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【日々気まぐレポ】第14回 『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』に格ゲー初心者がチャレンジしてみた

インサイドを御覧の皆様、こんにちにゃっほー。ミスドではオールドファッションが一番好きなライターひびきによる隔週連載「日々気まぐレポ」、第14回目でございます。

任天堂 3DS
スーパーストリートファイターIV 3D EDITION
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インサイドを御覧の皆様、こんにちにゃっほー。ミスドではオールドファッションが一番好きなライターひびきによる隔週連載「日々気まぐレポ」、第14回目でございます。

先日、筆者的にはものすごーく珍しいことなんですが、外出をして来ました。……あ、やめてください「何言ってんだコイツ」みたいな目するのやめてください。これでも出不精なのは気にしてるんですから。いやぁ、仕事場を家に置いていると本当に必要最低限すら家から出ることが無くなってしまうんですよ、健康も何もあったもんじゃないです。

で、そんな極タマな外出で何処に行ったのかというと東映太秦映画村。時代劇好きには聖地的なテーマパークなのですが、近年では度々「ニチアサ」の撮影の舞台になったりもして、小さなお子さんから大きなお友達にも大人気のスポットなのです。御多分にもれず筆者もヒーローショー目当てで足を運んだのですが、それはまぁ凄かったです。ヒーローショー自体、子供の頃に町内のフリーマーケットイベントで見た戦隊ショー以来だったんですが、まさかあそこまで進化していようとは。後ろが透ける薄いスクリーンにCGエフェクトを投影したりしてそれはもう派手なものでした。まさにテレビで見ている通りのイメージが目の前で実際に繰り広げられているわけですから、それはもう大興奮でした。もちろん、それらはスーツアクターさんの見事なアクションあったればこそ。「魅せる」事に特化したパンチやキック、華麗な立ち回りは、見ていてついつい童心に返ってしまうほどでした。肉弾戦や格闘戦っていうのは、どうしてこうも男の子回路を刺激してしまうんでしょうかね。やっぱ戦争は白兵でねぇとなァ!

さて、何の前ふりでもなかった筆者の休日の作文は置いておいて、今回プレイしたのはニンテンドー3DS向けに発売された格闘対戦ゲーム『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』です。こちら、PS3/Xbox360で好評を博した『スーパーストリートファイターIV』の移植版で、ニンテンドー3DSのローンチタイトルとして発売されました。随分前に発売されたソフトなんですが、Twitterのフォロワーさんに教えてもらってプレイしてみたところドハマりしてしまって、今回取り上げさせてもらいました。

ニンテンドー3DS最初期のソフトながら、据え置き版にも見劣りしない美麗なグラフィックや、立体視OFF時には60fps(ゲーム内のオプションで変更)を実現しているなど、携帯機版であるにもかかわらずかなりの移植度を誇ります。立体視に対応した新たな視点での対戦「3Dバーサスモード」や、すれ違い通信を使った遊び「フィギュアコレクション」、「LITE/PRO操作」といったニンテンドー3DS版独自の要素も多数存在。PS3/Xbox360で発売された据え置き版が、両機種合計で全世界180万本を売り上げる中、ニンテンドー3DS版『3D EDITION』は、後発の移植版ながら単独で100万本を超える大ヒットを記録しました。

■格ゲーの初心者の壁
と、まぁ基本説明はこのくらいにしまして。タイトルでお察しくださった方もいらっしゃるかとは思いますが、筆者は据え置き版の『スーパーストリートファイターIV』はおろか、実は格ゲーの経験自体が殆どありません。

とは言え食わず嫌いというわけでもないんです。今から10年前くらいになるでしょうか、ゲームキューブで発売された某格闘ゲームを、好きなゲームシリーズのキャラとのコラボに釣られて購入して意気揚々とプレイを始めてみたはいいものの、これがどーにも難しい。ひと通り説明書は読んでみたんですが、技のコマンド入力がとにかく難しい。格ゲープレイヤーの皆様からしてみればそこが醍醐味、と言われそうな話なんですが、当時の筆者はあまりの操作の複雑さ、難解さに匙を投げてしまったのです。

『スパIV』のようなガチの格ゲーに筆者のような初心者が挑むと、最初の「基本動作」の時点で躓いてしまいます。駆け引きや立ち回りといったゲーム本来の楽しさに触れるまでの敷居が圧倒的に高いのです。もちろん、その分奥の深い楽しみがあるのは言うまでもないのですが、筆者のようにその本来の楽しさを知る前に諦めてしまった格ゲー初心者は決して少なくはないと思います。筆者が今回『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』を初めて触った時もやはり同じ所で躓いてしまいました。10年前の再来です。

■コマンド入力
筆者は説明書をあまり読まない「習うより慣れろ」タイプのゆとりっ子なので、まずは何の予備知識もないまま「アーケードモード」にチャレンジしました。選んだキャラは、別作品になりますが『プロジェクト クロスゾーン』で顔は知っていた「ジュリ」。CVは喜多村英梨さんです。難易度は「NORMAL」。もちろん瞬殺でした。

1勝もどころか、2戦目に至っては1ダメージすら与えることも敵いませんでした。さ、さすがにド初心者に「NORMAL」はキツイ。今度は「EASY」で挑戦しました。そりゃもう完敗でした。

そこまでか、自分にはそこまで戦闘センスがなかったのか。最後の砦は「EASIEST」。これでようやく2キャラを倒すまでには至りました。しかし結局クリアには届かず。やはり、適当にボタンを押してキックやパンチを出しているだけではダメなようです(当たり前)。

こうなれば、過去に躓いた「コマンド入力」による技の発動にチャレンジするより他にありません。『スパIV』には「トライアル」というモードがあります。これは、ステージごとにお題となる技やコンボが設定されており、見事お題通りの技が発動できるとクリアとなるモード。練習するにはうってつけです。ここで選んだキャラは「さくら」。CVは福圓美里さんです。最初のお題はずばり「波動拳」。さすがに「ストリートファイター」を殆ど知らない筆者でもこれくらいは聞いたことがあります。なんならゲームほとんどやらない母だって知ってる気がします。きっと最もポピュラーな技=簡単に違いない。これぐらいなら余裕だろう…………と思った筆者がバカでした。いっこうに出ません、波動拳。

あくまで、たまたま偶然の事故(?)で発動することはあっても、自分が意図したタイミングではなかなか発動してくれません。しかし出ているということはコマンド自体は間違っていないということです。

その後はもう、根気強く、ただただ無心に、ひたすら波動拳を出し続けます。ここで投げ出してしまってはこの10年間まるで成長していないことになります。ここでやらねば男が廃る。

そして、時は流れて40分後……ついに何かを掴みました。3回に1回は波動拳が飛んでいく。これはもう会得したと言っても過言ではないでしょう。嬉しい、ここまで波動拳に達成感があるものだとは思いもしていませんでした。ここで掴んだ「何か」は非常に大きかったです。コツというのか慣れというのか、うまく言葉には出来ないのですが、これ以降の「春風脚」や「咲桜拳」は10分と経たずにクリアできたことを考えるに、ここで会得できた「何か」はコマンド入力における大切な要素だったようです。

これで少しは戦える、筆者は狂喜乱舞しました。10年越しの悲願です。が、喜びもつかの間。第2の試練が筆者を待ち構えていました。

■敷居ブレイカー「LITE操作」
ステージ6のお題はズバリ「真空波動拳」。いままでの必殺技と違ってウルトラコンボと呼ばれる派手な大技です。コマンドの量がいきなり2倍近くになり難易度がグッと上がります。これにも筆者は懸命に立ち向かいました。2時間、6時間、1日。……限界でした。心が折れました。偶然の事故ですら1度も発動しない。自分の10年間の成長はこの程度だったようです。もちろん、易々とクリアされる方もいるでしょう。というかそういうプレイヤーが大半でしょう。しかし、筆者のセンスは常人のそれを大きく下回るものです。もう、ゴールしてもいいよね。

ウルトラコンボの壁はあまりにも高かった。立体機動装置でも無い限り、このそびえ立つ大きな壁を越えていくことは不可能です。ましてや、筆者が行った付け焼刃のような練習では到底敵うものではありませんでした。これではオンライン対戦という巨人の餌にもなり得ません。

……が、ありました、立体機動装置。敢えて見ないようにしていたわけでは無く、あまりに無心で本気で失念していました。タッチ画面の存在を。そう、本作にはニンテンドー3DSならではのハード特性を生かした画期的な操作方法が存在しました。それが「LITE操作」です。これは、タッチ画面を基本ボタンABXY/LR以外の7つ目のボタンとして機能させるものです。画面を大きく4つに分割、それぞれに任意のコマンドをショートカット登録することができます。革命です。ワンタッチでウルトラコンボを発動させることができます。これでオレはやれる、巨人とも戦える!どうだミカサ!

実際、この後の筆者のプレイは見違え、あれほど苦戦していたアーケードモードをノーミスであっさりクリアするにまで向上しました。た、楽しい。格ゲーはこんなにも楽しかったのか。まぁ、それでもタッチ画面をただ連打しているだけでは「NORMAL」が関の山です。しかし、このゲームの魅力の一部が少しでも感じられたことは、筆者にとっては大きな一歩でした。

が、もちろん賛否両論ある機能だと思います。従来の操作(PRO操作)ではありえなかったようなコンボや戦術が可能になったり、コマンド入力の難しさ故の強さを誇っていたキャラクターを相手にしてしまうと、それまでのプレイヤーにとっては全く別のゲームになってしまったような感覚に陥るのもムリもないことだと思います。しかし、オンライン対戦ではLITE操作のプレイヤーをマッチングさせないといったフィルタリングも存在しているので実際はそこまで気にすることでもないように思います。

■2日目にして10年来のブレイクスルー
LITE操作もそれはそれで奥が深いものです。デフォルトで予め有用なコンボや基本的な技、ウルトラコンボはショートカット登録されているのですが、PRO操作で既に習得した技をわざわざショートカットしておくのはもったいない。4つのショートカットに登録する技やコンボはいったいどれが最も効率的なのか、この技とあの技を組み合わせれば、こういったコンボが出せるのではないか、と組み合わせを試行錯誤するのが楽しいのです。これは『3D EDITION』ならではの新しい『ストIV』の楽しみ方なのではないのでしょうか。

うまい技の組み合わせが思いついたのなら実戦で試してみたいと思うもの。思い切ってオンライン対戦に踏み出して見ることにしました。マッチングは自動的にプレイヤーの腕に合わせてくれるというのでお任せしました。初戦の相手は「春麗」。筆者はひとまず思い通りに動かせるようにまでなった「さくら」で迎え撃ち、同じプレイヤーさんを相手に1時間ほど対戦させてもらいました。

……た、楽しい。格ゲーの対人プレイがこんなにも楽しかったとは。CPU戦とはまた違った面白みがります。対戦相手の動きが手に取るようにわかるのです。見える、見えるぞ!状態です。その時には、「相手がこの状態にあるときは、この技を撃ちこめばいい」というのが感覚的に理解できるようになっていました。また、相手は自分がこうなっている時に相手はこう出るであろう、という直感も働いて、うまい立ち回りを考えることができるようにもなりました。このアツい読み合いには脳が沸騰せんばかりの興奮を覚えました。格ゲーの駆け引きはこんなにも面白かったのか。もちろん、相手プレイヤーさんがうまくこちらに合わせてくれていただけなのかもしれません。しかし、例えそうだったとしても、あの身を焦がすような濃密な戦いの時は「いい試合だった」と振り返ざるを得ない1時間でした。

もちろん、これをご覧くださっている『スパIV』プレイヤーの皆様の中には「LITE操作程度で分かった気になりおって」と思われている方も大勢いらっしゃると思います。その通りです。この程度では本作の魅力の一部にしか触れていない、ということは重々承知しています。

しかして、その魅力の片鱗にさえ触れることができていなかった格ゲー初心者が「格闘ゲームは楽しい」と初めて思えたこと、今まで遊んでいなかったことを後悔するようにまでなったことは、筆者的のゲーム人生においては革新的なことでした。これを見ている「格ゲーはなんだか難しそう」と思っている食わず嫌いの方も、筆者のように過去に挑戦したものの挫折してしまった、という方も是非一度、『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』で格ゲーの楽しさに触れてみてください。

『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』は、好評発売中。価格は、4,800円(税込)です。

(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2011 ALL RIGHTS RESERVED.


■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
深夜のアニメタイムから続けて
ニチアサは必ずリアルタイム視聴するタイプ。
特撮歴が浅いので現在、必死に勉強中。
好きな戦隊は特命、好きなライダーは海東。

Twitter:@hibiki_magurepo
《ひびき》

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