操作はタルコンガの左右と手拍子センサーを使います。左右でドンキーの移動、両方を同時に叩くとジャンプします。拍手することで音波が出て敵を攻撃したり、地形に様々な変化が出たりします。今までに無い操作法に慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、直ぐにこれ以外考えられなくなる事間違いありません。
ゲームは幾つかの「世界タル」から構成されていて、各「世界タル」の中に4つずつステージがあります。各ステージは2つのステージとボスステージから成っています。ステージでは獲得したバナナの数に応じて、ゴールド(800以上)・シルバー(400以上)・ブロンズのクレストが貰えます。このクレストの数で次のステージが登場していきます。「世界タル」の4つのステージをクリアすると次の「世界タル」が発見されます。(恐らく「世界タル」は4つ。つまり4x4で16ステージ)
ステージは森林、洞窟、火山、雪山など様々なバリエーションが存在しています。ステージでは基本的にバナナを集めながら奥へ奥へ進んでいくことになりますが、その中には多くの仕掛けが置かれています。以前のドンキーコングシリーズには回転するタルがありましたが、似たような仕掛けがあります。これと壁キックやツルを組み合わせて空中で地上に降りることなく沢山のアクションを決めながらバナナを取ると、コンボになりより多くのバナナが得られます。ステージはコンボを上手く決めていけるような設計になっていて、言ってこればソニックのようにある程度進むべき道が想定されています。そのため自由度は低いかもしれませんが、タルコンガの直感的な操作と共に爽快感を感じさせてくれます。
グラフィックはそれほど書き込まれている風でもありませんが、とにかく綺麗で、ゲームキューブ史上最高なのではないかという気がします。エフェクトスタッフが『風のタクト』にも関わっていた方ということもあってか、そういう雰囲気を感じる場面もありました。
全体的な印象としては、やはり任天堂のアクションだけあって悪かろうはずがありません。タルコンガを叩くだけの単純で体感的なアクションは遊ぶ価値があります。夜に遊べないことや、長い時間遊ぶと手が疲れることが欠点ですが、もし財布に余裕があれば是非遊んで貰いたいゲームです。タルコンガ、ということだけで敬遠してしまうのは勿体無さすぎます。実は中心スタッフは余り評判の良くなかった『マリオサンシャイン』のメンバーなのですが、名誉挽回の一作です。
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