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『DEAD ISLAND』完成披露発表会をレポート ― ゾンビ&釘バット大好き稲船敬二氏も登場

スパイクは、PS3/Xbox360ソフト『DEAD ISLAND』の完成披露発表会を都内で開催しました。

ソニー PS3
スパイクは、PS3/Xbox360ソフト『DEAD ISLAND』の完成披露発表会を都内で開催しました。

会場は南国をイメージしたものとなっており、水着美女の2人が出迎えて・・・と思ったら、ローカライズプロデューサーの飯塚康弘氏がゾンビとなって登場。ゾンビメイクは会社にお願いして、朝から2時間以上掛かったそうです。「発表会終わったら剥がさないといけないのですが、出来ればこのまま電車に乗って帰りたいです(笑)」と語るゾンビ大好き飯塚氏。『DEAD ISLAND』の魅力を伝えていきます。

『DEAD ISLAND』は、南国の島「バノイ島」を舞台にしたゾンビゲーム。「ゾンビを題材にした映画やゲームは世にたくさんありますが、南国のリゾート地にゾンビが出没して襲うというのがこのゲームの面白い所。照りつける太陽、青く透明の海にゾンビが登場する、このゲームのゾンビが一番美しいゾンビ」と語る飯塚氏。先月発売された海外版は200万本の出荷を記録。ホリデーシーズンを迎える時期と言うことで、さらに数字を伸ばすだろうと期待されています。

続いては開発の苦労話など。どんなゲームにも苦労はあるものですが、「『DEAD ISLAND』はローカライズのクオリティ」が一番大変だったと語る飯塚氏、どういう形で日本のユーザーに届けるのが悩んだそうです。

当初は日本語字幕英語ボイスで展開しようと検討していたものの、『DEAD ISLAND』は臨場感が大切とし、これは日本語じゃないと日本のゲームプレイヤーに伝わらないということで、日本語吹き替えにして発売することを決めました。

また、初回版には武器設計図「ザ・リッパー」と追加モード「ブラッドバス・アリーナ」をダウンロードできるプロダクトコードが同梱されます。「ブラッドバス・アリーナ」に関しては発売後しばらくしてからの配信ということが説明されました。

そしてここでcomcept/interceptの稲船敬二がゲストとして登場。稲船氏もゾンビ大好きクリエイターとして知られ、カプコン時代には『デットライジング』などを手掛けました。

そんな稲船氏からみて『DEAD ISLAND』について、「リゾート地と言う明るい部分にゾンビの暗い部分が入り、いい世界観設定ですね。」とコメントしました。先日シングルプレイを一足先にプレイしたそうで、プレイヤーキャラはバットを持ったローガンを選択。しかし、得意武器が投擲武器と言う上級者向けキャラクターだったので、ゲームは苦戦していたそうです。

マルチプレイはまだ楽しんでいないということで、ここで飯塚氏とスパイクスタッフの4人でゲームを解説しながら実際にプレイしてみることになりました。

キャラクターは4人の男女が登場。「シアン」は動きが早いけど体力が少なめ、「サム・B」はスタミナは少ないけど体力が多い、「ローガン」は体力とスピードが平均だけどスタミナが少ない、「プルナ」は体力・スピード・スタミナが全て平均、といった所です。

オンラインプレイでは、普通の攻撃は味方には当たらないのですが、グレネードなどの爆風は当たり判定があるため、使う所で注意が必要のようです。

なお、稲船氏は「釘バット」が大好きで、これをメイン武器にして戦っていました。

マップ上にはメインクエストと、サブクエストが用意されており、メインクエストはシナリオを進めるのに必要なクエストでサブクエストはクリア時にアイテムなどがもらえたり。登場する生存者の音声もちゃんと日本語ボイスで演じられているのが確認出来ました。

また、オンラインプレイということでアイテムの受け渡しが出来るのも特徴。武器やアイテムを受け渡したりなどが可能です。

オンラインプレイを終えた稲船氏は「凄く面白いですね。4人でやると面白い」と語り、「ぜひフレンド登録させてください。プライベートでも一緒に遊びたい」と飯塚氏。稲船氏は息子さんとよくゲームをやっていているそうで「(ゲームプレイが)上手だったら息子、下手だったら僕です(笑)」と、親子でプレイを楽しむ姿を伝えていました。

最後に発売を楽しみに待っているゲームファンへメッセージ

稲船氏「いろんなゾンビゲームがあると思いますが、『DEAD ISLAND』は世界観やリアリティが飛びぬけている所があります。4人の個性もあるので、長く遊ぶことが出来ますね。ぜひゾンビファンには買ってもらいたい、そうでない人はこれを遊んでゾンビファンになってほしいですね」

飯塚氏「『DEAD ISLAND』いよいよ明日発売することが出来ます。僕自身はエンディングを何度も迎えていますが、明日からはいちプレイヤーとして初めから遊びたいと思います。ユーザーの皆さんとオンラインで一緒に楽しみたいと思います」

最後に冒頭で登場した水着美女たちがゾンビ化してステージに再登場。よく見ると胸元や首筋にリアルな傷跡が。最後は稲船氏と3人のゾンビたちで記念撮影をし、完成披露会の幕を閉じました。



また、最新の映像も届いています。こちらもぜひご覧ください。

『DEAD ISLAND』は、10月20日発売予定で価格は8,190円(税込)です。

(C)Copyright 2011 and Published by Deep Silver, a division of Koch Media GmbH, Gewerbegebiet 1, 6604 Hofen, Austria. Developed 2011, Techland Sp. z o.o., Poland. (C)Copyright 2011, Chrome Engine, Techland Sp. z o.o. All rights reserved.

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