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【ゲームニュース一週間】様々な手段で奪われるゲーム

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寒い日々が続きますが、読者の皆さんは風邪などひかれていないでしょうか。

『デッドライジング』が映画「ゾンビ」に酷似しているとする裁判では、連邦地裁が訴えを却下しました。

アメリカの映画会社MKR Groupは、『デッドライジング』と「ゾンビ」の類似点を挙げ、同ゲームが実質的に「ゾンビ」のゲーム化であるとする訴えを起こしていましたが、「類似的でない」として退けられました。

ゾンビものとしてのお約束をキチンとゲームに入れることがファンへのサービスかつジャンルへのリスペクトともなるだけに、類似点が多くなるのはある意味仕方のないといえるのかも知れません。


不思議なパズルゲーム『World of Goo』はPC版の販売と同時にファイル共有による不正コピーもスタート。デザイナーであるRon Carmel氏によると不正コピー率は90%を突破しているとのことです。

『World of Goo』は既に高い評価を獲得しています。優れたゲームを作った人々はそれに見合った報酬で報いられるべきであり、今回の結果が、次回作を制作する上でのモチベーションに影響がないことを祈るばかり。不正が難しいWiiウェアでも販売されているのは一つの救い。日本での発売も期待したいところです。


不正コピーは一種の窃盗ですが、物理的にゲームを奪っていく人々も存在します。ソマリアのアデン湾では海賊被害が深刻化。ゲームや石炭、ガスを運ぶ船が襲われる頻度が上がっており、国際運輸労連(ITF)の Sam Dawson氏は「今年のクリスマスに任天堂製品が手に入らないことで問題が実感されるだろう」とコメントしています。

アデン湾では日本のタンカーが被弾する事件も起こっており、決して無関係な事件ではありません。海運は一度に大量の品物を運ぶことができ、コスト面では空輸に大きく勝るという重要な輸送手段。何よりも海運に携わる人々の安全のために、継続した取締が期待されます。


現代人にとって安眠は大きなテーマですが、スウェーデンのストックホルム大学とウプサラ大学、カロリンスカ研究所は「暴力的なゲームは安眠を妨げる」とする研究結果を発表しました。

暴力的なゲームとそうでないゲームをプレイしてもらい、睡眠中の心拍数を比較したところ、暴力的なゲームは睡眠に影響を及ぼしていたとのことです。
ゲームとは緊張と弛緩の繰り返しなので、睡眠に影響を及ぼしていたとしても不思議ではありません。

激しい運動の後は整理体操などでクールダウンすることが必要であるといわれていますが、ゲームの中でもクールダウンに当たるプロセスが求められているのかも知れません。
《水口真》

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