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『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』はシリーズ過去最大の開発規模に ― 社長が訊く

任天堂ホームページに『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』の社長が訊くが掲載されました。

任天堂 Wii
任天堂ホームページに『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』の社長が訊くが掲載されました。

『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』は、マリオファミリーとソニックファミリーがオリンピックをテーマに競い合うゲーム。過去には『北京オリンピック』と『バンクーバーオリンピック』の2作がWiiとDSで発売され、『ロンドンオリンピック』ではWiiが先行発売され、2012年に3DS版が発売されます。

シリーズ第3弾となる『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』ですが、開発規模は過去最大の150人以上にもなったとか。モーション数も万単位で作っている程作り込まれています。

今回の社長が訊くでは第1作が作られるキッカケから訊きます。かねてよりセガは任天堂と「マリオとソニックで何かできないか?」と言う考えがあり、そこでセガがオリンピックのライセンスを取得したと言うことが制作の発端。企画書を任天堂に持ち込んでプレゼンテーションした所、宮本茂氏からは「実際にオリンピックのゲームのなかで、マリオとソニックが出ているものを見て判断したい」と回答。デモ版を制作してOKをもらい、『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』が誕生したと語っています。

そして開発中で一番困ったエピソードとして、ソニックは泳げないこと。これは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズをプレイした人ならわかると思いますが、ソニックはマリオの様に泳げず、ある程度時間が経つとカウントダウンが始まり0になるとミスになります。最終的には「ライフジャケット」を付けることで水泳競技にも参加できるように調整されたことも明かされました。

さらに『北京オリンピック』の時は見送られたピーチやデイジー、エミーとブレイズの水着が『ロンドンオリンピック』で採用されたそうです。オープニングムービーでその姿が見られるのでご覧ください。



他にはパーティゲーム的位置付けとなる「ドリーム競技」は全10種目。コチラに関してはWiiリモコンを振るだけのゲームにならないように配慮しており、結果的に今回は『北京オリンピック』の頃から2倍以上の数のボリュームに。

また、日本と海外でゲームの扱い方が若干違うようで、日本はパーティゲームとして、海外は純粋なスポーツゲームとして遊んでいることが多いそうです。特にヨーロッパはオリンピック好きの人が多い地域なんだそうです。今回初登場となる「馬術」は日本では馴染みが無い競技ですが、ヨーロッパでは人気で、「馬術」だけのゲームも発売されているくらい。生半可な気持ちで作ると現地の人らに返り討ちにあってしまうので、あくまで競技と言う視点の元、調整に苦労したようです。

インタビュー最後ではオススメのドリーム競技などについて語られています。ぜひチェックしてみてください。

『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』は、12月8日に発売予定で価格は5800円(税込)です。

(C)2011 Nintendo
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