人生にゲームをプラスするメディア

Wikipediaは「エスニックグループ」よりも「ゼルダの敵の種族」に関する記述の方が詳しい

「Wikipediaはオープンコンテントの百科事典です。基本方針に賛同していただけるなら、誰でも記事を編集したり新しく作成したりできます」と謳うフリー百科事典のWikipediaですが、日に日に項目数は増え、現在では日本語版で50万以上、英語版では240万以上の項目が作成されています。ちょっとした調べモノに使う機会が多いという方も多いでしょう。

ゲームビジネス その他
Wikipediaは「エスニックグループ」よりも「ゼルダの敵の種族」に関する記述の方が詳しい
  • Wikipediaは「エスニックグループ」よりも「ゼルダの敵の種族」に関する記述の方が詳しい
「Wikipediaはオープンコンテントの百科事典です。基本方針に賛同していただけるなら、誰でも記事を編集したり新しく作成したりできます」と謳うフリー百科事典のWikipediaですが、日に日に項目数は増え、現在では日本語版で50万以上、英語版では240万以上の項目が作成されています。ちょっとした調べモノに使う機会が多いという方も多いでしょう。

そんなWikipediaですが、現実世界の重要な出来事や事象に関する記述よりも、ゲームの世界の(ある意味では)どうでもいい記述の方が詳しい事が多いと、米国のゲームサイトGamesRaderが報告しています。

例えば、第二次世界大戦をテーマにした人気ゲーム『コール オブ デューティ』に関する記述は13069語を使って説明されているのに対して、現実の第二次世界大戦の記述はそれを下回る11884語で書かれています。また、人気の『Halo』の主人公であるMaster Chiefの記述(4463語)は米国のブッシュ大統領に関する記述(3334語)よりも詳しく書かれています。

そのほかにも、『ゼルダの伝説』に登場する敵の種族に関する記述(10611語)は、ヨーロッパのエスニックグループに関する記述(4282語)よりも遥かに詳細に記されています。人に関係するところでは、「スーパーマンとバットマン」についての記述(21459語)はヒトに関する記述(10385語)よりも詳細です。

さらに、何でも吸い込むピンク色のやつ、カービィの特徴に関する記述(1512語)は、イヌの特徴に関する記述を上回っています。カービィってこんなにもシンプルなのに・・・。



(これらは全て英語版Wikipediaに関してのものです。また、語数は編集によって変動します)
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. はんじょう&愛の戦士がMCを務める「Red Bull Play」番組始動!ー第1回目は「よしなま」が『ELDEN RING』に挑戦

    はんじょう&愛の戦士がMCを務める「Red Bull Play」番組始動!ー第1回目は「よしなま」が『ELDEN RING』に挑戦

  2. 【週間売上ランキング】 『美文字トレーニング』が1位獲得(3/10-16)

    【週間売上ランキング】 『美文字トレーニング』が1位獲得(3/10-16)

  3. オートデスクが目指すクラウドの活用と「Project Skyline」が実現する次世代ゲーム機向け開発パイプライン・・・マーク・プティ上級副社長に聞く

    オートデスクが目指すクラウドの活用と「Project Skyline」が実現する次世代ゲーム機向け開発パイプライン・・・マーク・プティ上級副社長に聞く

  4. 作家3人で協力制作「バディ スピリッツ」の魅力とは ― 担当編集・屋田氏が語る

  5. 【GDC2012】PCオンラインゲームの移植に最適なモバイル端末とは?

  6. ガンホー、ミクシィ、クルーズらが語るクラウドの活用~「AWS Summit Tokyo 2014」レポート

  7. スクウェア・エニックスの技術責任者Julien Merceron氏がKONAMIへ移籍、FOX Engineに関わることに

  8. 【めざせクリエイター! Shadeで始める3DCG】第2回:3Dモデリングを教わってみた:Shade 11基礎編

  9. セガネットワークス、7月2日より営業開始 ― 『ダービーオーナーズクラブ』を7月下旬に投入

  10. 【CEDEC 2010】コーエーが明かすネオロマンスシリーズのキャラクター作り

アクセスランキングをもっと見る