「金が全て」という言葉は少々極端ですが、金が無ければ色んなものを取りこぼしてしまうのはどこの世界でも往々にしてあること。眠らない街「丹屡夜（ニルヤ）」を舞台とする本作では、余命一年という厳しい現実を突きつけられた主人公・創司が、好いた女と添い遂げという最後の望みを取りこぼさぬため限られた時間を費やし、「金を稼いで愛を買う」という大胆なゲームです。
刀匠である主人公が、嬢郭へ足を運べるほどの金を稼ぐには、己の技を駆使して刀を作り、販売するしかありません。その詳しいゲームの流れや、親密さが増すことで発生する艶やかなタッチイベント、また押さえておきたい基本情報の数々が明かされたので、おさらいも兼ねて紹介させていただきます。
かつて人々から疎まれ恐れられ、見放された眠らない街。
そこには、いつしか無法者たちが集まり、異常な速度で成長を遂げた“丹屡夜”（ニルヤ）と呼ばれる眠らぬ夜の都市ができあがっていた。
そんな不夜城の街“丹屡夜”へ、光に誘われる蛾のように、余命一年あまりの一人の男がふらりと赴き、小さな工房を構えた。
男は小物や小刀を作り、残りの日々を暮らしていたが、ふとしたきっかけで、嬢郭（じょうかく）へ行く事になる。
のり気はしない中で連れてこられた嬢郭。
しかし男はその狂宴の地で、残された命を燃やす“運命”と出会い――
【媛嬢】（ひめじょう）
■清花（きよはな）：CV 千葉 泉さん
可憐な笑顔とサイドポニーがトレードマークの女の子。
ややドジなところもあるが、誰からも好かれる温和な性格をしている。
■朝香（あさか）：CV 辻 静香さん
大金を持つ客にやたら興味を示す女の子。
裏表のある性格だが、客前では愛想がよく、幼く見える容姿で人気が高い。
■夕霧（ゆうぎり）：CV 伊藤 静さん
容姿端麗だが、後ろ向きな女の子。いつも涼しい顔をしており、客との会話も弾まない。
美人でも媛嬢に向いているとはいえない性格。
※嬢郭：女性がいろいろなおもてなしをしてくれるお店
※媛嬢：嬢郭でおもてなしをする女性のこと
『大江戸BlackSmith』は、鍛冶屋として働き金を稼ぐシミュレーションパートと稼いだ金を女の子に貢ぎ、愛を深めていくアドベンチャーパートに分かれています。
主人公の創司は鍛冶屋を生業としており、刀や装飾品を作るためダンジョンに潜り、素材の採掘をします。そして、商品を製作し、販売することで金を稼ぎます。鍛冶業以外にも街の人の依頼をこなしたり、賭博によって金を得ることもできます。
そして、お気に入りの女の子に逢いに行いきます。愉しいひとときを過ごすことができる……はず。
■実際のゲームの流れ
本作では、心に決めた女の子に定期的に逢いに行かなければなりません。そのため、女の子と次に逢う約束をします。丹屡夜に於いては、嬢郭での約束は絶対です。
女の子に逢うためには、丹屡夜の利用料金を支払う必要があります。料金は通えば通うほど、高くなります。その時の料金と売り物になる刀などの価格にもよりますが、何本もの刀を売らないと会いに行けないことも多々あります。
それだけの刀や装飾品を作るには相応の素材が必要となり、入手手段となるダンジョンに潜る必要性に迫られます。ダンジョンでは、行動をすればするほど時間が経過します。またダンジョンに潜るために用心棒を雇う必要があり、こちらも契約金がかかるため金勘定は常に頭を悩ませることになりそうです。
素材を手に入れたら、それを素に刀や装飾品を製作します。1日に作れる商品の数は、主人公の体調次第。また素材が足りない場合は、再びダンジョンに潜りましょう。
無事に出来上がったら、製作物を工房の店に陳列し販売を行います。商品が売れたかどうかは1日ごとに分かり、作った物が全て売れるとは限らないので多めに刀や装飾品を作っておきましょう。
商品が売れるまで、街での依頼やイベントを進めましょう。また街では、用心棒とのイベントもあり、親密度をあげることができます。街は行くだけで、1日を消費します。
稼ぎでまとまったお金を手にしたら、女の子に逢いに行きましょう。嬢郭で愉しい時間を二人で過ごし、そして次に逢う約束をします。何度も通うことで女の子との仲を深めていき、何時しか、互いに惹かれあうようになって行きます。なお、約束の期限を過ぎてしまうと女の子に嫌われるので要注意。
女の子とのアドベンチャーパート中に、色香漂うタッチイベントが発生することがあります。
タッチイベントの前半は、女の子の体を優しくタッチする「前ノ戯」（まえのたわむれ）。女の子の体の敏感なところをタッチしてハートのゲージをためましょう。女の子はタッチに反応して声を出すことも。
「前ノ戯」でハートのゲージをMAXにすると「後ノ戯」（あとのたわむれ）というイベントに入ります。タッチで火照った身体を擦って、服が透けていき……!?
主人公の創司には、残りの命に関するステータスや鍛冶屋ならではステータスがあります。プレイヤーはこうしたステータスを上げたり、高い状態に維持しなければなりません。ステータスの管理も『大江戸BlackSmith』のシミュレーション要素の一つとなっています。
■余命
主人公は余命1年。残りの命が尽きるまで、愛した女の子と添い遂げます。ゲーム上、最も重要なステータスです。余命は、「ダンジョンに行く」、「工房で刀や装飾品を作る」、「街に行く」、「女の子に逢う」、といった行動をとるとそれに応じて減っていきます。特にダンジョンでは、長い間いると2日以上の時が経つこともあります。
■技巧
「技巧」は主人公の鍛冶屋としての腕前を表しています。この値が高いと、より効率よく武器を鍛えることができます。「技巧」は工房で武器や装飾品を作ったり、武器を鍛えたりすると上昇します。
■名声
「名声」は主人公の街での評判を表し、この値が高いと、商品が売れる可能性が高くなります。「名声」は依頼の達成や街でのイベント、工房での売り上げによって上昇します。
■運気
「運気」は主人公の運のよさを表し、博打での勝ち負けに影響を及ぼします。また、「運気」が高いとダンジョンでレアリティの高いアイテムを得られる可能性があがります。「運気」は街でのイベントによって上下します。
■体調
「体調」は主人公の身体の調子を表しており、その日工房での鍛冶の回数や、ダンジョンでの行動で時間に関係しているステータスです。 また、「体調」は街に訪れることで回復し、余命が少なくなるにつれ最大値が下がります。
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『大江戸BlackSmith』は、2014年11月27日発売予定。価格は、パッケージ版が6,458円（税込）、ダウンロード版が5,143円（税込）です。
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