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【あぴゅレビュ!】第3回 えびばでぃ、せいっ、『やっほー』!「……ゃほぅ!(小声)」

やっほー、えぶりばでぃ。アプリレビューを早口で言うと「あぴゅレビュ!」になることに気がついて採用した担当のきゃんこです。

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やっほー!
  • やっほー!
  • ゲーム説明
  • やっほー!
  • レベルが上がったよ!やっほー!やっほー!
  • ゆるい見た目とは裏腹、主張が激しくてかわいいです
  • この瞬間を撮るのが難しく、友人に提供してもらいました
  • やっほー!やっほー!やっ……
  • 友達にはレアの概念もあります
やっほー、えぶりばでぃ。アプリレビューを早口で言うと「あぴゅレビュ!」になることに気がついて採用した担当のきゃんこです。

今日は冒頭で呼びかけたように『やっほー』という、ただ「やっほー」と呼びかけるだけのアプリを紹介します。このアプリは表情の読めない主人公(?)の前衛的なゆるさとは裏腹に、ものすごい興味深いアプリで、「ははっ、やっほーするだけじゃん、うけるー(前向きな意味で)」と友達に紹介しまくり楽しんでたらですね、つい先日に大型アップデートという大革命が起こり、これはまだまだ伸びていくアプリだなと思った次第です。

■最初に感じるのは「癒し」
App Storeで偶然出会った『やっほー』ですが、まずビビるのがカスタマー評価が異常に高いということ。アイコンがこんな感じなので「?」という感じで、ゲームの説明を読んでも「やっほー…それは魔法の言葉 (中略) やっほーがあってよかった!! ありがとう! やっほー」とかなり謎めいています。

起動してみると、間の抜けたリコーダーと木琴のメロディ。無料アプリの匂いを感じてにやにやきてしまいます。本編はタカタカッと向こうから動物のシルエットがかけ寄ってきて、制限時間内に「やっほー」ボタンを連打して相手ゲージを減らしきったら友達になれるというシンプルなもの。

シャワシャワと蝉の鳴き声が響き渡るなか、タカタカッとやってくる謎の友達A、やっほーと呼びかける、それはもうやっほーと呼びかける、名もわからぬ主人公(?)は、かぼそい腕を懸命に振りながらもやっほーと呼び続ける(音声アリ)。そうして懸命に呼びかけた末に、相手が歩み寄ってきてイイ感じのメロディと共に友達となり、図鑑に友達の詳細が載るようになります。

この一連は「音」「演出」ともに心地の良いもので、アプリのローテを終え、手持ち無沙汰になると「あー、『やっほー』しようかな」と思わせてくれる謎の癒し効果があるように思えます。

■友達になれないのは思いのほかさみしい気持ちになる
『やっほー』第1の壁となるのが、雪だるまの兄弟。これまでサクサク友達を作ってきたのに、彼らには声が届かないのかびくともしない。そして、先ほども言ったように間のいい演出でタカタカタカッと去っていく……。これがなんだか私には物悲しく、『やっほー』の手が止まってしまうのでした。

そうして、「ふれあう」という名の図鑑を見ることになるのですが友達率3%に度肝を抜かれました。なんと、『やっほー』における友達は78体もいて、極めつけには78体すべてにボイスがついているんですよね。

そうして、翌日「今日はちょっと気合入れて『やっほー』しようかな」とアプリを起動します。いろんなアプリをやっているとコスト消費のものが多くて、1回で遊べる限界があるのが常ですが、『やっほー』はいつでもいくらでも遊べるのにそういったソーシャル系のアプリと同じ遊ばせかたになっているのが興味深いです。

さて、友達のゲージは前回減らしたものが引き継がれているので、そこから両手人差し指でダカダカと連打して友達を目指します。『やっほー』には「やっほーれべる」なるものがあって、経験値によりレベルアップすると「やっほー」の威力が上がります。地味に呼びかけのフォントが変わっているのもポイントです。

そうして雪だるまの兄弟と友だちになった時の達成感がまた……。「やっほー」は次なる「やっほー」を呼び、「やっほー」するたび、友達ふえるね。という感じです。

■バージョンアップで追加された「はたけ」の要素を抜き出してみる
まさかの大型アップデートにびっくりして、すぐ友人にメールしてしまった私ですが、今回追加された「はたけ」も「やっほー」同様におもしろいです。

まず、友達へのえさやりがシューティング形式。

収穫は「やっほー」パートと同様やっほーボタンを押すだけでOK。その収穫物を友達へたっぷりと食べさせましょう(シューティングで)。そして、気になるのが図鑑です。早速トマトを収穫して、見てみると1%の文字。

私はここが一番ツボでした。1%ということで計算してみたんですよ。この面白革命Capsule+というメーカーはこのゆるアプリともいえる『やっほー』のバージョンアップに向けて80種類もの収穫物を考え、イラストレーターに絵を描かせ、誰かに図鑑の執筆と、そして収穫の演出などを用意するに至ったかと思うと、そのロマンに私は興奮が止まらないのです。いやはや、無料なのにここまで遊ばせてくれるのは嬉しいですね。

時間の経過とともに収穫を行う楽しさ、図鑑を埋める楽しさ、レベルアップの概念、本編である「えさやり」というゲーム的な部分、仕組みだけみると『やっほー』には第一線で活躍するアプリと同じものが備わっていると思います。あえてないものをあげるとするのなら対戦と合成(育成)。でも、友達だからケンカはいけないですよね。

■まとめ
なんだか世界で一番『やっほー』について語ってしまった気がします。まとめについては、このゲームはハマらなくてもいい性質を持っていて、ただプレイヤーに寄り添って暇な時に遊ばせてくれる非常にネイチャーな無料アプリだということです。

なまえ:やっほー
ぶんるい:収集ゲーム
1回のプレイ時間:約3分
対応OS:iOS/Android
ねだん:無料
ひとにつたえたい度:3(5点満点中)

今日の一言「それは、やっほーと呼びかけ続けたひと夏の物語」

それではまた来週!!

やっほー - capsule+
《きゃんこ》
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