タイトー広報によれば、近日中に国分寺店と海老名店でも同様に値上げを行うものの、その他の店舗にも広げるかは現時点では未定としています。
渋谷駅前のタイトーステーション渋谷店では、店舗の入り口や両替機コーナーなど複数個所に20%の値上げを行った旨が告知されていました。ゲーム機には10円玉おつりを出す機能がないため、ゲームをプレイする際には100円玉と10円玉2毎を投入する必要があります。両替機でも、1000円札を両替する際には100円玉9枚と10円玉10枚に両替されるような設定となっていました。
店頭の告知には、「30年前の『スペースインベーダー』の稼働以来、企業努力によって1プレイ100円を基本にしてきましたが、機器の高騰などでサービス品質や機器の整備を維持するには値上げに踏み切らざるを得ない状況になりました」と書かれていました。
景気後退の影響もあり、各社のアミューズメント施設は苦戦が続いていて、各社は様々な取り組みを行っています。長らく基本100円となってきたプレイ料金の改定は大きな課題でしたが、10円玉を使うことで遊ぶ際のハードルが上がることもあって、各社二の足を踏んできました。タイトーが一部店舗での値上げに踏み切ったことで追随の動きも出てくるかもしれません。
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