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ヤフーとモバゲータウンが提携し「Yahoo!モバゲー」を今夏立ち上げ・・・両社長記者会見の模様をお届け

ヤフーとディー・エヌ・エーはソーシャルゲーム分野で提携し、PC向けソーシャルゲームプラットフォーム「Yahoo!モバゲー」(仮称)を晩夏にも立ち上げると発表。

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ヤフーとモバゲータウンが提携し「Yahoo!モバゲータウン」を今夏立ち上げ・・・両社長記者会見の模様をお届け
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ヤフーとディー・エヌ・エーはソーシャルゲーム分野で提携し、PC向けソーシャルゲームプラットフォーム「Yahoo!モバゲー」(仮称)を晩夏にも立ち上げると発表。東京ミッドタウンにてヤフーの井上雅博社長とディー・エヌ・エーの南場智子社長が揃って記者発表会を開催しました。

ヤフー井上社長DeNA南場社長


提携では共同でPC向け「Yahoo!モバゲー」を立ち上げ、共同でプロモーションを実施。ID連携でヤフーの持つ2400万以上のアクティブIDとモバゲータウンの1800万IDを組み合わせた圧倒的な利用者基盤を持つソーシャルゲームプラットフォームを立ち上げます。運営にはディー・エヌ・エーのノウハウを活かしながら、既存ゲームの移植や新ゲームの開発・展開などを行います。ソーシャルグラフやデータは「モバゲータウン」共有され、外出先では「モバゲータウン」、家では「Yahoo!モバゲー」というシームレスな体験ができるプラットフォームを目指します。

Yahoo!モバゲーを立ち上げ両社が目指すもの強みの融合


この記者発表会で強調されたのはモバイルとPCの垣根を超えるプラットフォームということですが、それは「一体感」という言葉で表されました。モバイルとPC、どこでも体験できる「エブリウェアサービスとしての一体感」、「ソーシャルゲームサービスとしての一体感」、それから300を超える「ヤフーサービスの中での一体感」の3つを追求していきたいということでした。

両社の役割協業の概要ヤフーサービスとしての一体感


ヤフーの井上社長はモバゲータウンを「ナンバーワンのゲームメーカー」と持ち上げ、ナンバーワン同士がタッグを組むことで新しいマーケットを生みだす事ができると話しました。また、モバイルのソーシャルゲームプラットフォームではARPUの低い低年齢層が多数を占めていますが、ヤフーのユーザーを誘導することで「幅広い層が遊ぶ収益性の高いプラットフォームにし、優秀なゲームデベロッパーの方々に新しいビジネスの場を提供したい」と語りました。

「モバゲータウン」ではソーシャルゲームの提供開始後、大幅にページビューや収益が伸びていて、新しい成長エンジンをPCでも展開する狙いです。ディー・エヌ・エーの南場社長は「ソーシャルゲームを始めてモバゲータウンのPVは驚異的なほど伸びました。その一方でソーシャルゲームの主戦場は海外ではPCです。そこに大きな可能性を感じながら、我々は良いプラットフォームをPCでは持ちませんでした。そこで日本最強のポータルであるヤフーさんと組ませていただくことになりました」と話しました。

モバゲータウンの直近の状況相互に補完することができる


また、モバゲータウンは30歳以下のユーザーが72%と多数を占める一方、ヤフーゲームは逆に30歳以上のユーザーが67%を占めます。モバゲータウンでは30代以上のARPUが最も高いという結果になっていて、ユーザー層を補完しながら収益を拡大できる提携と言えます。

Yahoo!モバゲーでも基本的にはアイテム課金は変わらず、これに広告モデルを組み合わせることが考えられているようです。課金には2000万人以上のユーザーのいるヤフーウォレットを活用するとのこと。ソーシャルグラフをターゲティング広告に活用する可能性については「可能性はあるが、上手い方法を見つけられていない」(井上社長)というコメントでした。

プラットフォームはモバゲータウンと同様にOpenSocialに基づくもので、もちろんAPIが公開されます。ソーシャルグラフやデータを共有することで、PCとモバイルで生活シーンに応じた遊び方を提供することができます。デベロッパーにとっては、海外市場のような巨大なPCでのソーシャルゲームプラットフォームが誕生することになり、モバイルでは実現できないような豊かな表現やアクション性を持ったゲームも展開できるようになります。また、既にモバゲータウンで展開しているデベロッパーにとっても、PC-モバイルの連携により新しいゲーム性やユーザー層の獲得を狙う事が出来ます。

ユーザー特製や生活シーンに応じた活用2つのプラットフォームの垣根を超えた展開参入デベロッパーの想定


今後のスケジュールとしては、5月中旬からパートナー様向け説明会を開始予定で、初夏から開発環境の提供を順次開始します。サービスの開始は晩夏とされていて、南場社長は「夏が終わるまでには開始したい...」というコメントでした。

どのくらいの規模のユーザーを獲得したいかという問いには「出来る限り多く」(南場社長)とのこと。また井上社長からは「まだまだ市場の拡大段階でその中のシェアがという考え方はしてません」とのコメントでした。他のサービスは余り意識していないようです。

会見は終始にこやかな雰囲気で進行しましたが、会場には多くの記者が集まり、ナンバーワン同士の提携を興味深く見つめていました。圧倒的な会員規模を持つことになる提携で、ソーシャルゲーム市場はこれまで以上に熱くなりそうです。

《土本学》

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