主力となるデジタルエンタテインメント事業では、カードゲームが縮小した一方で(売上高で143億円→109億円/前年同期比)、ゲームソフトが好調でした(208億円→266億円)。全体での営業利益は45億円→46億円とほぼ前年通りでした。
ゲームソフトの販売本数が大幅に増加していて、全体で1005万本(589万本)。地域別でも日米欧共に増加しています。ワールドカップの影響もあり、サッカーゲームが125万本→344万本と牽引。メタルギアの新作があった事も影響しています(35万本→147万本)。
堅調に事業を拡大しているゲーミング&システム事業(カジノ)は、北米以外でも中南米や欧州、アジアへも拡販するため代理店網を整備中です。
スポーツクラブなどを運営する健康サービス事業では売上高は微増(434億円→438億円)でしたが、コスト改善を進めた結果、営業利益は3億円→8億円となっています。
下期では小島プロダクションが監修する『Castlevania ~Lords of Shadow~』や『ウイニングイレブン』最新作が予定されます。また、北米や欧州向けには音楽ゲームを展開。アミューズメント機器では3Dテレビを搭載した『METAL GEAR ARCADE』などが登場。電子マネー「PASELI」も普及させていきます。
通期業績は売上高2850億円、営業利益245億円、純利益135億円を据え置いています。