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CCP、PS3向け多人数FPS『DUST 514』を12月から基本無料で提供開始

CCPはアイスランド大使館で記者発表会を開催し、プレイステーション3向けに開発を進めている基本プレイ無料のMMOFPS(多人数参加型FPS)『DUST 514』を2012年12月から日本でもクローズドβテストを実施すると発表しました。

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DUST 514
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  • ブランドン・ラウリーノ氏
CCPはアイスランド大使館で記者発表会を開催し、プレイステーション3向けに開発を進めている基本プレイ無料のMMOFPS(多人数参加型FPS)『DUST 514』を2012年12月から日本でもクローズドβテストを実施すると発表しました。

『DUST 514』は、来年で10周年を迎えるMMORPG『EVE Online』と世界観を同じくし、同作に登場するニューエデンと呼ばれる惑星を舞台としたMMOFPS。PCの『EVE Online』とPS3の『DUST 514』は同じサーバーを共有し、同じコミュニティで遊べ、片方のゲームの戦闘や行動がもう片方にも影響を与え合うという今までにない特徴を備えています。

日本企業に勤務した経験もあるというエグゼクティブプロデューサーのブランドン・ラウリーノ氏は「日本でもサービスをすることができて本当に嬉しい」と挨拶した後、ゲームの具体的内容を紹介しました。

『DUST 514』の最大の特徴は多人数参加型のMMOFPSであるということ。プレイヤーは『EVE Online』と共通のコーポレーション(クランのようなもの)に参加し、仲間と大小様々な戦闘に参加します。その規模は多種多様で、惑星全体に広がり数万人のプレイヤーに影響を与えるようなものから、一管区で行われる小規模なものもあります。シューティングとしても「家庭用で本格的なFPSを楽しんでいる人にも満足いただけるもの」になっているとのこと。

『DUST 514』と『EVE Online』は同じ世界を異なる方法で体験するものです。宇宙から惑星に攻撃を仕掛けることもできます。『DUST 514』のプレイヤーは『EVE Online』の味方プレイヤーの支援を受けて「起動爆撃」という攻撃を敵に対して行うことができますが、これは『EVE Online』の宇宙に対して行うこともできるのです。さらに、マーケットや通貨といった経済活動も共通であり、相互に影響をし合っていきます。コミュニティとしてもコーポレーションが共通なほか、チャットやメッセージのやり取りも当然可能です。

基本無料アイテム課金という形態での提供となりますが、課金をすれば勝てるというような形は取らないとラウリーノ氏は強調しました。「ゲーム内通貨を購入することができますが、それは見た目のカスタマイズや時間の節約になるということで、買いさえすれば勝てるという風にはなりません」購入できるAUR(オーラ)と呼ばれる通貨と、ゲーム内で獲得できるISKという2つの通貨があり、後者がより有利な形で設計されているそうです。

PSVitaでは本作をより楽しくする「NeoCom」というコンパニオンアプリを無料で提供予定。武器のカスタマイズやコミュニケーション・マーケットでの売買などの機能が提供され、機能は拡充されていく予定。

『DUST 514』は12月よりクローズドβテストが実施。参加希望者は公式ウェブサイトより登録し、当選者には後日プロダクトコードが送付されます。ぜひチェックしてみてください。
《土本学》
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