人生にゲームをプラスするメディア

任天堂が中間期決算を発表―DS好調で過去最高

任天堂は26日、平成19年3月期の中間決算を発表しました。それによれば売上高は2988億1700万円(+69.4%)、営業利益は671億1100万円(+242.2%)、経常利益は946億7600万円(+66.6%)、純利益は543億4500万円(+48.4%)となり、ニンテンドーDSの絶好調を反映して中間期での過去最高益を更新しました。

ゲームビジネス その他
任天堂は26日、平成19年3月期の中間決算を発表しました。それによれば売上高は2988億1700万円(+69.4%)、営業利益は671億1100万円(+242.2%)、経常利益は946億7600万円(+66.6%)、純利益は543億4500万円(+48.4%)となり、ニンテンドーDSの絶好調を反映して中間期での過去最高益を更新しました。

ニンテンドーDSは半期で1000万台を越える売上を記録するなど絶好調で、累計台数は2682万台になりました。対応ソフトも『Newマリオブラザーズ』が676万本、「Touch!Generations」が国内1354万本、全世界2527万本となるなど好調です。Wiiの発売を控えているゲームキューブは大きく落ち込んでいます。

通期では売上高が史上初の7000億円台(7400億円)となる見込みのほか、営業利益1450億円、経常利益1700億円、純利益1000億円を見込んでいます。

販売データでは半期のDSソフトは全世界で4316万本(日本2064、南北アメリカ1194、その他1059)、ハードは1009万台(日本461、南北アメリカ240、その他309)となりました。通期ではDSソフトが8200万本、本体が2000万台、Wiiソフトが1700万本(同梱ソフトを除く)、本体が600万台を見込んでいます。

Wiiについて任天堂の森専務は「能力いっぱいに生産しているが、それでも品薄になる可能性がある」と会見で述べたそうです。

ちなみに、少し前に「LiveMove」というWii向けのミドルウェアを発表したAiLive Inc.は元々はiKuni Inc.という会社だったようです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

    「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  2. テレビ業界から飛び火した「ラウドネス問題」って何だ?SIG-Audio#01「ラウドネス勉強会」レポート

    テレビ業界から飛び火した「ラウドネス問題」って何だ?SIG-Audio#01「ラウドネス勉強会」レポート

  3. 「さあ、行こう!GAMEの時間です。」―東京ゲームショウ2008開催概要が決定

    「さあ、行こう!GAMEの時間です。」―東京ゲームショウ2008開催概要が決定

  4. 新しいステージに一緒に行ける人を募集・・・ゲームフリーク訪問記(後編)

  5. 【E3 2009】取材を振り返って Vol.4 土本学 「悲観のGDC、楽観のE3」

  6. 【GDC2010】「物理演算によるアコースティックレンダリング」で音を作り出す挑戦・・・『ファイナルファンタジーXIII』

  7. 【特集】プラチナゲームズ・稲葉敦志氏に訊く、プロデューサーとディレクターに必要なもの

  8. 【昨日の人気記事チェック】任天堂『ソーマブリンガー』公式サイト開設―モノリスソフト開発、曲は全曲が光田康典氏(1月22日)

  9. 『ラグナロク』の韓国グラビティが、アンリアルでモバイルオンラインRPGを開発・・・「Unreal Japan News」第79回

  10. 【週間売上ランキング】新作は4本、サッカー×2が人気

アクセスランキングをもっと見る