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『ファイナルファンタジーXV』キャラの切り替えや、押しっぱ問題について田畑氏が言及

スクウェア・エニックスは、東京ゲームショウで伝えきれなかった内容を伝える番組「FF零式HD緊急トークショウ ロング版」を実施しました。

ソニー PS4
『ファイナルファンタジーXV』キャラの切り替えや、押しっぱ問題について田畑氏が言及
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スクウェア・エニックスは、東京ゲームショウで伝えきれなかった内容を伝える番組「FF零式HD緊急トークショウ ロング版」を実施しました。

この番組には、様々な情報を提供するディレクター・田畑端氏と、進行役を務めるマーケティング部マネージャー・大藤昭夫氏が登場。『ファイナルファンタジー 零式 HD』に『ファイナルファンタジーアギト プラス』、そして『ファイナルファンタジーXV』の最新情報が次々と飛び出しました。

まず、番組名のタイトルにもなっている『FF 零式 HD』からは、今回の放送用に作られたゲームプレイ映像が公開に。東京ゲームショウで披露する予定だった下りまでたどり着けなかったため、今回映像で紹介する運びとなりました。

次に明かされたのは、2015年1月15日配信予定のPS Vitaソフト『FFアギト プラス』に関しての新情報。基本無料タイトルですが、特典を付属するパッケージ版も同日発売を予定しています。その封入特典として、玄武王ギルガメッシュの鎧を模した「玄武甲冑【王の鎧】」と、軍神シヴァのまとう衣装を再現した「軍神衣【氷の女王】」が予定されていることは既にお伝えした通りですが、そのデザイン画が公開となりました。

それぞれ男女2種類が用意されるため、男性版のシヴァの衣装、そして女性版のギルガメッシュの衣装という、シリーズを通しても珍しいアレンジがデザイン画として描かれており、ファンにとっては興味深いビジュアルを拝見できる機会を得ることができました。また、こちらも特典となる「クラススーツ」にも、男女のデザイン画が登場。パッケージ版の購入を考えている方には、判断材料のひとつになったことでしょう。

そしてもっとも放送時間を割いた話題は、多くのユーザーが注目する『FFXV』への質疑応答でした。これまで寄せられた質問を大藤氏がまとめ、そのひとつひとつを田畑氏に投げかけるという形で、興味深い新情報から現段階の仕様まで、様々な驚きが飛び出す一問一答となりました。特に見逃せないと思われるポイントを抜粋して、下記にまとめさせていただきます。

◆質疑応答


■「結局、2013年のE3トレーラーは嘘なの? あんなふうにプレイできないの?」
「都庁前で戦ってるあれですよね」と確認した田畑氏は、「出来ます」とはっきり断言。TGSで公開した仕様は、仮の環境から本番の環境へ移行中のもので、その移行作業はまだ完全に済んでおらず、全てを移行するにはまだ時間がかかるとのことでした。また、E3トレーラーは「理想型ではなく、あくまで基本形。あれを発展させていくのが目標」とのコメントもありました。

■「押しっぱ問題を詳細に教えてよ」
押しっぱ問題とは、「攻撃も防御もボタンを押せばできる」と発言したコメントから、押しているだけで戦闘できるのか、そんなの簡単すぎないかとの懸念がユーザーの間に広がった問題のこと。これに関して、まず防御は「MPを消費する」とのこと。そのため押しっぱなしだけで戦闘をクリアすることはできず、また基本防御だけで全ての攻撃が避けられるわけではありません。

基本の防御以外にも、受け流しやテクニカルなガードの方法があり、「操作そのものは複雑にならないようにしつつ、ゲームとしては歯応えのあるものにする」との姿勢で制作を進行していると明かします。

また攻撃も、攻撃ボタンを押していると基本コンボが出ますが、方向キーとボタンの組み合わせで出てくるアクションが異なり、タイミングと入力の方向、周囲にいる味方や武器などの組み合わせで、その攻撃やコンボも変化していくとのこと。攻撃も、押しっぱなしで片付くわけではなさそうです。

■「キャラの切り替えは? 去年のE3でできるって言ったよね?」
「現在の仕様ではできません」と残念な返答となりましたが、こちらもはっきりと断言。多彩な要素を搭載し戦略性が増した「アクティブクロスバトル」(AXB)をより面白くするために、キャラの切り替えを断念する決断を下したと述べました。

■「ジャンプはどうした?」「フリーランが楽しみだったんですけど」「剣がクルクルするバリアなくさないでよ!」
これらの要素は、すべてありますとのこと。フリーランに関しては、トレイラーで見せたような強敵に対して専用の恰好いいフリーラン攻撃があるとも発言。「剣がクルクルするバリア」に関しては、「あれはファントムソードという状態で、あの状態になるとショートシフトという高速移動でバトルができます」と述べ、その状態を映像としても公開しました。

■「武器の選択とかはできないの? 全部自動なの?」
武器は、アクションごとに武器をセッティングするシステムとなり、バトルの前に組み合わせておく形となります。そのため、戦闘前のセッティングが重要となります。また装備している武器の中からメイン武器を選ぶことができ、その武器についている技を任意に発動させることも可能とのことです。

■「カジュアルユーザー向けに超簡単になっちゃったの? もうアクションRPGじゃないの?」
「ちゃんとアクションRPGです。ナンバリングなので間口は拡げたいがゲーム自体をカジュアルにするつもりはない」と発言。なお、シナリオクリアだけならば、LVを上げて装備を集めるなどすれば心配する必要はないとのことです。そして、ダンジョンはかなり手強くなっているらしく、コアなユーザーにはそちらも楽しみにして欲しいと明かしました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


この他にも、「情報の出し方が下手なんじゃね?」との問いには謝罪をし、今後はできるだけオープンかつ積極的に情報を公開していきたいと語り、今後もこういった放送を続けていく旨を告げる場面も。確約ではないものの、「こういった番組を、11月にまた放送したい」との発言もありました。

また概要だけの発表でしたが、連携が連鎖・発展するシステムなども発表され、今後の情報公開に期待が募る緊急トークショウとなりました。更なる要素が明かされていくであろう続報が、今から楽しみですね。

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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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