■思わず「軽っ!」と声が出るアルミボディ
一番最初に触ってみて驚くのは、やはり重さだ。サイズは「Kindle Fire」や「GALAXY Tab」などの、いわゆる7インチタブレットとほぼ同じ。だが、308gというライバルを超えた軽量化は、持ち比べてみれば明白だ。親指と手のひらで挟むように持ってみても、旧来のiPadのように親指側に負担が来ない。これは、サイズダウンしたことで、重心が下がったことも大きそうだが、基本的に親指はほとんど添えるだけ。背面に回した指や手首についても、試しに電車を20分ほど乗った程度であれば疲れを感じなかった。いや全くないわけではないのだが、途中でいちど右手から左手に持ち替える程度で解消されるレベルである。
ただ、iPad miniは左右のベゼルが狭いため、この持ち方だとどうしても親指が画面に乗ってしまう。しかし、そこはアップルもちゃんと考えていた。片手の親指が左右の画面に乗っていた場合、もう1本の指の操作を優先して認識するようにシステムが組まれているのである。試しに、電子書籍リーダーや写真アプリで操作してみたが、どちらも問題なく画面をスクロールできた。
ところで、これまで筆者は同サイズのタブレットを、底面から手のひらで抱え込むようにホールドしていた。今回もつい、いつもの持ち方でiPad miniを使うシーンがあったのだが、改めて手に取ってみると、ほかのタブレットよりもホールド感が増した印象がある。横幅はむしろ若干増えているはずなのに、だ。恐らく、これは7.2mmという薄さが、指の掛かりを良くしているためなのだろう。それに加えて、エッジ部分をキレイに面取りしていることも大きい。ただ丸いだけのボディでは何かの衝撃でズルっと滑ってしまいそうだが、この第三の面の存在により、より確実に端末をホールドできるのだ。
アルミ製のボディは、プラスチック素材を使ったタブレットにありがちなタワミなどは一切ない。価格は少々高いが、それに見合う高級感のある端末で、外に持ち歩いて使わせたくなる魅力がある。iPadは自宅内でPC代わりに、iPad miniは外出用ときれいに住みわけができそうだ。
【レビュー】発売直後の「iPad mini」ファーストインプレッション!
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