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【そそれぽ】冬休み増刊号 3DS体験版特集(1):『シアトリズム ファイナルファンタジー』体験版をプレイしたよ! ― 「究極の譜面」に挑む!

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート【そそれぽ】。年末年始は冬休み緊急増刊号をお送りすることになりました。

任天堂 3DS
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート【そそれぽ】。年末年始は冬休み緊急増刊号をお送りすることになりました。

ニンテンドー3DSソフトの体験版が配信スタートしたけれど、沢山配信されていて全然遊び尽くせない!そんなあなたの道標になるべく、『ニンテンドーeショップ』で配信されている体験版のプレイレポートをバンバンお届けしていきたいと思います。ダウンロードする際の参考にしてみてくださいね。

というわけで、今回プレイするのはスクウェア・エニックスのニンテンドー3DSソフト『シアトリズム ファイナルファンタジー』体験版です。

ゲーム大好きな筆者ですので、もちろん歴代『ファイナルファンタジー』シリーズもそこそこにプレイしています。特にスーパーファミコン頃の作品が大好きで、更に言うとコンサートやライブに足を運んでしまうほど植松伸夫氏の音楽が大好きなのです。そんな筆者にはたまらない本作の体験版ということで、配信早々にダウンロードしてみました。早速プレイしていきたいと思います。

※画像は相変わらずiPhoneで無理矢理3DS本体を撮影したものです。実際の画面はめちゃくちゃキレイです。


■選べる楽曲は『FF6』の名曲「決戦」
早速『ファイナルファンタジー』シリーズお馴染みの音楽に乗せて、丁寧なチュートリアルが表示されます。リズムゲームにはタッチペンしか使用しないので、素早くボタン操作に対応するリズムゲームとは一味違い、リズムゲーム初心者にわかりやすく、熟練者には新しい感覚でプレイできると思います。

名曲も数多く存在する『ファイナルファンタジー』の音楽。中でもバトルミュージックは多くのプレイヤーの印象に残っていることでしょう。筆者はスーパーファミコン時代の『FF』への思い入れが特に強く、やはりそれらのバトルミュージックは特別な存在でもあります。

この体験版でプレイできる楽曲は、『ファイナルファンタジーVI』のボスバトル曲である「決戦」。イントロを聴いただけで目頭が熱くなります。しかし、『FF』の音楽+音ゲーということは、ひょっとしてこのテンポの早いバトルミュージック「決戦」は高難易度なのでは?やってみなきゃわからないので、とりあえずやってみることにします。


■3段階の難易度
選べる難易度は「基本の譜面」「熟練の譜面」「究極の譜面」の3段階。まずは「基本の譜面」でプレイスタート。基本ルールとしてはミスをするとこちらのHPが減っていき、ゼロになるとゲームオーバー、ゼロにならずに楽曲を完走すればクリアとなります。

楽曲に馴染みもあるおかげで、「基本の譜面」は初見でも簡単にクリアすることができました。続いて「熟練の譜面」にも挑戦。先ほどの「基本の譜面」に比べてタッチする回数はもちろん増加しています。しかしこちらも難なくクリアすることができました。これなら「究極の譜面」も普通にクリアできてしまいそうですね。


■そして最難関「究極の譜面」に挑む
最初の2つの難易度を特に苦労なく突破した筆者は、勢いのまま「究極の譜面」に挑みます。

・・・はい、無理です!!

見事に返り討ちされました(笑)。凄まじいスピードで襲い来る譜面。リズムに合わせてタッチするのがやっとという感じです。イントロのあたりで何度何度も瞬殺されました。


■召喚獣を呼ぶ辺りにひとつの壁
楽曲の序盤から中盤辺り、召喚獣を呼ぶ展開のところでひとつの壁にぶつかりました。序盤の譜面とは少しパターンが変わり、速さはもちろん、タッチのタイミングも変則的で難しくなります。ひとつタイミングを外すとなかなか立て直すこともできず、HPは一瞬でゼロに。触れてはならない「究極の譜面」の難易度に一度は絶望さえ覚えました。しかし【そそれぽ】をお届けする「光の戦士」たるもの、この程度ではめげません。


■プレイを続けて110回
やっとの思いで召喚獣周辺を突破するとひとつの光明が。序盤のパターンに近い譜面に戻り、初見でも少しはイケる雰囲気を感じました。いや、もちろん最初は全然イケませんでしたが。最後の最後、あと1~2音でクリアというところで、何度HPがゼロになってしまったことか・・・。

繰り返しプレイすること110回目。とうとうその時がやってきます。序盤でのミスがかなり少なく、召喚獣周辺でも大きな致命的なミスをせず、多く残ったHPを活かし、終盤いくつかミスはあったもののなんとか完走することができました。


■製品版にあるらしい要素
今回の体験版には収録されていませんが、製品版では「パーティ編成」や「アビリティ」、「アイテム」など『ファイナルファンタジー』らしい要素も沢山あります。体験版でも「すばやさのうた」など、さまざまな効果がランダムで発動しているようですが、製品版では装備や編成をしっかりと考え、戦略を練ってリズムゲームパートに臨めそうです。これらによってゲームを有利に進めることもできるようなので、体験版より遊びやすくなることは間違いないでしょう。


■総評:他の音ゲーとは違う攻撃的な爽快感
タッチペン操作に的を絞ったリズムゲームは、操作できることも限られていると思うのですが、画面上のグラフィック演出と効果音の相乗効果で、あたかもプレイヤーが「バトル」と「音楽」を作り上げているかのような、独特の爽快感を得ることができました。タッチペンを弾いた方向に太刀筋が「シャキーン」。リズムに合わせて敵を倒していく新しい感覚が味わえます。

難易度は「究極の譜面」になると一気に上昇します。初見では厳しいので、音楽や譜面をしっかり覚えたりする必要があります。ただし、この高速な「バトル」の中でリズムが完璧に噛み合ったとき、他の音ゲーにはない攻撃的な爽快感をドップリと味わうことができ、音楽のノリの良さと併せて中毒性がかなり高いです。体験版とは言え、この「決戦」1曲でもかなりやり込めます。

リズムに合わせてボタンを押すだけのリズムゲームにちょっと飽きてしまった方や、『ファイナルファンタジー』シリーズの、特に音楽が好きな方にオススメです。今回の配信されている体験版では「決戦」のみ収録ですが、製品版ではシリーズの幾多の名曲の譜面をプレイできることでしょう。製品版の発売が楽しみです。気になった方は、ぜひ『ニンテンドーeショップ』から体験版をダウンロードしてみてくださいね。


【そそれぽ】冬休み増刊号 3DS体験版特集(1)、いかがでしたでしょうか?次回もどうぞお楽しみに!


『シアトリズム ファイナルファンタジー』は、2012年2月16日に発売予定で価格は6,090円(税込)です。

(C)SQUARE ENIX CO.,LTD. All Right Reserved.
Developed by indieszero Co.,Ltd.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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