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【日々気まぐレポ】第51回 新作ゼルダに思いを馳せて、発掘!ゲーム玩具レビュー「ZELDA BOX」篇

インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきによる「ほぼ」隔週連載「日々気まぐレポ」、第51回目でございます。

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ZELDA BOX
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インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきによる「ほぼ」隔週連載「日々気まぐレポ」、第51回目でございます。

どうも、E3が無事一段落し、夜型の生活から昼型に戻そうと四苦八苦している筆者です。今年も盛り上がりましたねぇ、E3。特に筆者がおおっ、となったのは「amiibo」ですね。これまでも、『ポケモンスクランブルU』や『スカイランダーズ』などなど、Wii U GamePadのNFC機能を利用した遊びはありましたが、いよいよ本格的に基本のフォーマットが出てきたな、という感じです。実物はロスに行かなければ見れなかったわけですが、動画で見る限りでもあのサイズにしてはなかなかの造形と塗装でクオリティの高さが伺えましたね。他にも『ゼノブレイドX(クロス)』、の久々の続報には唸りました。前作でも「フェイス(巨大ロボ)に乗れたらいいのになぁ」と内心思っていたので、今回の「ドール」がどのような仕様でプレイヤーを楽しませてくれるのか今からドキドキです。

そしてなんといっても、初お目見えとなんったWii U『ゼルダの伝説』最新作の実機映像。青沼氏によると所謂「オープンワールド」的な仕様になるとのことで、これまた妄想が捗りますね!『風のタクト』のシームレスに大海原と島々を行き来するシステムはなかなか没入感があったのですが、主要な島やダンジョンなどはやはり区切りが存在しました。これでも十分すごいと思ったのですが、今回の新作はそれをも超えてくるであろう事が、青沼氏の発言からは伺えるので続報に期待したい所です。

さて今週は発掘!ゲーム玩具レビュー第3弾としまして、「ZELDA BOX ゼルダの伝説 風のタクトファンブック」に付属のフィギュアをご紹介。

◆待ち焦がれたZELDA BOX


「ZELDA BOX ゼルダの伝説 風のタクトファンブック」は2003年、今から11年前にエンターブレインより発売された、その名の通り『ゼルダの伝説 風のタクト』のファンブックです。貴重な開発者インタビューや、登場人物や敵キャラクターのラフスケッチなどが収録されていました。

当時はあまりファンブック系、それも『ゼルダの伝説』モノとなるとなかなか無く、こうした設定画やラフスケッチなどは各社から出版されていた攻略本に収録されているものを見かける程度でした。そんな中発売されたこの「ZELDA BOX」はまさにファン垂涎の1冊だったのです。

その他、豪華特典として任天堂サウンドスタッフが選曲した音楽CDとフィギュアが付属していました。今回は筆者の家に現存していたそのフィギュアを見て行きたいかと思います。

◆リンク VS モリブリン


さて、その付録フィギュアというのが2個付属していましたて、主人公「リンク」と「モリブリン」のセットとなっています。所謂トゥーンリンク、当時は猫目リンクなどと呼んでいましたが、それの立体物を初めて手にした衝撃はなかなか忘れられません。特に『風のタクト』はアニメ調の表現が特徴でもあったので、それが画面から飛び出して、造形物になって存在しているというのが当時の筆者をワクワクさせました。

リンクは盾と剣を装備。それもマスターソードやミラーシールドではなく、冒険に出たての頃の「勇者の剣」と「勇者の盾」です。今度発売が決定した「ねんどろいど リンク 風のタクトVer」もこちらの装備で立体化されており、本作のリンクといえばこの装備、という印象がやはり強いですね。

造形も非常に細かく、盾の模様も立体的に表現されています。塗装精度も少々荒いところがありますが、昨今のハイクオリティなフィギュアにも引けをとらない細かさです。

そして敵キャラクター「モリブリン」。言ってしまえば「ザコ敵」なのですが、物語序盤の剣がない状態ではモリブリンに見つかると一発アウト、対抗手段を得てからも、単なるザコとは一線を画すリーチと耐久力でプレイヤーを苦しめました。まぁマスターソード入手後は本当にザコなんですがね。そして何より彼(?)は他の敵よりもかなり表情が豊かでした。その辺の愛くるしさと憎たらしさは、アニメ調の表現手法を取る本作を象徴する敵キャラクターと言っても過言ではないでしょう。

そして今回ご紹介しているフィギュアの方でもその憎ったらしい表情は健在。実に上手く造形、再現されています。見てるだけでムカついてきます(褒め言葉)。身体のタトゥーや装備品など、シンプルな色分けのリンクよりも幾分複雑なのですが、その模様もきっちりと塗り分けられており、完成度の高さは折り紙つきです。塗装やプリントですませばいいのに、と思うようなところまできっちり造形として彫られているので、見た目の情報量も格段に多くなっています。

足元には土煙のエフェクトも添えられており、躍動感溢れるポーズに説得力をもたせるのにも一役買っています。また、これにより自然とリンクと対峙させてディスプレイするという発想になるのですが、決まった置き方というのは無く、自由に飾り付けを楽しむ余地をもたらしてくれています。

今にも回転斬りを繰り出しそうなリンクと、ヤリを構え立ち向かおうとしているモリブリン。その基本的かつ本作の魅力をシンプルに表したフィギュアは、まさにメモリアルアイテムの一つとして数えられるでしょう。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
ハイラルを第二の故郷と自負するゼルダファン。
N64『時のオカリナ』との出会いに、その人生を
大きく左右させられた数多の人のひとり。
平原をただ走っているだけで楽しかったあの感触。
それを思い出させてくれたのは『ゼノブレイド』。

Twitter:@hibiki_magurepo
《ひびき》

バーチャル関西の何でも屋さんです ひびき

2012年からインサイドにてゲームライターとして活動して、はや十数年。ちょっと古参気取りの何でも屋。Game*Sparkやアニメ!アニメ!にもたまに顔が出ます。ゲーム・アニメ以外では、ホビーやガジェット、バーチャルYouTuber業界が専門。お仕事お待ちしております。

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