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ゲーム機と遊びの未来を見据えたMGSを作る・・・『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』完成披露発表会(1)

KONAMIは、4月29日に発売するPSP向け『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』(メタルギア ソリッド ピースウォーカー)の完成を記念した、完成披露発表会を東京赤坂の赤坂BLITZにて開催しました。

ソニー PSP
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KONAMIは、4月29日に発売するPSP向け『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』(メタルギア ソリッド ピースウォーカー)の完成を記念した、完成披露発表会を東京赤坂の赤坂BLITZにて開催しました。発表会にはメディアや関係者のみならず、一般から募集されたレポーターも参加し、その模様をTwitterレポーターとしてリアルタイムに全世界に中継しました。



挨拶に立ったコナミデジタルエンタテインメント代表取締役社長の田中富美明氏は次のように述べました。

『METAL GEAR SOLID』はKONAMIを代表するシリーズであり、多くのユーザーから毎回大きな期待を集めるタイトルです。そのプレッシャーは計り知れない物があります。一方で近年では、気軽に楽しめるカジュアルゲームや携帯ゲーム機がブームとなり、新しいゲームユーザーが増加し、世代を超えて楽しまれるようになっています。今回の「PEACE WALKER」はこのような時代に向けた新しい挑戦となっています。従来の家庭用ゲーム機の、リビングに座ってじっくり遊ぶというスタイルを脱し、PSPという素晴らしい携帯機で我々が何を出来るのかという最大限の挑戦でした。監督の小島を始めとして、企画段階から幾つもの試練を超えて皆さまの前に見せられるものが完成いたしました。今までのファンの方にも、今まで本シリーズを知らなかった新しい皆さんにも楽しんでいただけると確信しています。


続いてKOJIMA PRODUCTION代表で、本作の監督を務めた小島秀夫氏は

本日はお越しいただきありがとうございます。このような場でお披露目する事をとても嬉しく思っています。本作は以前から正統派続編として紹介してきましたが、未だに何故PSPで作ったのかと尋ねられます。その理由は二つあります。まずそれを皆さんに明らかにしておきたいと思います。
まず一つはシリーズを体験してない若い子に『METAL GEAR SOLID』を遊んで貰いたいということです。シリーズは長く、時代の最先端のプラットフォームに、最先端のテクノロジーを持って、それを需要する人に向けて作ってきました。そして10年以上が経過しました。定番タイトルには落とし穴があり、それはユーザー層が固定されてしまうということです。『METAL GEAR SOLID』は「次の時代に何を伝えられるか」というテーマでゲームを作ってきました。であれば、ゲーム自体も広い人に遊んで貰わなくてはなりません。
もう一つは来るべき未来に向けて実験をしてみたいということです。いずれ将来、プラットフォームに依存せず、リビングでも外出先でも同じゲームを遊べるようなクラウドコンビュティングの時代がゲームにも訪れると思っています。その時代に『METAL GEAR SOLID』はどのようなゲームを提示すればいいのか。PSPという携帯機で作られた「PEACE WALKER」はその実験の意味も含まれています。
ハイスペックな据え置き機の続編ではありませんが、かなり将来を見据えた、新しい未来に向けた提案となっていますので、ぜひそれを感じて貰えればと思います。


最後に、ソー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデントの河野弘氏は

一週間前にSCEJプレジデントに任命されました河野です。長くソニーに勤務し、東欧でのビジネスの立ち上げに従事し、最近ではアメリカでのビジネスに関わってきました。その中で頻繁に名前を耳にしたのが小島監督です。文化を超えて世界で受け入れられる小島監督というのはどのような人なのか、この仕事に就くに当たって、その小島監督と最初にお仕事が出来たのはとても幸運でした。非常に未来を見据えた事を考えておられて、先ほどのご挨拶でもプラットフォームに依存しないという大胆な・・・ソニーとしてはプラットフォームに依存して欲しいのですが(笑)、新しい将来を切り開ける小島監督やチームの皆さまをプレイステーションのチームは尊敬していますし、新しい価値の提供やお客さんの獲得に向けて共に歩んでいきたいと思っています。


ここからPVが上映されます。ゲームの描く世界観を余すところなく伝える映像に見入ってしまいました。ここで第一部が終了し、二部へと続きます。



続く
《土本学》
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