公式サイトのショップ概要ページによれば、同サイトで販売された中古ゲームソフト価格の10パーセントはパブリッシャーに還元され、そのセールスデータも提供されていく予定なのだそうです。さらに中古ゲームソフトの価格自体もユーザーに配慮し、他社よりも20~30パーセント安い値段で販売されていくとのこと。
同ページには、EKGamingは“業界初のプロの中古ゲーム販売店”であるとも記載。他の中古ゲーム販売店が安い取引価格でゲーマーから、そして利益を還元しない事でパブリッシャーからアドバンテージを得ていると指摘し、また販売店側がこの姿勢を変えなければ、パブリッシャーやゲームハード開発側が物理メディアでの売買を規制することになると主張。出版社に利益を還元することが結果的にゲーム業界の「生命の輪」を作る手助けになるとしています。
また同社のCEO Mike Kennedyは、パブリッシャーはゲーム開発のために記録的な額を費やしているとコメント。開発コストが増えれば新規IPやエキサイティングなゲーム技術などに挑戦するリスクが減ると述べ、パブリッシャー達と利益を共有したいと発言しています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続
-
ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る
-
任天堂が65歳定年制を導入
-
戦慄ホラー『Outlast 2』開発元が「専用おむつ」を発表!ファンからの「漏らした」報告を受け
-
ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)
-
7月14日オープンの「VR ZONE SHINJUKU」詳細発表! 『マリオカート』や「攻殻」のアクティビティも─気になる料金は?
-
「DXライブラリ」がPS Vita/PS4に対応!既存ゲームの移植や新規開発をスムーズに
-
海外ゲーマーが選ぶゲームの悪役ベスト25−栄光のトップは一体だれ?
-
【レポート】VRロボゲー『アーガイルシフト』のロマンと没入感が凄い!男の子の夢、これで叶います
-
【GDC2011】天才ゲームプロデューサー、マーク・サニーが語る彼のゲームデザイン手法の基礎