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【E3 2014】危険な惑星への人類進出を描く『Civilization Beyond Earth』E3デモプレビュー

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【E3 2014】危険な惑星への人類進出を描く『Civilization Beyond Earth』E3デモプレビュー
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『Sid Meire's Alpha Centauri』の系譜を色濃く感じさせる『CiV』最新作として今年4月のPAX Eastにて正式発表された『Civilization Beyond Earth』。E3 2014では特に大きな発表は行われなかったものの、2Kブースでは約15分前後のプレイアブルデモが開発者によって実演されていたので、その模様を今回はお伝えします。

『Civilization Beyond Earth』は『Civilization』シリーズにて幾度となく描かれてきた人類文明同士の争いの"あと"を描くタイトル。熾烈な競争と際限ない革新を遂げた結果、人口増加や公害により地球がもはや人類の揺り籠たりえなくなった未来が舞台。今作においてプレイヤーは宇宙進出をバックアップするスポンサーと、また人類を導く新たな思想や哲学であるアフィニティーを選択し、宇宙に存在する未知の惑星へ入植し覇権を目指します。

プレイデモではまず調査マシンである「エクスプローラー」というユニットを行動させ、リソースポッドを調査し資源を回収するシーンが描かれました。エクスプローラーは戦闘は苦手なものの探索を専門とするいわゆる「斥候」的な役割を持つユニット。ただ従来の斥候と異なるのは、現地生物の骸骨のような遺跡や遺物などに対しては数ターンのあいだ「調査」するというアクションがあり、『Civ V』のように遺跡のあるマスを踏めば即座にユニットや資金といった恩恵が得られるわけではないのが特徴となっています。

『Civilization』シリーズのゲーム序盤と言えば蛮族および敵国との遭遇がハイライトでしたが、未知の惑星となる『Beyond Earth』のマップ上は有毒なガスや様々なエイリアンおよびその住処が散見され、過去作以上に探索が厳しいものとなることを予感させました。なお今作では選択したスポンサーにより開始時のユニットや状況も変化することが明らかにされており、スタート状況自体がよりバラエティ豊かなものとなりそうです。


同じエンジンを使用しているためワールドやアフィニティーズの指導者のアートスタイルは『Civilization V』と非常によく似ている。一方で新惑星の植物やエイリアンなどその色彩は毒々しいと呼べるほどカラフルで、『Civ Beyond Earth』を見た後に『Civ V』を見るとくすんでいると思えてしまうほど


施設すら破壊してしまうという巨大なSiege Wormも登場。基本的に倒せそうにないエイリアンには手を出さないというのが一番の解決策の模様。しかし一部エイリアンは状況によって仲間ユニットにもなるなど、決して強大な敵というだけではない

プレイヤーはこの危険な惑星環境に対応するため、「テクノロジーウェブ」と呼ばれる新技術ツリーで新たなユニットや施設を獲得していきます。この「テクノロジーウェブ」が従来の技術ツリーと違うのは、その名の通り技術の獲得経路がクモの巣状に広がっている点。そしてウェブ上には「枝」と「葉」にあたるテクノロジーが存在し、要所要所にある「葉」のテクノロジーを選択することで、どのアフィニティーへと傾倒するかを決定づけることができます。

アフィニティーとは崩壊した人類社会を新たに導く哲学や思想です。実際のゲーム中ではテクノロジーウェブを三分する技術の指針であり、5種類ある勝利条件のうちの3種類でもあります。「調和(Harmony)」「純血(Purity)」「至高(Supermacy)」が存在し、それぞれが独自の思想と固有の技術およびユニットを有しているのです。このアフィニティーへの傾倒を深めると、ユニットや施設の見た目にも変化が現れます。
  • 至高: テクノロジーと遺伝学を統合し、人であることを犠牲にして機会人間へと進化することで、テクノロジーの限界を押し上げる。
  • 調和: 惑星に適合することを目指し、自らのDNAを変化させることで、未知の惑星の生態系をコントロールすることも可能にする。
  • 純血: 未知の惑星を拒み、この融合により理想の人類を創作し、新たな惑星での生活形式を地球で暮らしているように感じさせる。
アフィニティーは「葉」にあたる技術を獲得するほかに、資源ポッド内のオブジェクトの入手や遺跡の発掘、クエストのクリアなどでそれぞれの思想へと傾倒していくことができます。1つの思想へと傾倒し勝利条件を満たすのか、あるいは複数のアフィニティーへ傾倒して敵国を打ち倒す征服勝利などを目指すのか、プレイヤーはスタート地点の環境などにあわせて戦略を選択していきます。


デモ中では攻城ユニットを追加する「フォートミラー」や、市民の食料源となる大規模農場、コンピューター施設の「ノード」および遺産の1つである「遺伝子貯蔵庫」などの施設が確認できた


今作ではシリーズお馴染みの諜報活動が健在。諜報局を建設し諜報員を派遣すれば監視や密輸、さらに都市の諜報値を上昇させればSiege Wormをおびき寄せるといった高度な諜報活動が行えるようになる

プレイデモの最後では重要な戦略資源「フィラクサイト」を巡る都市の争奪戦が披露。地面フィールドよりも上空に存在する「衛星ユニット」が登場しました。衛星ユニットは回復や戦闘ボーナスを一定範囲内に提供してくれる強力な支援ユニットで、この衛星の配置や破壊を巡る戦略が戦闘シーンでは非常に重要となるようです。衛星ユニットには戦闘支援以外にも、有毒ガスの排除や研究を促進させるといったものもあり、バラエティに富んでいます。

無事「フィラクサイト」を有する都市を占領したところでプレイアブルデモは終了。15分から20分は経過したはずが筆者は数分で終わってしまったような感覚に襲われていましたが、後方から1人が立ち上がり「ワンモアターン!ワンモアターン!」と訴え、デモを披露した室内に居るユーザー達の笑いと同意を誘っていました。シリーズ従来の中毒性は健在と見える『Civilization Beyond Earth』は2014年Q3にリリース予定です。
《ishigenn》

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