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『テイルズ オブ ゼスティリア』第四の天族「デゼル」登場、スピリッツチェインなど戦闘システムも判明

バンダイナムコゲームスは、PS3ソフト『テイルズ オブ ゼスティリア』の最新情報を公開しました。

ソニー PS3
最大4回まで連携できるスピリッツチェイン
  • 最大4回まで連携できるスピリッツチェイン
  • 様々な恩恵を受けられるアラウンドステップ
  • 戦闘を有利に展開できるブラストゲージ
  • スレイは、導師がもつ影響力に直面していきます
  • 『テイルズ オブ ゼスティリア』第四の天族「デゼル」登場、スピリッツチェインなど戦闘システムも判明
  • 『テイルズ オブ ゼスティリア』第四の天族「デゼル」登場、スピリッツチェインなど戦闘システムも判明
  • 陪神契約
  • 『テイルズ オブ ゼスティリア』第四の天族「デゼル」登場、スピリッツチェインなど戦闘システムも判明
バンダイナムコゲームスは、PS3ソフト『テイルズ オブ ゼスティリア』の最新情報を公開しました。

1995年に登場した『テイルズ オブ ファンタジア』は、ROMカセットでありながらテーマソングを収録、また手応えのあるアクション要素を含んだ戦闘システムや作り込まれたドット絵の美しさなど、多くの魅力が当時のゲームファンを惹きつけ、高い知名度と人気を獲得しました。

その好評から数え、2015年で20周年を迎える『テイルズ オブ』シリーズは、時代と共にグラフィックやゲーム性を進化させながらも、アクション性の高さや深みのある物語といったコンセプトを受け継いできました。その魅力は、最新作となる『テイルズ オブ ゼスティリア』においても正しく継承されています。

「ゼスティリア(Zestiria)」の語源となる「zest=情熱、熱意」をテーマに掲げる本作は、主人公スレイをはじめ個性的なキャラクターたちが関わる壮大なストーリーが紡がれますが、その本質を垣間見ることができる世界背景や戦闘システムの新たな公開、そして新キャラクターの登場など見逃せない情報が数多く届いたので、こちらで紹介させていただきます。

◆世界背景


■導師を巡る思惑
真の導師が姿を消して久しい現在、導師は半ばお伽噺的存在となっており、その存在と力を疑う者も多い。だが、それでも導師は民衆の潜在的な崇拝対象であり、いつの時代も為政者たちにとって無視できないやっかいな存在であった。

導師となったスレイがアリーシャと親しいことを知ったハイランドの大臣たちは、スレイを警戒し、王宮に召喚する。一見華やかな王宮で、どうすることもできないアリーシャの悲痛な立場や、政治の実権を王族に渡すまいとする大臣たちのどす黒い疑心に触れたスレイは、イズチにいた頃には思いもしなかった人間社会の裏面に巻き込まれていく。それは、人の「穢れ」に係わる導師にとって逃れられない宿命なのだった。

■主神(しゅしん)と陪神(ばいしん)
天族は、同族間で特別な力の契約を結ぶ場合がある。契約の主となる天族を主神、その下に連なる天族を陪神と呼ぶ。陪神となった天族は主神と行動を共にしなければならないが、主神が持つ固有の力を共有できるようになる。

ミクリオやエドナは、ライラを主神とする契約を結び、その陪神となる。現在、陪神をもつ天族は数少ないが、古代には数百の陪神を従えた、まさに神の如き天族も存在したといわれている。

■レディレイク
湖の上に築かれたハイランド王国の王都。レイクピロー高地に発する豊富な水源を、上下水道、巨大水車を使った工業、美観のための滝など、様々に利用した「水の都」である。湖の乙女の伝説や聖剣祭といった導師に関する伝承も多く残っているようだ。

その美しさは大陸随一とも謳われていたが、ここ数年は風紀と治安が著しく悪化し、以前とは違う禍々しい空気が街の内外を覆い始めている。その異常な変化に危機感をもったアリーシャは、災厄の時代を収拾する手段を求めて、この街から旅に出発した。

■ダムノニア美術館
学術の街マーリンドにある美術館。大陸でも有数のコレクションを有していたが、「災厄の時代」のどさくさにまぎれて、ほとんどが散逸してしまった。その背後には多くの犯罪行為があったと思われるが、街だけでなく国すら混乱の中にある今、美術品を取り戻す術はおろか、事実を確かめる術すらない。廃墟のようになった美術館は訪れる人も絶え、残された美術品だけが静かに闇を見つめている……。

◆新キャラクター「デゼル」(CV:小野 大輔さん)


一般の天族とは異なるアウトローな雰囲気をまとった天族。風の天響術を操り、空気の動きで周囲の状況を的確に察知する能力をもっている。長年、人間の傭兵団と共に過ごした経験から戦闘にも長じており、二本のペンデュラムを鞭のように自在に駆使して、敵を翻弄、圧倒する。

喜怒哀楽をめったに見せず、他人とのコミュニケーションもほとんどとらない孤独主義者である。だが、胸には激情を秘めており、友を奪った憑魔を捜しだして復讐を果たすため、日々人間社会の影で暗躍を続けている。

デゼルは憎しみに突き動かされているにもかかわらず、なぜか穢れていない。それにはなにか特殊な秘密があるようだが……。

◆戦闘システム「FusionicChain-LMBS」


TOZの戦闘システムは、待機・防御などで回復し、攻撃することで消費する「SC-スピリッツチェイン-」、防御や回避などで蓄積し、攻守に役立つ効果をボム的に発する「BG-ブラストゲージ-」、ターゲッティングした敵を中心に、前後左右にステップ移動できる「アラウンドステップ」といった特徴的な要素を搭載しています。

■SC -スピリッツチェイン-
攻撃を繰り出す事で消費する、最大100溜まるゲージ。戦闘中画面下部に、青いゲージとして表示される。術や技には強さに応じたSCポイントがあり、使用することで消費される。攻撃は最大4回まで連携させることができるが、最大連携後にSCゲージが残っている場合には、継続して次の連携攻撃に移る事ができる。

攻撃をせずに待機することで短時間で回復できるが、防御や回避を成功させる事で更に速く、瞬時に回復させることもできる。ゲージを全て消費せずに立ち回れば、継続して攻撃し続ける事ことも可能。

■BG -ブラストゲージ-
主に防御や回避行動など、ディフェンシブな行動で溜まるゲージ。戦闘中画面の下部に、円で囲まれた水色の数字で表示。ゲージを消費し使用することで、攻守に役立つ効果を発する事ができる。

効果はSCを回復させたり、吹き飛ばし効果が得られたりする。これらを単発のボムのように使用することもできるが、使用タイミングや効果を見極めて、戦略的に使用することで、高度な戦闘展開に持ち込むことも可能。

■アラウンドステップ
敵から繰り出される縦方向の攻撃は左右に避け、横方向への攻撃は前後に避けられる、スピーディな攻守の入れ替わりを楽しむことができる。

TOZでは、敵の攻撃をステップでタイミングよく避けることで、「対応回避」が発生し、ダメージも1しか受けず、敵の攻撃をひるませたり、SCを回復させたりなど、回避する以上の恩恵を受けられるシステムになっている。

◆戦闘特徴


■デゼルの戦闘特徴
装飾品であるペンデュラム(振り子)を霊力の媒介とし、風の力を操る。ペンデュラムをムチのように使って広範囲をカバーし、鋭い踏み込みで間合いを詰めることも可能。

天響術は風属性を主体に、縦や横に一直線に効果のある術を持ち、戦況に合わせて使うことで、敵を一網打尽にする。

■ライラの戦闘特徴
霊力を注いだ紙の束「紙葉」を撒き、それを媒体にして自由自在に炎を生みだすことができる。炎は敵の拘束力が高く、連携後も有利な状態を保ちながら戦える利点がある。

天響術は火属性を主体に、高い術攻撃力を伴った、自身から発動する高威力の近距離術を得意とする。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


独特な世界観が徐々にその姿を現すとともに、刺激的な戦闘システムも明らかになっていく『テイルズ オブ ゼスティリア』。この週末に開催される「テイルズ オブ フェスティバル 2014」にて、本作の更なる最新情報の公開も予定されているので、会場に足を運ぶ方は楽しみにお待ちください。また遠くて会場に行けないという方は、最新情報を会場で発表する下りをニコニコ生放送にて放映するので、そちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。(URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv178069035

『テイルズ オブ ゼスティリア』は、発売日・価格ともに未定です。

(C)いのまたむつみ
(C)藤島康介
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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