人生にゲームをプラスするメディア

2008年の1位は「新感覚コントローラTVゲーム」=「Wii」?〜電通総研が今年の話題・注目商品を総括

電通総研の消費者研究センターは2008年11月26日(水)、「消費者が選んだ2008 年話題・注目商品」を発表しました。

ゲームビジネス その他
電通総研の消費者研究センターは2008年11月26日(水)、「消費者が選んだ2008 年話題・注目商品」を発表しました。

毎年恒例として発表されているもので、今年の1位には「新感覚コントローラTVゲーム」が輝きました。具体的な商品名は明らかにされていませんが、これは任天堂Wiiのことと考えて間違いないでしょう。ちなみに昨年1位だった「ペンタッチ携帯ゲーム」は今年5位。この「ペンタッチ携帯ゲーム」も、同じく任天堂のDSシリーズを指していると思われます。

なお2位 は『崖の上のポニョ』、3位は地デジ対応大画面薄型テレビ、4位は割安商品(PB 商品/アウトレットモール)でした。

電通総研では、今年および来年に向けた消費潮流キーワードを『攻守切替消費〜生活を守りながら楽しむ知恵の消費〜』としており、ただ漫然と消費するのでなく、こだわりのある分野などに「攻めの心理」を垣間見せる賢い消費行動が特徴的であったとしました。

なかでも「新感覚コントローラTVゲーム」については、「永遠の未完成系価値=バージョンアップなど発展の可能性が消費者の期待を高めるとともに、具現化により価値が上昇していくもの」という捉え方で、初音ミクや電子マネー、さらにはディズニーランドと同傾向の娯楽だとしています。

1. 新感覚コントローラーTVゲーム
2. 「崖の上のポニョ」
3. 地デジ対応大画面薄型テレビ
4. 格安商品(PB商品/アウトレットモール)
5. ペンタッチ携帯ゲーム
6. ワンセグ対応端末
7. 電子マネー
8. タレント牧場生キャラメル
9. コンパクトデジタルカメラ
10. エコグッズ
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

    【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

  2. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

    令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  3. 教育分野へのゲーム的アプローチとは?「PlayStation x IT 教育がつくる次世代エンタテインメント」セッションレポ【CEDEC 2018】

    教育分野へのゲーム的アプローチとは?「PlayStation x IT 教育がつくる次世代エンタテインメント」セッションレポ【CEDEC 2018】

  4. 9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

  5. ゲームのナラティブはどうして議論がわかりにくい? 立命館大学ゲーム研究センターの研究員が徹底議論

  6. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  7. 先月お引っ越ししたイメージエポックへ会社訪問に行ってきました。

  8. 【Autodesk×Unity】セガが語るUnityで作るiPhoneゲーム、そしてコンテンツ工学

  9. 【CEDEC 2014】知っておきたいゲーム音楽著作権、JASRACが教える有効な利用法

アクセスランキングをもっと見る