『三國志12』は、城門強化や部隊強化などのさまざまな効果を持つ「強化陣・兵法陣」、見所のある人物を育成して新たに武将として抜擢できる「武将抜擢システム」、そしてシリーズ初のオンライン対戦導入など、新要素が多数追加された最新作。プレイヤーは三国時代の君主となり、中華統一を目指し戦います。
今回は、新要素である「武将抜擢」と、搭載されるシナリオについて詳細が公開されました。
新要素「武将抜擢」では、市井で人材を見出し、武将として抜擢することで、勢力に足りない人材を補えます。育成にかかる期間はおよそ半年から1年。 その内容次第で、まったく違う能力の武将に育て上げることができます。
まずは数か月に一度、配下が優秀な人材の噂をつかんできますので、君主自ら、領内の施設を視察に行きましょう。選択する施設によって、発見できる人材の能力は異なります。
施設を決めたら、その施設にいた人材の中から抜擢する人物を選びます。 紹介文からどのような人物かを推測し、人材を見極めることが重要です。 なお、名前や声は育成開始時に変更できます。人材を選択したら、武将の基礎能力を高める「訓練」を指示。 訓練には多くの種類があり、手堅く能力を高めていくもの、成功率は低いが魅力的な育成成果を狙えるものがあります。 堅実に育成するか、それとも失敗覚悟でこだわりを追求するか、判断が問われます。
訓練を3回終えた人材は「修行」の旅に。修行を通じて能力を上昇させるだけでなく、戦法や特技を修得するので、武将としての個性が高まります。旅先の地方は全部で6種類。旅先の地域によって、上昇する能力や獲得できる特技・戦法が異なりため、武将の最終形が大きく変化します。
旅先で様々な経験を積み、人材は成長します。どのような経験を積み、どう成長するかは運しだい。場合によっては、能力だけでなく貴重な特技や戦法を修得したり、思わぬ経験をすることもあるようです。修行の旅から帰ってきた人材は、満を持してプレイヤーの勢力に加わります。勢力の状況を見てどのような武将に育てるか、考えていくのが重要です。
そしてWii U版/PS3版には新たに「徐州変遷」史実シナリオ、「漢中王劉備」史実シナリオ、「戦国七雄」仮想シナリオのシナリオが3本が追加され、合計13本のシナリオがプレイ可能となっりました。
「徐州変遷」では、河北で勢力を拡大させる袁紹、中原に確固たる地盤を築いた曹操を中心に、各地の諸将は覇権を掛けた戦いが始まります。王允と結んで義父・董卓を討った呂布は、董卓軍残党に追われて張楊のもとに身を寄せるが、 曹操・劉備・陶謙の思惑が交錯する徐州へ赴くことになります。
「漢中王劉備」は、蜀を平定した後、夏侯淵を破って漢中を攻略した劉備が「漢中王」に即位してからのシナリオ。激怒した曹操が、呉の孫権と手を結んで荊州を攻めさせようと画策し、荊州を守る関羽に、危機が迫ります。
そして「戦国七雄」は、古代中国、秦・楚・斉・趙・燕・魏・韓の七つの強国が天下を巡って相争った、世にいう 「戦国七雄」がテーマのシナリオ。秦王・嬴政（えいせい）をはじめ、楽毅（がくき）、孫臏（そんぴん）、信陵君・魏無忌（ぎぶき）など、いにしえの名君・名将・賢臣たちが天下を巡って激突します。故事成語「刎頸（ふんけい）の交わり」のもととなったエピソードなども登場し、全部で6つの歴史イベントが収録されています。
『三國志12』は12月13日発売予定。価格はパッケージ版が9,240円（税込）、ダウンロード版が8000円（税込）、PREMIUM BOXが11,340円（税込）です。
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