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【そそれぽ】第98回:『スマブラ』サムス使いは原点を知るべし!『メトロイド ゼロミッション』をプレイしたよ!

任天堂 Wii U

「サムス」の戦い歴史、その原点を知るべし!
  • 「サムス」の戦い歴史、その原点を知るべし!
  • 第1作を大幅リメイクした『ゼロミッション』の第1部
  • おなじみの探索アクション、宿敵「メトロイド」も出現・・・!
  • 本作の第2部で初登場となった「ゼロスーツサムス」
  • ほぼスニーキングミッションの序盤。過酷さを乗り越えた先に待つものは?
  • クリア後のお楽しみとして『メトロイド』第1作も収録!豪華!
  • Wii U VC機能「なめらか画面モード」ON
  • Wii U VC機能「なめらか画面モード」OFF
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第98回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

久々に通常のスタイルでお届けする【そそれぽ】ですが、その間にもゲーム業界ではいろいろなことがありました。Xbox Oneも発売されNew 3DSは発表され「ゲームショウ 2014」も開催され・・・中でも、特にインサイドで注目され続けているのは何と言っても『スマブラ for 3DS』発売でしょうか。もちろん筆者もプレイしてます。ただ『スマブラ』登場キャラって、使用キャラとして好きなのに、意外と原作ゲームを遊んでないや!ってキャラ、多くないですか?筆者はけっこういるんですよ。レトロゲームからの参戦も多いので、なかなか遊ぶ機会がない場合もありますよね。

というわけで、今回プレイするのはWii Uバーチャルンソール、ゲームボーイアドバンスソフト『メトロイド ゼロミッション』です。

上記リンクの関連ニュース一覧を見ると、インサイドの黎明期に本作が2003年のE3に出展され初披露となるニュースなどが掲載されていますね。10年前に発売された本作が、今では「レトロゲーム」としてネット配信されていること、そのプレイレポートをこうしてお届けすることは、なかなか感慨深いものがあります。なぜこの時期に本作なのかというと、『スマブラ for 3DS』に参戦している『メトロイド』シリーズの「サムス」と「ゼロスーツサムス」を知るのに最適な1本なので、取り上げてみました。『スマブラ』プレイヤーも必見ですよー!それでは、早速プレイしていきましょう。

▲『スマブラ for 3DS』の「サムス」と「ゼロスーツサムス」


◆『メトロイド ゼロミッション』ってどんなゲーム?


■探索系サイドビューアクションゲーム
ジャンルは探索要素が色濃いサイドビュータイプのアクションゲームです。主人公「サムス・アラン」を操作して、敵と戦いながら広大なフィールドを探索。シリーズの魅力でもある「徐々に増えていくアクション」「パワーアップしていく武器」「歯応えのある攻略」は本作にも健在です。


■実は壮大な『メトロイド』シリーズのストーリー
『メトロイド』シリーズの時系列。実はけっこう複雑で、それらを並べるとかなり重厚なストーリーが浮かび上がってきます。

【シリーズの時系列】
『メトロイド』(3DS/Wii U/Wii VCで配信中)および『メトロイド ゼロミッション』第1部
  ↓ ↓ ↓
『メトロイド ゼロミッション』第2部
  ↓ ↓ ↓
『メトロイドII』(3DS VCで配信中)
  ↓ ↓ ↓
『スーパーメトロイド』(Wii U/Wii VCで配信中)
  ↓ ↓ ↓
『メトロイド Other M』(Wiiソフト)
  ↓ ↓ ↓
『メトロイド フュージョン』(Wii U VCで配信中)


と、実は2部構成の『メトロイド ゼロミッション』。ファミコンディスクシステムで発売されたシリーズ第1作を大幅にリメイクし、よりストーリー性を際立たせ、遊びやすくなっているのが今回プレイする『メトロイド ゼロミッション』の第1部です。ゲームの大筋やストーリーは第1作とほぼ同じですが、全く新しいゲームに生まれ変わっていると言っても過言ではないぐらい進化を遂げています。

■完全新規エピソードとなっている第2部
第1部は、第1作のストーリーを再現しているので「惑星ゼーベス」を舞台にパワードスーツを身にまとったサムスが活躍。機械生命体「マザーブレイン」の破壊が目的です。

一方、第2部は「惑星ゼーベス」から脱出する際にあるトラブルに巻き込まれ、宿敵である「スペースパイレーツ」の宇宙船を舞台に、パワードスーツを失ってしまったところからスタート。いわゆる「ゼロスーツサムス」が登場し、本作にしか収録されていない完全新規エピソードとなっています。ちなみにパワードスーツを装着していないサムスの装備に「ゼロスーツ」という呼称は当時はなく、『スマブラX』に登場した際にキャラクターが「ゼロスーツサムス」と呼ばれたことから(ほぼ)公式化されました。


◆「サムス」と「ゼロスーツサムス」


■パワードスーツのありがたみを知ろう
『スマブラ』シリーズでは、すっかり「サムス」と「ゼロスーツサムス」は定番化しましたが、『スマブラ』の「ゼロスーツサムス」は、あくまでも『スマブラ』の強さなんだ、ということを本作で知りましょう(笑)。筆者は『スマブラX』から「ゼロスーツサムス」をそこそこ贔屓にしているのですが、まさか本編でここまで弱いとは知りませんでした。

■第2部序盤はほぼスニーキングミッション
そこまでの『メトロイド』らしい『メトロイド』とはうって変わって、第2部に入って登場する「ゼロスーツサムス」は、ハンドガン(パラライザー)一丁しか持っていない“身体能力が高い女性”です。「プラズマウィップ」も「ジェットブーツ」も『スマブラ』独自の設定なので、敵に対して本当にほぼ何もできません。できることは、ハンドガンのチャージがMAXの際に敵を一瞬マヒさせて足止めさせること、探索のために壁などをハンドガンで破壊することのみです。

第2部序盤の基本は、敵にできるだけ見つからないようにする、いわゆる「スニーキングミッション」です。もちろんそれだけでは終わらない第2部ですが、パワードスーツを再び着れるかどうかは、ぜひプレイして確認してみてください。かなり熱いです。

■原点の原点がプレイできる!
本作で一度エンディングを見ると、原点の原点である初代『メトロイド』がプレイできるようになります(正確には海外で発売されたファミコンのロムカセットなので、ディスクシステム版と音楽などで多少差異があります)。クリア後のお楽しみとして、本作と比べてプレイしてみると、2つのタイトルの共通点や違いが見えて、なかなか面白いです。

ただし、なんだかんだで『ゼロミッション』の方がシステム面などは圧倒的に便利なので、『ゼロミッション』を本命として購入した人はあくまで「オマケ」程度に考えてください。“逆に貴重”とも言えるロムカセット版をプレイできるので『メトロイド』シリーズのディープなファンの方はある意味必見ですよ。


◆気になったところ


■なんとなくしかわからないストーリー全体像
文字などによる解説がほとんどなく、1枚絵やちょっとしたアニメーションでストーリーが描かれるのですが、他のシリーズなどを遊んでいないと、ストーリーの全体像が少し掴みづらいかなあと感じました。筆者は、『II』『スーパー』『Other M』をプレイしていたので、ある程度理解できましたが、初見だと奥深いところまでは理解し難い部分もあったと思います。とは言え、物語の全体像を理解しようとすると「考察」を含めてかなり深いものになってくると思うので、単体のゲームとして見た時にこれが大きな問題になるワケでは一切ありませんのでご安心あれ。

■スルーしたくない見えるやりこみ要素
見えるんです、アイテムが。でもそれを取るためには、いろいろ頑張らないといけないのです。どれぐらい頑張らないといけないかというと、本編のストーリーを進める倍以上に考えたり、繊細な操作を要求されたり、ステージ中を走り回ったり。見えるからこそ、欲しくなります(笑)。でも、一度取ろうとすると、そこにドハマりで全く先に進めず、あきらめないといけないぐらい、おもいっきり詰まります(笑)。それらは大抵やりこみ要素なので、スルーしてもクリアできます。イケそうなアイテム以外はスルーして、まずはクリアを目指しましょう。見せないで、そのアイテム!(笑)

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

◆総評


これを遊べば『メトロイド』シリーズの基本はバッチリ!
『スマブラ』のサムス/ゼロスーツサムス使いはぜひプレイしてほしい!


ステージ進行中に台詞などはほとんどなく、ストーリーや目的はあまり語られません。ヒントも次の目標のおおまかな表示程度にとどまっているため、良い意味で「探索」のし甲斐があり、自由度がかなり高く感じられました。システム的には『スーパーメトロイド』以降のシリーズに準拠しているので、ファミコンディスクシステムの第1作『メトロイド』だとちょっと遊びににくいなぁという人も快適にプレイできると思います。(筆者もその1人です笑)

第1部でガッツリ体感できる『メトロイド』らしいアクション・探索、そしてシリーズの原点となる第1作のストーリーで“『メトロイド』とは何なのか”を知り、第2部では手汗びっしょりになりながら「ゼロスーツサムス」の弱さと「ゼーベス星人」の強さを体感。その先に待ち受ける展開で、「やっぱりサムスってつえええええ!!!」な爽快感をぜひプレイして味わってみてほしいところ。難易度はやや高めですが、ゲーム開始時に「EASY/NORMAL」を選べるのはもちろん、Wii U VC機能で「まるごと保存/復元」もできるのでプレイスタイルによって遊び方を合わせてクリアを目指しましょう。やりこみ要素も相当量ありますよ!

ちなみに、筆者はNORMALでプレイ。この【そそれぽ】を書くためにプレイした際、ゲームクリア時に表示されるアイテムコンプリート率は「54%」でした・・・。結構取ったと思ったのに、約半分ですよ!“メトロイドらしいやり込みの奥深さ”に絶望を感じつつも、「これこそメトロイド!」と言える作品だと強く感じさせられました。ゲームの難易度やストーリーの時系列などからも、『メトロイド』シリーズの入門に最適なタイトルと言えそうです。

【こんな人にオススメ】
・『スマブラ』で「サムス」「ゼロスーツサムス」を使っている人
・アクションゲームはやるけど『メトロイド』シリーズ未体験の人
・第1作と比較してプレイしてみたい人
・探索系のやり込みプレイが好きな人

『スマブラ』で「サムス」や「ゼロスーツサムス」は好きで使ってるけど、『メトロイド』ってよくわからないんだよねって人は、この『メトロイド ゼロミッション』をプレイすれば間違いないと思います。ぜひ「サムス」の戦いの原点を、プレイしやすい『ゼロミッション』で体感してみてください。


■Wii Uバーチャルンソールの設定「なめらか画面モード」がイイ感じ
余談ですが、Wii Uのゲームボーイアドバンスタイトルのバーチャルンソールには、設定メニューに「なめらか画面モード」というのがあります。これのオン/オフによって、大画面でもドット絵のガクガクを軽減してくれるわけですが、これがかなり優秀で、筆者は「なめらかオン」で常にフルHDのテレビでプレイしていました。今回掲載している画像も「なめらかオン」のものです。タイトル画面で比較してみたので、ぜひご参考に!

▲「なめらか画面モード」オン

▲「なめらか画面モード」オフ


【そそれぽ】第98回、いかがでしたでしょうか?どうも最近風邪気味のようで、季節の変わり目って感じがします。TGSも終わり、いよいよ年末商戦へ突入。楽しみなものがたくさんあるので、皆さんは筆者みたいにわかりやすく寝冷えとかしないよう、体調は万全にしておきましょう!(笑)次回もどうぞお楽しみに!


Wii Uバーチャルンソール『メトロイド ゼロミッション』は、好評配信中で価格は702円(税込)です。

(C)2004 Nintendo


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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