東京ゲームショウ2014のウォーゲーミングジャパンブースで、世界初の試遊展示が行われたFree-to-PlayのPC向け艦隊戦MMO、『World of Warships』(以下、WoWS)のプレイレポートをお伝えします。
TGS2014に展示された『World of Warships』は、PvPではないPvEの特別仕様(通常はプレイヤーvsプレイヤー)です。ダイアログや解説などを含め文字はほぼ全て日本語化されていましたが、音声は英語のみとなっていました。
特別版としてミッションが設定されており、シナリオは敵艦艇に攻撃を受けた大和型戦艦を護衛と敵部隊の撃滅するものです。プレイヤーが選択できる艦艇は吹雪型駆逐艦、長門型戦艦、金剛型戦艦などの全五種類となっていました。それぞれ主砲の装填時間や体力、そして使用できる装備などが違っており、艦種ごとに異なった戦い方ができます。
筆者は、雷撃、砲撃、偵察機の発進などのあらゆる戦闘が可能な高雄型重巡洋艦を選択しました。直線で構成された艦橋のデザインが魅力的なのも選択理由の一つです。視点の操作感覚は『World of Tanks』(以下、WoT)に近いですが、前進/後退は船のテレグラフのような段階表示となっており全速、半速、微速、停止、後退の5種類ありました。『WoT』で言えばRキーの巡航移動に近い動作です。また、舵角度の固定や全体マップ表示(Mキー)が可能で、艦のウェイポイントを設定して操舵させることも出来ました。
『WoWs』の交戦距離は広大で、敵艦との距離が10km以上離れているときに、砲撃戦が始まることもありました。相手と距離が離れているほど、敵の未来位置の捕捉や(偏差射撃)自艦と敵艦の攻撃が当たるのに時間がかかるので、操舵を早く決断しなければ容赦なく敵弾に当たってしまいます。魚雷を含む自弾の弾道を追跡できる機能(Xキー)もあるので遠距離戦では重宝するかもしれません。
艦艇の体力はかなり高く設定されていて、高雄型重巡は約4万ほどありました。しかし、魚雷攻撃には弱いので敵艦の雷跡に注意が必要です。また、高雄型が持つ大口径の砲は重量があるため砲塔の旋回が遅くて、照準に時間が掛かってしまいました。そのため、さらに大型の砲を持つ戦艦などは、高速で小回りの良い駆逐艦がかなりの強敵になるはずです。
空母を含めた敵艦を全て倒すとミッションは終了しました。基本的な流れは『WoT』と同様ですが、戦闘の様相や展開スピードは比較的ゆっくりなので、アクション要素が苦手なユーザーにも楽しめると思いました。『World of Warships』は、PC専用で2014年末にオープンベータを予定しています。
記事提供元: Game*Spark
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