ベセスダのTodd Howard氏は海外メディアのインタビューに対し、2010年のゲーム事情に関して語っています。
同社は『Fallout3』『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』といった大作RPGで知られ、西洋RPGの旗手と目されています。Howard氏は日本(ジャパニーズ)RPGと西洋(ウエスタン)RPGの違いに関してこう語っています。
「個人的に日本RPGは遊びませんが、観察はしています。日本RPGは芸術的に素晴らしいものがあります。この話に関して簡単なのは“こっちが西洋もの、あっちは東洋のもの”と線引きをすることですが、そうはしたくありません。私が見るところ、日本のゲームはRPGに限らず空想的です。個人的には好きですが、はっきり理解するのに苦労することがあります。西洋のゲームは概してよりリアリスティックです。終末後のアメリカを扱った『Fallout』もそうしたフィルター上のもので、本当に起こり得るようなことです。我々がファンタジーものを作るときも、この“虚構を信じられるようにする力”を再現するところがあります」
『Fallout3』『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』共に世界の広がりと自由度を重視していますが、それを支えるのがリアリティ。ゲームが虚構であること、これは日本RPGも西洋RPGも同じですが、「虚構を信じられるようにする力」を重視していることに西洋RPGのキモがある・・・ということのようです。
なお、原文ではニュアンスの混乱が見られる「JRPG」ではなく「Japanese RPG」という単語が使われていることも付記しておきます。これはニュートラルな視点で日本RPGと西洋RPGを比較するという姿勢の現れとも考えられるでしょう。
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