■China Mobile(中国移動通信)
携帯キャリアとして中国最大、そして世界最大のユーザー数を誇るChina Mobile。そのユーザー数を背景に良質なコンテンツをフィーチャーフォン、スマートフォンの両方に取り揃えているようです。
ブースのテーマは航海。『ロックマン』や『ソニック』を始め、セガ、カプコン、EA、ディズニー、ゲームロフトなど海外コンテンツを大きくアピール。世界への航海という意味を込めたものでしょうか。やはり最大手ということもあって、中国市場への参入を考えた際、提携先として最初に上がる名前のようです。
自社のAndroid Marketについてもアピールしていました。
ブース内にはスパイダーマンやアイアンマンのキャラクターが登場しコンパニオンのお姉さん達(航海がテーマなのでセーラ服ということのよう)と写真の的になっていました。ただし、スパイダーマンが登場するゲームは置かれている気配も無く、ちょっとした不思議でした。
■China Unicom(中国聯通)
第2位のChina Unicomは「WoStore」というAndroidやフィーチャーフォン向けの独自アプリストアを紹介していました。ちなみに中国ではグーグルのAndroid Marketが提供されていません。
会場では「WoStore」の幅広いラインナップをアピール。エレクトロニック・アーツや第九城市(The9)のアプリがインストールされた実機が多数並んでいました。また、ゲーム以外のアプリも一緒にアピールされているようでした。
China UnicomはiPhoneもサービスしているのですが、姿形もありませんでした。
■China Telecom(中国電信)
元々固定電話のキャリアだったChina Telecomは「egame」というブランドでゲームの提供を行っています。会社の経緯があってか、スマートフォン向けは少なく、フィーチャーフォンやPC向けが中心になっていました。
正面のブースで展開されていたのはXbox360のKinectのような体感ゲームのイベント。右手にはKinectそっくりの機器も見えました。昨年、こうした機器を導入するとの報道がありましたが、実際に見たのは初めてです。スポーツゲームやダンスゲーム、ミニゲームなどがあるようで、反応はそれなり。公式サイトを必死に探したのですが、サービスインされているのかは不明でした。
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