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【Nintendo World 2011】『DEAD OR ALIVE Dimensions』早矢仕洋介プロデューサーインタビュー

コーエーテクモゲームズがニンテンドー3DS向けに3月24日に発売する『DEAD OR ALIVE Dimensions(デッド オア アライブ ディメンションズ)』。東京ゲームショウに引き続いて開発を担当するTeam NINJAの早矢仕洋介プロデューサーにお話を伺う事が出来ました。

任天堂 3DS
【Nintendo World 2011】『DEAD OR ALIVE Dimensions』早矢仕洋介プロデューサーインタビュー
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コーエーテクモゲームズがニンテンドー3DS向けに3月24日に発売する『DEAD OR ALIVE Dimensions(デッド オア アライブ ディメンションズ)』。東京ゲームショウに引き続いて開発を担当するTeam NINJAの早矢仕洋介プロデューサーにお話を伺う事が出来ました。



―――お客さんの反応はいかがですか?

やっと初めてお客様に見ていただく機会になりました。ニンテンドー3DSの格闘ゲームはこういうものか、というのを納得していただけたのではないでしょうか。

―――現在の開発状況は?

発売まであと暫く時間がありますので、もう少し磨いていこうというような状況です。格闘ゲームなので処理落ちなどはあってはならないですし、もちろんバランス面でも調整がまだ必要だと思います。

―――3Dの表現もこなれてきたように感じました

3D表現は私達も経験がないことで、昨年のE3や任天堂カンファレンスで出したものはまだまだ手ごたえが無い状態でした。そこから色々と勉強させていただきまして、みんなに3Dって良いねと思ってもらえるような物がようやく出来たかなと思います。目への負担という話もありますが、長時間遊ぶものなので問題ない作りを工夫してある程度のものが出来たと思います。

3DSの立体視では画面の奥に世界があるように感じる表現ができます。『DEAD OR ALIVE』は3D空間で格闘するものなのでリアルに感じてもらえるのではないでしょうか。

―――ステージ設計もかなりダイナミックですね

従来の格闘ゲームだとカメラがいつでも横から見ているものが多かったのですが、格闘ゲームとしての遊び易さはそのままに、演出も強化しています。崖が近づくと崖の方を見せるような細かい演出を散りばめて臨場感を引き出しています。

―――「クロニクル」モードの狙いは?

『Dimentions』はシリーズの全てを体験してもらうということをテーマにしています。格闘ゲームを最近やってなかった方や、初めての方に向けて、シリーズ自体も久しぶりの作品なので、シリーズの最初から『4』まで一気に体験できるものにしていると同時に、ゲームのチュートリアルとして自然に格闘ゲームのルール、DOAのルールに親しんで貰えるものにしています。

―――遊び易さという意味では下画面には常にコンボリストが表示されていますね

昔、ゲームセンターにはインストカードという簡単な技表が操作パネルの近くにありました。インストカードを意識して下画面にコンボリストを表示しています。デジタルなので、パンチを一回押すとそこから続けられるコンボが表示されるようになっています。これがあれば全てのコンポを覚えなくても遊べます。また、タッチするだけでもコンボが発動するのでその迫力の楽しさだけでも味わってもらえればと思います。

―――通信対戦はどのようなものが用意されているのでしょうか?

一般的なインターネットに接続して戦うものや、ローカルでの対戦はもちろん用意されています。また、格闘ゲームというのは実力差が出やすく、友達同士でも実力差があると何度も遊びたいものになかなかならないという難しさがあったと思います。なので今回は対戦だけでなく協力モードも用意し、友達と一緒に強力な敵にタッグを組んで立ち向かうという遊びを入れています。交代しながら回復をしたり、二人で技を繰り出したり、敵も色々と用意しているので楽しめると思います。

―――すれ違い通信にも対応しているそうですね

はい。3DSを持ち歩くと、すれ違い通信で自分の戦い方を真似たデータを交換するようになっています。自宅に戻って3DSを開くと、すれ違った人からの挑戦状としてその人と対戦ができ、勝つとボーナスもあります。いつの間に通信も活用する予定で、色々な対戦の楽しみ方を提供していきたいです。追加コンテンツとしてはコスチュームなどは期待されていると思うので見当しています。



―――最後に期待している読者の皆さんに一言ください

今回やっとゲームの具体的な要素をお伝えできましたが、まだ出せていない要素もあります。シリーズ最新作として自信を持ってお届けできるものに仕上げていますので、ご期待いただければと思います。3DSの機能をフルに使ったゲームになっています。ぜひ触っていただければと思います。
《土本学》
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