人生にゲームをプラスするメディア

オンラインゲームで開発した街が5000万円で売れる、その資金は・・・

ゲームビジネス 開発

オンラインゲームで開発した街が5000万円で売れる、その資金は・・・
  • オンラインゲームで開発した街が5000万円で売れる、その資金は・・・
一時期喧伝された「Second Life」のブームは去ってしまいましたが、仮想空間(バーチャルワールド)は大きな可能性を秘めているようです―――ビジネスとしても。

Jon Jacobsさんは、スウェーデンのMindArkが開発する人気のMMORPG『Entropia Universe』にて、巨大モールを建設し、5年後、それを63万5000ドル、日本円にして5300万円で売却したそうです。

しかしJacobsさんは典型的なオタクではありません。ハリウッドを舞台に活躍する俳優であり映画監督で、"オフライン"でもビジネスを成功させています。さらに"オンライン"でもセレブとして扱われます。ハンドルネームは「Neverdie」、『Entropia Universe』の中でも最も有名な存在です。

Club Neverdie


Jacobsさんが最初に惑星を持ったのは2005年のこと。10万ドルで購入したPlanet Calypsoを自分の名前を冠した「Club Neverdie」と改称。ゲームの中での一等地とするため開発を進めていきます。ドーム、ナイトクラブ、スタジアム、モール、他のユーザーが訪れ、お金を使う場所が出来上がります。Jacobsさんはこれで年間20万ドルの収益を上げるようになったそうです。

しかしJacobsさんは"次のビジネス"のためにゲームでの資産を全て売却します。最も高額で売れたのはJacobsさんのもう一つのアカウントである「John Foma Kalun」で33万5000ドル。このゲームでこれまでで最高額だった2009年の「The Crystal Palace Space Station」の33万ドルを更新しました。

さて、その資金はJacobsさんの次なる野望のために投入されます。既にJacobsさんは13人の従業員を雇い、『Entropia Universe』の中に超リアルな新しい惑星を作り上げようとしているそうです。その名も「Rocktropia」。Jacobsさんの本業を活かして、音楽やライブコンサートなどができるような場所にしたいとか。近頃、鳴りをひそめていましたが、仮想空間はまだまだ熱いし、ビジネスの可能性がある、というお話でした。
《土本学》

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「A 5th of BitSummit」総来場者数は過去最高、前年比45%増―インディー人気を反映か

    「A 5th of BitSummit」総来場者数は過去最高、前年比45%増―インディー人気を反映か

  2. 海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?

    海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?

  3. プレステ世代のクリエイターと共にソニーIPをモバイルへ―ForwardWorks 川口智基氏に訊く

    プレステ世代のクリエイターと共にソニーIPをモバイルへ―ForwardWorks 川口智基氏に訊く

  4. 「GTMF2017」の事前来場者登録を受付開始─開発&運営ソリューションが一堂に会するイベント

  5. 【特集】「PlayStation VR」国内ローンチタイトル総まとめ!

  6. インディー注目株『Momodora V』は『ダークソウル』『風のタクト』にインスパイア

  7. 『バイオハザード』と「L'Arc-en-Ciel」がコラボ! VR映像「Don't be Afraid -Biohazard」11月17日配信

  8. 任天堂、パテントトロールに勝訴し全特許を差し押さえ 『Wii Fit』を巡り

  9. セガ、休眠中の有力ゲームIPをリバイバルへ―新規IPへの挑戦も計画

  10. 劇場版「SAO」のアスナとVRで会える! 視線追跡型VRヘッドセット「FOVE」が新たな刺激を提案

アクセスランキングをもっと見る