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セガ、NVIDIA PhysXのライセンス契約を締結

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米NVIDIA(エヌビディア)は2009年4月28日(火)に、NVIDIA PhysXおよびAPEX(Applied PhysX Extension)テクノロジに関するライセンス契約をセガと結んだことを発表しました。

これにより、セガは、すべてのセガのスタジオにおいて開発プラットフォームとしてPhysXRとAPEXテクノロジを利用することができます。NVIDIA PhysXとAPEXテクノロジは、インタラクティブな環境におけるフィジックス・アクセレレーション用にもっとも普及している開発プラットフォーム。この開発プラットフォームにより、アーティストは、高解像度、かつスケーラブルなPhysXコンテンツを直感的、かつ簡単に作成できます。

2つの関係についておおざっぱに紹介すれば、PhysXがプログラマ向けの物理エンジン、APEXがクリエイタ向けの自動データ変換システムといった感じでしょうか。複雑で高度なスキルが必要な物理エフェクトを、APEXを介することでクリエイタでも利用可能となり、またゲーム機の機種に依存せず、同じ動きをモジュールシステムにより流用可能となります。

セガのCS研究開発本部CS R&D推進部部長である庄司卓氏は「セガは、ここ数年PhysXテクノロジを使用してきましたが、新しい契約により、当社のスタジオにおいて、クロスプラットフォームであるPhysXエンジンの全製品を活用することが可能になります。APEXテクノロジは、高品質なフィジックス・コンテンツを簡単、かつ生産性の高い方法で作成することを可能にします。この利点は、当社が決定を下す上で、重要な要素となりました。」とのコメントを寄せています。

一方NVIDIAのコンテンツ・アンド・ テクノロジのシニア・バイス・プレジデントであるトニー・タマシ氏は、「セガが当社のPhysXおよびAPEXテクノロジの性能を利用して、どんなクリエイティブなものを提供していくのか楽しみにしています。セガには、業界トップクラスのゲームを開発してきた歴史があります。PhysXを利用することにより、セガは、もっと刺激的で、インタラクティブなコンテンツを提供できるようになるはずです。」とのコメントを寄せています。
《冨岡晶》

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