど。 僕は自分勝手なので、ルヴァの性格の影響を受けて自分の性格ももっとよくしたいなと思っていますね。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?また、その理由も教えてください。

難しいなぁ。恋の方を選ぶんじゃないかな。というよりもこの質問はみんな恋の方を選ぶんじゃ無い?一人くらい受け狙いで使命の方を選ぶかもしれないけど。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

新しく始まるアンジェリークに対する皆さんの目が気になりますね。どんな風に新しいアンジェリークを見てもらえるのか、もしそこに新しい魅力を感じていただけるなら、またぜひ昔みたいに見守って応援してもらえると一番嬉しいですね。

◆ブライアン役:逢坂良太




――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

『アンジェリーク』という歴史の長い作品に、若手の僕が入ることになるとは思ってもみなかったので、ものすごいプレッシャーでした。とりあえず、収録前に他のキャストの皆さんのお声を聞かなくて良かったなと思います。(笑)それを聞くと、逆に意識しすぎて変な感じになりそうだったので、あえて聞かなかったです。演技面では、あまりにもキャラ作りが若すぎると作品でのキャラの立場から浮いて来ちゃうかな?と思ったので、たっぷりめのお芝居をさせていただきました。

「ブライアン」は、見た目もクールで落ちついているので、そういうところを意識して演じさせていただきました。1週間くらい前から、「もうちょっと闇っぽい感じを出してみようかな?もうちょっと感情なしでいってみようかな?」とか、悩みましたね。ただ、彼はそんなに冷たい人間でもないので、割と素直に演じています。良く聞くと「あそこデレてたんだな!?」と分かるように演じられるよう、意識しました。

――ご自身の演じられているキャラクター「ブライアン」の魅力を教えてください。

しっかりしているんだけれど、ほうっておけないところでしょうか。ちゃんとしているんですが、危なっかしい雰囲気があったりするので、そういうところが主人公もほっとけなくて、ついつい見に来てしまうんじゃないかな。口調も結構キツイところがあったりするんですが、それは人とあまり関わってきていないので、人恋しさがありつつも素直に表に出せないゆえに出てくるものかもしれませんね。そういうところは基本的には見せないけれど、ちょっとだけ漏れてしまうキャラクターなんじゃないかな。

――「ブライアン」とご自身との共通点はありますか?

素直じゃないところですかね。僕は結構あまのじゃくなので。仲良い人に対してだけですけどね。ついついふざけてしまうんです。素直に本心を言えないところが若干共感する部分があったりしましたね。

――もしご自身が女王候補となった場合、”恋か使命”、どちらを選びますか?

また、その理由も教えてください。
恋愛ですね。女王候補みたいな重荷背負いたくない(笑)自分から「なりたい」って言ったんじゃないのだったら、即おりますね。人の生活や人生にまで責任持てません!自分でいっぱいいっぱいなんです。(笑)でも、恋愛よりも僕は友達の方が大切なので、最優先は友達ですね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

僕の中のブライアン像を出して演じさせていただきました。20周年記念でリメイクされる作品ですからね、出られるだけでもありがたいです。これまで20年間ずっとアンジェリークという作品を好きでいらっしゃる方が僕が演じているブライアンのルートをやると考えると、今からすごいドキドキするんですが、ぜひ温かい目でみてプレイしていただければ嬉しいです。数あるキャラクターの中で、「ブライアンが一番好き」と言っていただけたらそれは本当に嬉しいことですが、単純に「ゲームとしてやって違和感がなかった」と言っていただけるだけで、僕は十分だなと思いますので、ぜひ、最後まで楽しんでいただければなと思います。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

『アンジェリーク ルトゥール』は、2015年10月1日発売予定。価格は通常版が6,800円(税抜)、ダウンロード版が6,000円(税抜)「トレジャーBOX」が12,800円(税抜)、「20th アニバーサリーBOX」が30,000円(税抜)です。

オリジナルキャラクターデザイン:由羅カイリ
キャラクターデザイン:ハチロクハチコ
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
《栗本 浩大》
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