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コーエーテクモHD、業績予想上方修正で過去最高益へ ― 『ゼルダ無双』『ドラクエヒーローズ』が好調

コーエーテクモホールディングスは、平成26年5月1日に公表した業績予想を修正しました。

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コーエーテクモホールディングスは、平成26年5月1日に公表した業績予想を修正しました。

◆連結業績予想数値の修正


【平成27年3月期連結累計期間】(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
■売上高
 前回予想 380億円 → 修正予想 376億円 増減額 △4億円(△1.1%)
■営業利益
 前回予想 80億円 → 修正予想 93億円 増減額 13億円(16.3%)
■経常利益
 前回予想 110億円 → 修正予想 132億円 増減額 22億円(20.0%)
■当期純利益
 前回予想 70億円 → 修正予想 93億円 増減額 23億円(31.9%)
■1株当たりの当期純利益
 前回予想 80円58銭 → 修正予想 106円80銭

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

PS4/PS3/PS Vitaソフト『戦国無双4-II』、PS4/PS3/Xbox One/Xbox360/PCソフト『DEAD OR ALIVE 5 Last Round』、『100万人』シリーズや『大航海時代V』などの主力ソーシャルゲームやイベント関連が順調な動きとなったほか、任天堂とのコラボレーションタイトルであるWii Uソフト『ゼルダ無双』の全世界出荷数が100万本突破や、コーエーテクモゲームスのω-Forceが開発を担当したスクウェア・エニックス発売のPS4/PS3ソフト『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』が好調に推移しました。

また、一部新作では発売やサービス開始時期を平成27年4月以降に延期したものの、ダウンロード販売など利益率の高い売上が増加したことや、独自開発ツールの活用、費用対効果を徹底したマーケティング展開など、継続的なコスト低減に努めたことに加えて、円安、株高などを背景に金融収支も大幅に向上した結果、売上高は当初予想を下回るものの、営業利益、経常利益、当期純利益が当初予想を上回ることになったとして、上記の通りの業績予想を修正しています。

この結果、売上高は2期連続の増収、営業利益、経常利益、当期純利益は5期連続の増益となり、経営統合以来、最高の業績となる見通しであるとしています。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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