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【そそれぽ】第32回:お色気は飾りだった!?『女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』をプレイしたよ!

任天堂 3DS

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第32回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

卒業・進学シーズンを迎え、4月から心機一転で新しい生活を送る人も多いこの季節。筆者の学生時代は遠い昔のこと。学生時代は、なんだかんだで全力で楽しんだ方が良いですよ。当時は内気だった友人が、この歳になって今更「もっと学生時代はしゃいでおけば良かった・・・」とか言い出してます(笑)。筆者の友人のように何年も経ってから後悔しないよう、良き学生ライフを送ってください。

というわけで、今回プレイするのはディースリー・パブリッシャーのニンテンドー3DSソフト『女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』です。

筆者はインサイドでこのゲームの紹介記事を担当して書いてきたのですが、初報からどうにも任天堂ハードらしからぬけしからん気配を感じ取っていたわけであります、はい。だってタイトルが『女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』ですよ?(笑)しかし、情報が公開される度に、あれ?コレはタダけしからん内容のゲームではなさそうだぞ、と。そうなったら自分でプレイして確かめるしかないじゃないですか!やってて良かった【そそれぽ】!(笑)ゲームの性質上ネタバレに注意しながら、早速プレイしていきましょう。


■本作の基本をおさらい
高校3年生の主人公「コウヘイ」は、一緒に参加した女の子と確実にカップルになれると言われている文化祭の「オリエンテーリング大会(通称オリ会)」に女の子を誘うことに。その女の子が誰になるのか、誰にするのかが本作のストーリーの基本部分。そんな普通の高校生「コウヘイ」ですが、夢の世界では不思議な体験をします。

夢の中では「妖精さん」の姿となる「コウヘイ」。更に、なぜかさまざまなシチュエーションの「密室」にクラスメイトや憧れの女の子が閉じ込められています。女の子を脱出させると、夢の中の出来事が現実とリンク。お近付きになることも不可能だった女の子と急接近することも。

ストーリーはテキスト系アドベンチャーゲームとして進み、夢の世界である「密室」は脱出ゲームとして進行します。夢と現実を行き来して、「コウヘイ」は憧れの女の子をオリ会に誘うことはできるのでしょうか。


■ボタンもタッチペンも使います
テキストを読み進めるだけならAボタン、または下画面タッチだけでOK。テキストは十字キー下で早送りすることも可能です。ただし、脱出パートは、スライドパッド、タッチペン、ボタン、場面によってはジャイロセンサーやマイクも必要となり、3DSの入力操作をフルに活かしたタイトルとなっています。


■意気込まず女の子と協力して脱出を
「脱出」パートは、女の子を密室から「脱出させる」ことが目的。「妖精さん」の姿になってしまっている主人公ができることは女の子にヒントとなる「名詞」を伝えることだけ。目を凝らして、室内の怪しい箇所やモノを文字で入力し、言葉で女の子に伝えましょう。

プレイヤーだけでは何の手掛かりも得られずに途方に暮れてしまうこともあると思います。そんなときは、女の子の何気ないつぶやきに耳を傾けてみてください。部屋にある「モノ」や重要な「キーワード」を何気なくつぶやいているかもしれません。「脱出させる」のではなく、女の子と「協力して一緒に脱出」を目指しましょう。


■アドベンチャーパートの女の子はフルボイスでした
出演声優のファンの皆様、アドベンチャーパートでは女の子フルボイスですのでご安心ください。登場する女の子一人一人がしっかりと活躍するので、喋ってくれる量もかなりのもの。アドベンチャーパート自体もしっかりと作られています。ただし、脱出パートのリアクションなどは残念ながらテキストのみ。脱出パートのときはあくまでも「脱出」に集中して頑張りましょう。


■画面がやや見辛いことも
本作の「脱出」パートにおいて一番大事なのは「発見すること」。しらみつぶしにタッチしていけば当たるという従来の「脱出ゲーム」と違い、画面をよく見て、Xボタンでズームしたり、ジャイロセンサーが働く場面では本体をあらゆる方向へ傾け、とにかく何かを「具体的に発見する」必要があります。それが必ず攻略のきっかけになってくるはずです。

しかし、画面そのものが見えにくいことがありました。具体的には画面が明る過ぎて服などが白色に飛んでしまって見えたり、ズームしてもそこに何があるのかイマイチわからなかったり。筆者は、話やステージの雰囲気から言葉を入力して、無事にクリアできました。


■仕様上、外出時のプレイは厳しいかも
携帯ゲーム機なので、通勤・通学中にもプレイしたいところなのですが、このゲームはタイトル的に恥ずかしいので・・・ということではなく、ゲームの仕様的に外出時のプレイが厳しい面があります。具体的には「ジャイロセンサー」による傾け操作や「マイク」を利用した息吹きかけ。これらの要素は「脱出」パートに結構な頻度で出てきます。特に「ジャイロセンサー」による操作は、気付いたら自分の体が凄い角度になってしまっていることもありました(笑)。周りの人に迷惑が掛からない環境でのプレイを推奨します。


■(筆者は)主人公とどうにも反りが合わない!
本作のアドベンチャーパートは、重要な分岐を除いてほぼ一本道で進んでいきます。プレイヤーの意思とは関係なく物語が進んでいくため「自分だったらそうしないのになぁ」とモヤモヤする場面も多々ありました。これは筆者の性格的な問題もあると思うのですが、主人公の思考と筆者の思考はどうもあまり合わないようです(笑)。

この印象はもちろんプレイヤーによりけりですが、ゲーム的な自由度よりも、シナリオやストーリーを純粋に読み進められる人の方が、アドベンチャーパートはより楽しめる内容になっています。自由度を求める人にとっては少しもどかしいことがあるかもしれません。

ストーリー自体はわかりやすくサクサク読み進めることができ、先を読みたくなる展開もしっかり入っています。


■総評:密室にいても純愛を守っちゃってるかもしれない。
実は、恋愛モノのテキスト系アドベンチャーが主軸。お色気要素の強い「脱出」パートが注目されがちですが、密室からの「脱出」自体は、ストーリー上発生する別のゲームといった印象です。更に、もっとお色気に行くかと思いきや、かなり自制心の働く主人公で、むしろ「純愛」という感じでした。

いろいろ覗き込みたくなる「ジャイロセンサー」で見渡せる角度にも限りがあります。逆に言うと、そっち系を求めている人には少々刺激が足りないかもしれません。その分、アドベンチャーパートはあくまでお色気抜きの正攻法で、最後までやりきりたくなる要素がしっかり詰まっています。このあたりはプレイヤーの期待する部分で賛否が大きく分かれそうです。

ストーリーと表裏一体な密室世界の「脱出」パートですが、その内容や推理ひとつひとつにあまり脈絡がなく、推理力よりも、むしろ直感力・発想力が求められます。脱出ゲームというジャンルで考えると、それほど高い難易度ではありませんが、画面を注意してよく見ること、気になるものを直感的に見つけて「名詞」で表現するという部分は、他の脱出ゲームと違い独特な印象で、慣れるまでやや難しく感じるかもしれません。

ストーリー中に大きな分岐があるのですが、ぜひフローを駆使していろいろとプレイしてほしいです。ひとつルートを達成するだけではなく、さまざまなルートをプレイし、大きく一区切りついたときの「あぁ・・・」という満足感と達成感。仕様的に、あるいはシナリオ的にもどかしく感じさせる部分は多いものの、その満足感・達成感をぜひ体感してほしいです。ただ、同じ箇所をプレイし直す際にやや面倒で、フローで選べるポイントがもう少し細かく設定されていても良かったかなと感じました。

恋愛モノのテキスト系アドベンチャーが好きな方にオススメです。読み進めるだけのテキストに飽きてしまった方は「脱出」パートで頭をほぐしましょう。筆者のように脱出ゲームが得意ではない人でも、攻略情報なしでクリアできるぐらいの難易度設定です。また、カワイイ女の子が登場するゲームが問答無用で好きな人にもオススメです。ネット等で紹介されている画面写真や動画よりも、実機でプレイした方が、きっと登場する女の子たちが愛しく見えるはず。

しいて言うとすれば!オープニングとエンディングを歌モノにしてほしかったかもしれません(笑)


■ネタバレで書けないことを○○で書いちゃう
○○○ルートを進行していると、なんと○○○が○○してしまう○○○○○○になってしまいました。どうにも腑に落ちない○○○○○○だったので、ひとまずプレイ中に挙げられた○○のルートを○○○していくことに。全てを○○○して、いざ挑んでもまた○○○○○○に。なぜだ!とよく見たら○○○に更なる○○を発見。条件を満たすとなんと密室に○○○が登場し、いよいよ物語が核心へと迫っていきます。

それらをすべて○○○すると、○○○が○○してしまう○○○○○○を回避し、更なるストーリーへ超展開。次々と明らかになる○○○○と、○○○の意外な○○と○○。ストーリーを進めて、なんとか○○○の○○○○○○○を見ることができました。この○○○○○○○で、やっと全ての胸のつかえが取れた気がします。そこそこにプレイ時間がかかる充実した内容ですが、ぜひ○○○ルートを攻略してみてください。


【そそれぽ】第32回、いかがでしたでしょうか?最後は伏字だらけでワケがわからなくなってしまいましたが、結局のところ本作を最後までプレイしきったと言いたいのです(笑)。面白くないゲームだったら、なかなか最後までプレイはできませんよね。ゲームの性質上ネタバレ回避で魅力を伝えきれないのが悔しいところですが、伏字の抵抗でどうかご容赦を!次回もどうぞお楽しみに!


『女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』は、好評発売中で価格は6,090円(税込)です。

(C) 2012 INTENSE (C) 2012 D3 PUBLISHER


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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