『極限脱出ADV 善人シボウデス』は、「脱出×ミステリー×裏切り=謎3」が満載とうたわれている新作アドベンチャーゲームです。主人公「シグマ」たち9人が裏切り合いのゲーム「アンビデックスゲーム」に挑み、謎の場所からの脱出を目指します。
本作は、スリル満点のシナリオが展開する「ノベルパート」と、思考型パズルゲームを行う「脱出パート」を交互に繰り返しながら進めていきます。
見知らぬ場所に連れ去られてきた主人公「シグマ」は、似た状況で連れ去られてきた8人と一緒に「9の扉」から脱出するため、裏切りのゲーム「アンビデックスゲーム」(通称「ABゲーム」)を挑むことに。唯一の脱出口である「9の扉」は、一度しか開かず、開閉の後は二度と開かなくなってしまいます。全員での脱出を試みる「シグマ」は、協力路線で奮闘しますが、他のプレイヤーにもそれぞれの思惑があるようです。
失敗すると「死」につながるという「ABゲーム」。倉庫から脱出するため、死を回避するために、キャラクター同士の壮絶な駆け引きが展開されます。心理戦はやがて衝撃の物語へと動いていきます。
■ノベルパート
「ノベルパート」の分岐は大きく二つに分かれています。一つは、「脱出パート」に続く色のついたドア「カラードドア」(通称「CD」)のどれに入るのか。もう一つは「ABゲーム」で「協力」「裏切り」のどちらを選ぶかです。
「脱出パート」へと続く「CD」は3人が一組で入ります。各キャラクターが身につけている「バングル」の表示色は光の三原色に見立てられた赤、青、緑。キャラクター同士の組み合わせによって入れるドアの色が決定し、また、入るドアによって誰と組むのかが決定します。「CD」の先にはそれぞれ違う「脱出パート」が待っており、ルートによって入手できる情報も変化します。
「ABゲーム」の結果は、他のキャラクターの心理状況に影響を及ぼすため、物語の展開も大きく変えることになります。命が懸かっているため、安易に「協力」は選べませんが、「裏切り」を選べば他者の信頼を手放すことになりかねません。
「ノベルパート」はプレイヤーの選択により物語が大きく変化していきます。エンディングのバリエーションは24種類。それぞれのシナリオを総当りでプレイするだけでなく、複数のシナリオを読むことがゲームシステムに密接に関わっているようです。また「フローチャート」によって、既読シナリオの規定ポイントにいつでもジャンプも可能です。
■脱出パート
「CD」の先には、思考型パズルゲームを行う「脱出パート」が登場。部屋の「脱出キー」と、「ABゲーム」に参加するための「キーカード」を入手するため、部屋にちりばめられた謎を解き明かしていきます。
いわゆる「脱出ゲーム」になっており、仕掛けられたギミックは構造的に配置され、小さな謎やミニゲームもゴールまでの重要な手がかりになっています。
気になる箇所をタッチで調べてアイテムを集めていきましょう。入手したアイテムは様々な角度から見ることが可能で、角度によって新たな発見があることも。手に入れたアイテムを詳しく調べたり、他のアイテムとの組み合わせを考えたりすることが攻略のポイントとなります。
また、なぜ「シグマ」たちがこの場所に連れ去られてきたのかの手がかりを発見することもあり、「脱出パート」もしっかりと物語の一部になっています。
■シナリオロック
物語を進めると、手詰まりの場面で「TO BE CONTINUED...」と表示されてロックが掛かり、それ以降を読めなくなることがあります。この場合は、「フローチャート」を利用して別のシナリオを進めましょう。別のシナリオで一定の条件を満たすとロックが解除されて先に進めるようになります。
今いる場所の謎を解明するために、別のシナリオで得た情報を活用していく「シグマ」は、次第にパラレルワールドへジャンプする能力に気付いていきます。
本作のゲームシステムがわかりやすく伝えられるプロモーションビデオが、公式サイトやYouTubeで公開されました。TARAKOさんが声を担当する悪役「ゼロ3世」がナビゲート。本作を予習したい方はぜひチェックしてみてください。
閉鎖空間で行われる究極の選択に、様々な人間模様が映し出されていく本作。疑念と緊張が交互に襲う、目まぐるしい展開と物語を「ノベルパート」と「脱出パート」で読み解いていきましょう。
『極限脱出ADV 善人シボウデス』は、2012年2月16日発売予定で価格は6,090円(税込)です。PSVitaダウンロード版の価格は未定です。
※画像はPlayStation Vita版です。
(C) 2012 CHUNSOFT
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