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『GTA DS』の売れ行きは期待外れ?−DSでM指定のタイトルはあまり増えない?

任天堂 DS

ニンテンドーDSでは珍しいM指定となる『Grand Theft Auto: Chinatown Wars』が発売されてしばらく経ちますが、「初動に関して業界が余りに期待しすぎ」ており、今後M指定タイトルの数はなかなか増えないのではないかとする指摘があります。

米国の調査会社EEDAR(Electronic Entertainment Design and Research)のアナリストJesse Divinch氏は『Chinatown Wars』について「初動に関して業界が余りに期待しすぎた」のではないかと指摘。

『Chinatown Wars』のレビュー点数は90点以上になるだろうと予想するも、Divinch氏は「レビューで90点以上という高評価にかかわらず3ヵ月以内に300万本を売り上げていない」ゲームが多数あることに注目します。

英国での『Chinatown Wars』の初週の売上はPSP版の『Vice City Stories』の半分程度であり、3週間後の順位は19位。この結果から、「パブリッシャーはニンテンドーDSでM指定のゲームを出すのに慎重になるのではないか」と予想します。「EEDARは『Chinatown Wars』がニンテンドーDSのAAAタイトルになることを信じているが、成年層を狙うことは高いリスクを伴うと確認できた。大手パブリッシャーはリスクを避ける姿勢をとっており、ニンテンドーDSのM指定タイトルの成長率は低くなると予想する」とコメントしています。

海外ゲームサイトDestructoidは、今回の結果に関して『Chinatown Wars』の見た目が影響したのではないかと分析します。

『Chinatown Wars』は旧シリーズに近い真上からの見下ろし視点になっていますが、「『GTA』が文化的現象となったのは3Dになってから」と指摘。『GTA』はカジュアル層へアピールするゲームのため、この見た目が売上に影響するのではないかとしています。

「『Chinatown Wars』の宣伝は『GTAIV』より少なかったが、麻薬取引のミニゲームも『GTAIV』ほどの論争を引き起こさなかった。とはいえ、必ずしも『Chinatown Wars』は失敗であるとはいえず、Rockstarのためにお金を稼いだ」と締めくくっています。

とはいえ、Divinch氏は3月の北米における売れ行きは20万本を越えるものとなるとしています。モンスター級のシリーズだっただけに、出来は良いが周囲の期待が重すぎた……というのが現時点での共通認識の模様。

3月発売のソフトに関して4月に結果を出すこともある意味性急なのではないでしょうか。
《水口真》

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