従来は文章のみで公開されていた「社長が訊く」ですが、今回は9月4日放送された「Pokemon Direct」で紹介しきれなかった内容についてインタビュー映像を交えて再編集した動画を組み合わせた特別な形「うごく社長が訊く」として公開されています。
話題は、新しいグラフィックとタイトルに込められたテーマから新システムへと繋がります。ポケモンたちを3D化したことで曖昧だった部分がより一層ハッキリし、ユーザーごとにお気に入りのポケモンがいることからも、全てのポケモンに同等のエネルギーとクオリティが要求されるため、モデリング作業はかなり難航したようです。
そして、本作のタイトルの意味については、「『X』というのはX軸(横軸)、『Y』というのはY軸(縦軸)を表しているんです。」と増田氏。これは人の思想に置き換えた比喩であり、一見交わらないように思えても「縦軸」と「横軸」はどこかで交わる点がある、つまり、言葉や文化などが違っても交わるところはきっとある、という今作のテーマが込められているとのこと。
フェアリータイプのポケモンが加わることについては、ゲームソフトだけでなくカードゲームも含めて「大変だった」としながらも、全体のバランスを見直すいい機会であり、新仕様の設計ができる事へのワクワクが尽きなかったそう。また、ポケモンを可愛がることができる「ポケパルレ」では、ポケモンそれぞれにイメージピッタリの反応を注ぎ込み、愛着を損なわないよう配慮。結果、もう1本のゲームが追加されたような感じになったと話していました。
これまで日本で発売された後に海外という流れがあったポケモンシリーズも、『ポケットモンスター X・Y』では7カ国語から自由にチョイスできる世界同時発売作品となります。開発スタッフたちのポケモン愛がヒシヒシと伝わる対談記事となっていますので、ぜひ読んでみてください。
『ポケットモンスターX・Y』は2013年10月12日発売予定。価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに4,800円(税込)です。
(C)2013 Pokemon.
(C)1995-2013 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
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