レゴはWiiリモコンにレゴブロックをはめ込んで遊べる「LEGO Play and Build Remote」を発表。Shinobii Techは卓球ラケットと同じ形・大きさ・重さのWiiリモコン「Champion Bat」を発売しています。
CTA Digitalは300ポンド(約136kg)の荷重に耐えられるWii用のジェットスキーを11月15日に予定。英BBCのSFドラマ「ドクター・フー」に登場するSFデバイス「ソニック・スクリュードライバー」型のWiiリモコンも登場します。
いずれも実にユニークな品々で、見ているだけで楽しくなってきます。また、Wii市場の話題作りにも貢献しているのではないでしょうか。これらの周辺機器は、遊びの部分を重視しているように見えます。厳密な基準でパフォーマンスを考えるのであれば純正品のWiiリモコンが最も高いスコアを記録するでしょう。しかし、上記のユニークな周辺機器は、純正品とは違った種類の潤いを心にもたらしてくれます。任天堂の純正品は大きな安心を、ユニークな周辺機器は心に潤いをもたらしてくれるといってもよいでしょう。
周辺機器にお金をかける、潤いを重視する・・・こうした文化が発展すれば、コントローラーの見た目を細かくカスタマイズする時代が来るのかも知れません。
携帯電話をデコレーションする「デコ携帯」ならぬ「デコ・コントローラー」です。既にアニメキャラクターのイラストでPSPをデコレーションする「痛PSP」という文化がありますが、Xbox360本体のフェイスプレートのように、純正コントローラーが外見のカスタマイズ仕様をサポートすることで、様々な可能性が生まれるのではないでしょうか。
(「LEGO Play and Build Remote」はWiiリモコンの各所に設けられた凹みに好みのレゴブロックをはめ込むことで様々な色の組み合わせが楽しめますから、「デコ・コントローラー」の一種と言っても良いかも知れません)
Wiiなどのパーティーゲームでは、プレイヤーそれぞれが自分用コントローラーを持ち寄るというケースが見られます。皆が純正品であれば取り違えてしまう可能性がありますが、「デコ・コントローラー」であれば一目で見分けが付きます。また、デコレーションテクニックは楽しい話題を提供してくれるでしょう。
「デコ・コントローラー」は新たな市場の可能性でもあります。周辺機器メーカーがデコレーション用パーツを販売するのです。デコレーション用パーツであればコントローラー本体よりも安価で済みますし、デコレーションを取り外すだけで公式のサポートを受けられます。つまり、前述した安心と潤いが両立できるのです。
ユニークな周辺機器の多くが海外製であるというのは、安心を重視する日本人気質が関係しているのかも知れません。さらにゲーム機への愛着を増し市場規模を広げるためにはカスタマイズという手段もありなのではないでしょうか。
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