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【E3 2014】ゾンビサバイバルMMO『H1Z1』プレビュー―最も恐ろしいのは人間

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【E3 2014】ゾンビサバイバルMMO『H1Z1』プレビュー―最も恐ろしいのは人間
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ちなみにタイトル名の発音は「エイチワンジィーワン」でした。

『DayZ』や『Rust』の流れに続く新たなサンドボックス型サバイバルゲームとして、Sony Online Entertainmentが開発を進めている『H1Z1』。Game*Sparkでは、先週E3の会期中、LAダウンタウンのSOEクローズド展示ルームに突撃して、本作の最新デモをチェックしてきました。


今回見られたのはPCバージョンのプレアルファデモで、SOEのシニアプロデューサーJimmy Whisenhunt氏が自らプレイしながら解説してくれました。『H1Z1』は64平方キロメートルに及ぶ広大なオープンワールド環境を用意したゾンビサバイバイルMMO。同社のMMOFPS『PlanetSide 2』のゲームエンジンForgelight Engineに改良を加えたものを採用しており、安定したインフラで数千人規模のプレイヤーが同時参加できるようになるのを目指しているのだとか。


SOEのシニアプロデューサーJimmy Whisenhunt氏

ゲームを開始すると、プレイヤーは斧や懐中電灯など僅かな装備品を与えられてどこかの森の中に放り込まれます。さて、まず何をすればいいのか? それは「生き残る」ことです。ゲーム中で脅威となるのはゾンビだけではありません。敵対的なプレイヤーから身をを守ったり、餓えや渇きを満たしたり、寒さを凌ぐ必要があります。


ゾンビは強敵。近づかれると無傷で倒すのは困難です。

斧で木を切って素材を集めるのは『Minecraft』や『Rust』などとも共通していますが、本作では木を切り倒すことで、その音やアニメーションによって遠方にいるプレイヤーから存在に気づかれてしまうというデメリットがあります。サバイバルには欠かせない松明やキャンプファイヤーの火も、同様に自分の位置を知られてしまいます。

『H1Z1』におけるクラフティング要素は、“ディスカバリーシステム”と呼ばれています。他のサンドボックス型ゲームのように、素材さえ揃えば最初から何でも作れるわけではなく、まずDiscovery画面で色々なアイテムを組み合わせてレシピを“発見”する必要があります。発見後はクラフィティングリストに追加されるため、材料さえあればただちに作成可能。


Whisenhunt氏に質問してみたところ、現段階では70種類近いクラフトレシピが存在し、コンスタントに増え続けているとのこと。デモでは木を使って、松明やアニマルトラップや住居建設用の木材を作成していました。

NPCのAIについても知ることができました。マップ中にはゾンビの他に、狼、鹿、ウサギなどの野生動物が活動していて、ゾンビはプレイヤーだけでなくこれらの動物も攻撃対象としています。また動物同士も、狼ならウサギを襲ったりと弱肉強食のAI行動パターンが組み込まれています。動物は貴重な食料源でもあるため、こうした仕組みを理解して狩りをする必要があるでしょう。


車に乗っての移動も可能。しかしガソリンを確保しなければなりません。

ゲーム内には昼夜と天候のダイナミックな変化があり、ゲームプレイに様々な影響を及ぼします。現在の仕様では、ゲーム内の24時間が現実の4時間程度で進行しているものの、将来的にもっと現実に近くなるかもしれないとWhisenhunt氏は説明。ただでさえ視界の悪い夜間に大雨が降ったりすると、野外を歩くのは大きな危険が伴います。

プレイヤーが住居や砦を建設できるのも『H1Z1』の魅力のひとつ。木材を大量に集めて、まず土台(Foundation)を設置、その後、壁、天井、扉などを配置していくのは『Rust』のシステムと非常に似ています。住居は、敵や寒さから身を守るのはもちろん、集めたアイテムの保管場所としても重要。しかし他のプレイヤーやゾンビに壊されてしまうため、作りを強固にしたり、見張りをつけたり、物音を立てないようにして備えます。


一家に一台ほしい、Dew Collecter。

興味深かったのは、“Dew Collecter”という雨水のろ過装置を設置できる点。雨が降るたびに飲料水を安定して確保できるので、サバイバル生活が楽になるはずです。

PvPシステムの詳細な仕様は聞くことができなかったものの、『H1Z1』ではゾンビ以上に敵対的なプレイヤーが危険な存在になるとWhisenhunt氏。死亡すると全ての所持品を失うため、PvPはハイリスク・ハイリターンです。仲間をたくさん集めて、ゾンビや他のプレイヤーを寄せ付けない要塞のような建物を作って生活するのも一つの方法です。しかし、あまりにもグループが大きくなりすぎると、今度は物を盗んだり裏切るプレイヤーが現れたりするリスクも伴います。Whisenhunt氏は、プレイヤーに手錠をかけて監禁し、腐った肉や水を摂取させるという例も挙げてくれました。まさに『ウォーキング・デッド』のような世紀末の人間ドラマを体験できるゲームと言えるでしょう。


キャラクターモーションや全体のグラフィックは、アルファ前ビルドということで、まだ物足りないレベル。
今後の向上に期待。

『H1Z1』は現在プレアルファステージで、プレイヤーの意見を取り入れながら、基本的な要素を組み込んだクローズドベータ/アーリーアクセスに近づけたいと考えているそう。プラットフォームについては、ソニーなのでもちろんPS4も視野に入れているものの、まずはPC版の開発にフォーカスし、安定性のある良い作品に仕上がった後に取り組むということです。
《Game*Spark》

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